Sony Alpha Blogがシグマ「24mm F1.4 DG HSM E-mount」のレビューを掲載しています。
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大きな欠点が無く競合が存在しないレンズ
- ビルドクオリティは優れている。
- レンズフードは完全なプラスチック製だ。反射やフレアを低減する植毛はされていない。
- オートフォーカスは高速で効果的だ。顔検出は接写時の瞳AFと同じように良好な動作である。
- このレンズはソニー35mm F1.4 ZAやシグマ35mm F1.4と同じようなサイズであり特に大きなレンズではない。ただし、重量はGMやツアイスと比べて25%ほど重い。
- シャープネス:α7R III
・中央:F1.4でとても良好、F2~F11まで優れており、F16で回折の影響を受ける。
・四隅:F1.4でまずまず、F2で良好、F2.8でとてもよくなり、F4?F11まで優れている。F16で回折の影響を受ける。
・像面湾曲が大きく、四隅は中央と比べてシャープネスが劣る。しかし、これは大口径の広角レンズの多くに当てはまることである。
・FEマウントのSamyang 24mm F1.4 ED AS IF UMCと比較すると、シグマのF1.4はサムヤンのF4と同じくらいシャープである。- 周辺減光は目立つがF2.8付近で解消する。
- 歪曲はとても小さい。
- 色収差はとても少ない。
- フレア耐性はコントラストを損なっておらずとても良好だ。
- 光芒は絞ると発生する。
- 後ボケは広角レンズらしくとても滑らかなボケとはならない傾向がある。
- 玉ボケは年輪ボケも無く良好だ。
- 発色は良好である。
- 動画撮影時のオートフォーカスは問題無い。絞り値を変更する場合はカメラを操作しなければならず、操作音がノイズとして拾われる可能性がある。
このレンズは他に替えが無い優れたレンズだ。サイズと価格は程よく、実写では絞り開放でとても良好なシャープネスを持つ光学性能である。そして近接時は素敵なボケ描写となる。
絞って風景撮影として使う場合はF4で四隅までシャープな描写である。もしこの焦点距離が好きなのであれば強くおススメできるレンズだ。
とのこと。
24mmの単焦点はソニーEマウントに不足しているレンズですね。現状(2018-7-12)でFE24mm F1.4 GMの噂はありますが、まだ正式にしておらず、シグマ24mm F1.4はライバル不在と言うことが出来るでしょう。
光学性能は申し分なく、「近接以外でボケが柔らかくない傾向がある」と言った程度でしょうか?
像面湾曲による四隅への影響は一眼レフ用の評価から言われているポイントですね。絞り開放で四隅のピントを気にするシーンは少ないと思いますが、天体撮影などで使おうと思っている人は注意するべきポイントかもしれません。
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