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デジカメのボイスコントロールに関するソニーの特許出願

2022年5月11日付けでソニーの気になる特許出願が公開。デジタルカメラのボイスコントロールに関する内容となっています。モード変更、ファイル転送、生体認証ロックなど複数の活用方法を検討している模様。

概要

  • 特表2022-525176
  • 【公表日】2022-05-11
  • 【発明の名称】音声コマンドを使用してカメラインタフェースを制御するための技術
  • 【出願日】2020-04-20
  • 【出願人】
    【識別番号】000002185
    【氏名又は名称】ソニーグループ株式会社
  • 音声コマンドを使用してカメラ機能を制御して、面倒なメニュー操作の必要をなくすことができる。特定のカメラモード、例えば、P、A及びSモードのみで、音声コマンドを有効にすることができるが、オートモードではできない。
  • 【0002】
    本原理によって認識される問題は、カメラセットアップメニュー又は設定に迅速かつ容易に到達できることである。カメラは、特定のカメラ設定を見つける又は検索することを困難にする複雑なメニューシステムを有する傾向がある。
  • 【0003】
    所望の調整を見つけようとしてデジタルカメラのメニューシステムを探しまわるのではなく、ずっと容易な音声制御を実装して、様々なカメラ設定に変更を加えることができる。例えば、ユーザは、バルブモードに最終的に達するまでシャッター速度を調整し続けるのではなく、音声コマンドを介して、バルブモードに入るようにカメラに命じることができる。キーワードを認識するためのプロセッサが、カメラ又はカメラと無線通信するリモートコントロールの内部に存在することができる。キーワードを介して又はボタンを押すこと(例えば、シャッターボタンの半押し又はリモートコントロールのボタン)によって、音声制御を作動させることができる。
  • 【0004】
    音声制御は、特定のモードのみ(例えば、P、A、S又はMのうちの1又は2以上のみ)で実装することができ、オートモードではできない。或いは、音声制御は、オートモードのみで実装することができるか、又は全てのモードで実装することができる。
  • 【0005】
    まず、音声コマンドをキーワードセットに限定することができ、次のファームウェアの更新は、更なる機能が利用可能になるとそれを追加する。音声コマンドを使用して、メモリリコール(MR)設定を変更して、カメラが2又は3よりも多い設定(例えば、ボタン又は機械的制限)を有することができるようにすることもできる。音声コマンドを使用して、スマートフォン、ラップトップ、又は他のスマートデバイスにファイルを転送することができる。
  • 【0006】
    また、「オートフォーカスを検索する」などの音声コマンドに応答して、カメラ機能の検索を実行することができる。検索の結果をカメラのディスプレイ上に提示することができ、ディスプレイは、タッチ検知型とすることができる液晶ディスプレイ(LCD)として、ユーザが特定の検索項目を選択することによって適切なメニューを提示させるようにすることができる。
  • 【0007】
    更に、カメラの生体測定機能として音声認識を実装して、カメラ機能を確実にロック及びアンロックすることができる。カメラのシャッターボタン又は他の表面に、指紋センサを設けて、更なる生体測定ロック/アンロック機能を提供することができる。メニュー又は音声コマンドを使用して、生体測定機能を作動させる及び作動しないようにすることができる。
  • 【0008】
    リモートコントロールを使用してカメラを制御する場合、Wi-Fiを使用してリモートコントロールとカメラとの間の通信を実装して、ファイル転送を可能にすることができる。一方、ファイル転送ほどの帯域幅を必要としないコマンドには、Bluetoothなどの他のプロトコルを使用することができる。

音声制御はキヤノンもいくつか特許出願を見たことがあり、同じような手法をソニーも検討しているようです。これが実用化されるのか不明ですが、特にソニーは小型軽量カメラが多く、物理操作に頼らないインターフェースは面白いかもしれませんね。一般的なカメラでもメニューの奥深くある機能を音声入力一発で呼び出すことが出来ると非常に便利。ボタンカスタマイズの自由度も高まりそうです。カメラに向かってブツブツしゃべるのは少し奇妙に見えるかもしれませんが、「OK Google」「アレクサ」に慣れているのなら問題ないはず。

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