Lesnumeriqueがコシナの交換レンズ「Voigtlander Color Skopar 21mm F3.5 E-mount」のレビューを掲載しています。
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小型軽量で低歪曲のレンズだが…
- 39.9mmの全長、62.8mmの直径、そして重量はわずか230gだ。レンズサイズがメリットであるのは明らかで、旅のお供に最適なレンズとなってくれるはずだ。
- 総金属製の鏡筒は申し分ない。電子接点を備えているためカメラ側にレンズの情報は記録される。
- レンズマウントにガスケットは備わっていない。
- フォーカスリングは回転角が大きく精度の高いマニュアルフォーカスが可能だ。
- 絞りリングはとても狭いが、1/3段ごとにしっかりとクリック感のある動作だ。
- 金属製レンズフードはねじ込み式となっており理想的なデザインでは無い。
- 実写ではマニュアルフォーカスながら自動アシスト機能で簡単に操作できる。
- 最短撮影距離が短いので思っていたより汎用性が高い。F3.5にも関わらず、寄ればしっかりボケを表現することも可能だ。
- 玉ボケは完全に円形とはならず、最も美しいボケ味ではない。一方でF11まで絞った時に美しい光条が発生する。
- 周辺減光は絞り値全域で発生する。絞っても一定量の減光が残存するが非難すべきほどでは無い。
- 広角レンズにも関わらず歪曲収差が無い。建築物の撮影でも心配なく使うことが出来る。
- 解像度:α7R II
・テスト結果はImatestのソフトウェアを使って確認している。
・四隅は非常に低解像で絞っても大きく改善しない。
・対照的に中央は絞り開放から良好でF11まで絞ると非常に良好なピークに達する。F16で回折が発生するものの、本当に低下するのはF22のみだ。
・ツアイスLoxia 21mm F2.8と同条件で比べると著しく劣っている。長所:コンパクト・軽量・電子接点・歪曲が無い・周辺減光・最短撮影距離
短所:非防塵防滴・F3.5・隅の画質・MFレンズ
良好なビルドクオリティで小型軽量なレンズにも関わらず良好な歪曲収差と最短撮影距離である。残念ながら画質の均質性に欠けているのはがっかりだ。
とのこと。
色々なブログやメディアの中では評価が悪い結果となっているようです。画質の均質性を重視するLesnumeriqueとしてはこんなものかもしれませんね。
このレンズはレビュワーによって評価がかなり割れているレンズです。おそらく使用時の撮影距離に影響していると思われ、比較的近距離でテストしてると推測されるLesnumeriqueやPhotographyBlogでのシャープネス評価が低くなっています。一方で実写の評価が多いAdmiring LightやSony Alpha Blogでは良好なシャープネスと高い評価になってます。
また、歪曲収差も人によってまちまちとなっているので各所の作例は確認しておくべき。共通しているのは小型軽量・周辺減光が大きいと言うことでしょうか。
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