4月25日でタムロンの気になる特許出願が公開されています。
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タムロンがMFT超望遠を考えている?
- 【公開番号】特開2019-66676(P2019-66676A)
- 【公開日】2019年4月25日
- 【発明の名称】インナーフォーカス式結像光学系及び撮像装置
- 【出願日】2017年10月2日
焦点距離 F値 像高 全長 実施例1 291.00 4.12 11.15 234.63 実施例2 291.00 4.12 11.15 244.95 実施例3 290.99 4.12 11.15 234.15 実施例4 290.98 4.12 11.15 234.15 実施例5 387.90 4.62 11.15 255.03 実施例6 388.00 4.62 11.15 265.00 実施例7 485.00 5.80 11.15 275.00 実施例8 485.02 5.80 11.15 275.00
ざっと見る限りでは産業用では無く民生用スチルカメラ向けの超望遠単焦点レンズのように見えますね。
文献や像高を確認するとマイクロフォーサーズ用のレンズっぽく見えます。画角は35mm判換算で600mm・800mm・1000mmに相当する超望遠単焦点。マイクロフォーサーズ用レンズをあまりリリースしないタムロンが急にこのカテゴリのレンズを登場させるとは考えにくい。しかし、望遠レンズの小型化はセンサーサイズの影響を大きく受けるため、マイクロフォーサーズシステムの利点であり、価格とサイズ次第で需要は一定数あるかもしれません。
ちなみに300mm F4はオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」とレンズ構成が全く異なります。
また、タムロンの分割特許として5月9日付けで回折光学素子に関する出願が公開されています。以前にも話題となった特許出願ですが、今回の超望遠レンズの特許出願に採用はされていない模様。
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