Admiringlightがシグマ「60mm F2.8 DN」のレビューを掲載しています。
Admiring Light
- 60mm F2.8 DNは他の2本のDN Artレンズと同じ作りのレンズだ。薄く軽量な金属製の鏡筒だ。他2本よりも少し長いがEマウントカメラのための小型軽量で美しいレンズである。
- 全体的に素晴らしい仕上がりだが、鏡筒表面には指紋が付着しやすい。
- フォーカスリングは滑らかに回転する。
- フローティングフォーカスなので電源オフ時にレンズを振るとガタガタと音がする。
- オートフォーカスはとても静かで比較的高速だ。30mm F2.8より遥かに高速だが、Eマウントレンズの最速ではない。残念ながら位相差検出には対応していないようで、C-AFの撮影には適していない。中央AFポイントで動作すると言われているが、動く被写体にピントは合わなかった。
- お手頃価格なレンズだが、画質はとても良好だ。F2.8からとてもシャープで中央は優れ、端も非常に良好だ。絞ると抜群となりフレーム全域でシャープとなる。56mm F1.2・42.5mm F1.2・75mm F1.8などと同じく、今日のミラーレスで利用できる最もシャープなレンズの一つだ。
- ボケはとても素晴らしいが際立ってはいない。アウトフォーカスは滑らかに描写されるが、玉ボケに非球面レンズの影響が少し見受けられる。しかし、このカテゴリではとても堅実なパフォーマンスだ。
- 豊かな発色で鮮やかなコントラストを備えている。
- 倍率色収差は無視できるレベルで軸上色収差も比較的良好に補正されている。
- 逆光耐性は良好でフレアやゴーストは極わずかだ。
- 周辺減光は経度でF4まで絞ると解消する。
長所:コンパクトで美しい仕上がり・絞り開放からシャープ・素敵なボケ・優れた色収差補正・低歪曲・逆光耐性・正確で静かで高速なAF・絞り値全域で優れた色とコントラスト・フードとケースが付属・抜群の価格設定
短所:像面位相差AF非対応・指紋が付着しやすい
短所は少なく、そのうち一つはレンズ使用上問題無い。低価格で光学性能は優れており絶対的に素晴らしいレンズだ。これ以上何を求めることがあるだろうか?
唯一の問題は像面位相差AFに対応していないため被写体追従に最適なレンズではない事だ。うまくいけばファームウェアアップデートで対応するかもしれない。追従性能を必要としないのであれば本当に不満の無いレンズでカメラ業界で最高のバーゲンセールだ。
とのこと。
多くのレビューサイトでとても評価の高いレンズですが、Admiringlightも例外では無いようです。
「フローティングフォーカス」と言うのはフォーカス方式のことではなく、「リニアモーター駆動により固定されていないフォーカスレンズ」を指しているものと思われます。磁力で駆動しているため電源オフの間は固定されずカラカラと音が発生する模様。
Eマウントの像面位相差AFに対応してないとは意外でした。マイクロフォーサーズでは特に意識することなく使っていましたが、Eマウント用は互換性の点で気になるポイントがありそうですね。とは言え、多くのレビューを見る限り動かない被写体には特に問題無いフォーカス速度とのこと。
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