韓国のレンズメーカーであるサムヤンが新しいシネマ用レンズシリーズ「V-AF」を発表。タリーランプを搭載し、サイズや色調が統一されている模様。最初のレンズとして「C-AF 75mm T1.9」を投入予定とのこと。
Samyang Unveils TheWorld's First Cine Autofocus Lens Series, "V-AF"
2022年9月8日、韓国・ソウル。Samyang Optics (CEO Hwang Choong-hyun),は、動画撮影をより便利にするレンズの新シリーズを発表。
Samyang V-AF
20mm T1.9│24mm T1.9│35mm T1.9│45mm T1.9│75mm T1.9Samyangは、お客様のニーズを把握し、そのニーズに合わせて映像コンテンツ制作者向けに最適化した新しいレンズのラインアップを発表する。新ラインナップ「V-AF」は、映像コンテンツ制作の利便性を追求した、世界初の映像クリエイター向けレンズだ。この新しいV-AFラインアップの最初のレンズはV-AF 75mm T1.9で、Samyangは2023年末までにさらに4本のレンズをリリースする予定だ。
V-AFは、5種類の焦点距離(超広角?中望遠)で統一されたフォームファクターを適用することにより、ジンバルやドローンとの親和性を高めている。73×70mmのコンパクトサイズと300g以下の軽量化を実現することで、レンズ交換時に機材をセットし直す必要が無い。
優れた操作性のタリーランプ
前面とマウントインデックスに配置されたランプにより、撮影時に映像の記録有無を確認することが可能だ。機材が少ない場所でも、より便利に映像コンテンツ制作をサポートする。
8Kに対応し、色調も同じに
新V-AFシリーズは、小型・軽量ながら最大8Kの解像度に対応し、手持ちジンバルやドローンでの使用はもちろん、スタジオやロケでの制作にも適している。新V-AFシリーズ内のレンズはすべてカラーマッチングされており、レンズ交換時のずれを防ぎ、9枚の絞り羽根で自然なボケ味を実現している。
カスタムスイッチ&ボタン
プロ用シネ機器で一般的な「フォーカスセーブ」機能や、ファームウェアで機能を追加するカスタムモードを搭載し、シネマトグラファーを夢見る学生やアマチュアユーザー向けに映像に特化した機能を提供する。
新型V-AF 75mm T1.9とそのシリーズは、IBC2022(オランダ・アムステルダム、9月9日?12日)で世界初公開される。
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