イギリスの会社「Photogram AI」が1100万画素クアッドべイヤーセンサーを搭載したマイクロフォーサーズカメラ「Alice Camera」を発表。マイクロフォーサーズマウントのレンズ交換式ミラーレスで、スマートフォンとドッキングして使用する模様。
Alice Camera
Alice Camera:BETTER CONNECTIVITY THAN A DSLR WITH HIGHER QUALITY THAN A SMARTPHONE
- Alice Camera™はコンテンツ制作者のために英国で作られているAIアクセラレータカメラ。専用のAIチップを搭載したレンズ交換式カメラであり、機械学習を高め、カメラができることの限界を押し広げる。
- Aliceはコンセプトプロトタイプの段階にあり、2020年秋にIndiegogoで公開される予定だ。
- Aliceはコンパクトで薄型のカメラで、ほとんどの標準的なスマートフォンをカメラ背面に取り付けることができる。
- 人間工学に基づいたグリップは、撮影する際の手の置き場所と安定性を向上させる。
- 最も柔軟でコンパクトな交換レンズシステムであるマイクロフォーサーズレンズマウントを採用しており、50種類以上のプロ品質のレンズを用意している。
- Aliceのマイクロフォーサーズセンサーは、低照度下での撮影に優れており、クロップなしで高品質の4Kビデオを撮影することが可能だ。大きなピクセルサイズと革新的なクアッドベイヤー構造により、非常に低いノイズと高いダイナミックレンジを実現。
- デジタル技術が1990年代を変えた様に、人工知能が2020年代の写真を変えようとしている。
- 主な仕様
ーアルミボディ
ーマイクロフォーサーズマウント
ー1100万画素クアッドべイヤーHDR
ーディープラーニングカラーサイエンス
ー電子手ぶれ補正
ーAIによる自動露出
ーAIによる自動フォーカス
ーMicro SDカード
ーUSB-C充電
ー3.5mm マイク端子
ー5GHz WiFi- 本体価格:750ポンド
ー早期割引:450ポンド
ーIndegogo:550ポンド
スマートフォンと連携するタイプのカメラはソニーやオリンパスが過去に投入していますが、現在は廃止されてしまっています。(OLYMPUS AirやQX1など)
まさか再びこのようなシステムがマイクロフォーサーズシステムでお目にかかれることになるとは驚きですね。APS-Cやフルサイズと比べ、レンズが小型軽量であり、既に豊富なラインアップが揃っているのは魅力的。
面白いのはオリンパスやパナソニックが導入していない低画素のクアッドべイヤーセンサーを採用していたり、AI技術を積極的に利用したカメラであること。センサー性能をはじめ、どのような使い勝手・撮影体験のカメラとなるのか気になるところ。
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