Admiring Lightがカールツアイス「Batis 2/25」のレビューを掲載しています。
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高価だが優れた汎用性の広角単焦点
- Batis 85mm F1.8と比べて同じ直径だが全長は少し短いだけであり、同じような外観のレンズだ。
- ほぼ完全に金属製の鏡筒だ。
- ミラーレスとしてはやや大きなレンズだが、見かけほど重くはない。α7 IIとの組み合わせは良好だ。
- フォーカスリングは滑らかで正確だ。
- 20分ほど雨の中で撮影したが、レンズもカメラも特に問題は無かった。
- 有機ELモニタはフィート、またはメートルでピント距離および被写界深度が表示される。特に無限遠側の表示はとても正確だ。
- オートフォーカスは静かで高速だ。正確さに問題は無い。
- とてもシャープなレンズだ。F2は四隅がいくらかソフトだが、フレームの大部分はとてもシャープである。絞ると四隅もシャープとなる。
- 25mmだがF2の明るさでボケ量は大きい。しかし、滑らかなボケ質と言う訳では無い。軸上色収差によるボケの色づきが見られる。
- ツアイスらしいパンチの効いたコントラストだ。絞り値全域で維持されている。
- 倍率色収差の補正はとても良好だ。
- 歪曲は直線的な被写体を撮影する場合には後処理がしたくなる。
- 周辺減光はF11まで絞っても目に見える。
- 逆光耐性はとても良好だ。
長所:耐候性を備えた素晴らしい作りの鏡筒・滑らかなフォーカスリング・OLEDディスプレイ・絞り開放からとてもシャープ・ツアイスらしいパンチの効いたコントラストと優れた発色・倍率色収差の補正・高速で静かで正確なオートフォーカス
短所:高価・軸上色収差・周辺減光
典型的なツアイスのコントラストと色を備え、抜群にシャープなレンズだ。しかし、ボケは平均的で軸上色収差と周辺減光はややマイナスポイントである。全体的に見ると一貫した画質で高速・正確なAF、そしてクローズアップ性能を加味すると優れた汎用性だ。
唯一のマイナスポイントは価格だ。とは言え、この価格設定でも多くの購入者がいることだろう。個人的にはBatis 85mmほど熱狂しなかったが、それでも使って楽しいクオリティのレンズだ。優れたEマウント広角レンズを探しているのであれば良い選択肢だろう。
とのこと。
他のサイトでも指摘されているように周辺減光は大きく、改善し辛いようですが他の描写性能は全体的に良い模様。
2015年のレビューなので「FE 24mm F1.4 GM」が登場した現在ではまた違った見方となるかもしれません。
とは言え、GMより安価なので1段の明るさを我慢すれば手頃な選択肢と言えそうです。
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