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七工匠 7Artisans 35mm F1.2 IIはとても素晴らしいボケ味のレンズ

Sony Alpha Blogが七工匠の交換レンズ「7Artisans 35mm F1.2 II」をレビューしています。I型と比べてボケや逆光耐性が改善しているみたいですね。シャープネスや色収差は相変わらずですが、絞れば風景でも使える性能と述べています。

開けて美ボケ、絞ればシャープ

Sony Alpha Blog:7Artisans 35mm F1.2 II

  • このレンズには以前にテストした「」の新しいバージョンだ。
  • レンズの仕様:
    ・重量:218g
    ・価格:未定
    ・全長:39.7mm
    ・絞り羽根:10枚
    ・最短撮影距離:28mm
  • フルマニュアルレンズなので、絞りリングとフォーカスリングが備わっている。電子接点は存在しない。
  • レンズは総金属製でビルドクオリティは比較的良好だ。フォーカスリングは滑らかに動作するが、クリック付き絞りリングは少し壊れやすいように感じる。
  • シャープネス:
    ・α6000:2400万画素
    ・中央:絞り開放で平凡、F1.4で良好、F2~F2.8で優れた結果となる。
    ・四隅:F2まで悪いが、F4まで絞ると非常に良好だ。
    ・フレーム全体で優れたパフォーマンスを発揮するのはF8だ。
    ・ある程度の像面湾曲が見られるため、絞り開放で四隅にピントを合わせると中央がシャープとならない。その逆も然り。
  • 周辺減光は絞り開放で適度に発生し、F2.8で解消する。
  • 歪曲収差は中程度から強い影響が見られる。
  • 逆光耐性は良好だ。
  • 色収差は絞り開放で目に付く。
  • ボケはとても良好だが、F2まで絞ると10枚羽根の形状が現れる。
  • 後ボケは柔らかく素晴らしい描写だ。
  • 発色はとても良好である。
  • I型との比較
    ・中央のシャープネスはI型のほうが良好だ。F2.8で同等となる。
    ・I型の個体が特に良かった可能性がある。
    ・歪曲収差と周辺減光はII型で改善している。
    ・逆光耐性はII型が遥かに優れている。
    ・色収差は同等だ。
    ・玉ボケはII型のほうが優れている。
    ・発色はII型のほうが自然な描写だ。
    ・動画撮影ではクリックレスのI型が好みだ。
  • 実写ではボケと発色がとても優れている。ただし、解像性能が不足している。F5.6まで絞ればストリートや建築物、風景撮影に使えるシャープネスがフレーム全体で実現されている。

APS-C用の35mmとしてはとても素晴らしいボケ描写のレンズだ。F2以下のシャープネスは平凡だが、F4まで絞ると優れた結果を得ることが出来る。
I型と比較すると、いくつかの点で改善しており、玉ボケ・逆光耐性・発色・周辺減光が良好だ。
残念ながら、F2未満のシャープネスとクリック付き絞りリングの影響で動画には適していない。

長所:F2.8で優れた中央シャープネス・F4で良好な四隅シャープネス・非常に良好なボケ・非常に良好な発色・逆光耐性

平凡:ビルドクオリティ・中程度の周辺減光・色収差・像面湾曲・歪曲収差・絞り羽根

短所:F1.2~F1.4のシャープネス・F2.8までの四隅シャープネス・クリックレスの絞りリングでは無い

とのこと。
手ごろな価格のMFレンズですが、絞り開放付近のボケ描写と絞った際のシャープネスは良さそうですね。美ボケとシャープネスの両立は難しそうですが、割り切って使えばコストパフォーマンスは高いと感じるかもしれません。作例を確認してもまずまず良好な描写に見えます。
実は私も流通前にPERGREARから一つお借りしており、なかなか面白いレンズと感じています。
ソニーEマウントには「30mm F1.4 DC DN」「30mm F2.8 DN」「VILTROX AF 33mm F1.4 STM」など、比較的手ごろな価格設定のAFレンズが多いのが悩ましいところですが、MFで問題なければ面白い選択肢となるかもしれません

7Artisans 35mm F1.2 II交換レンズデータベース

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