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EOS RPを使って感じた良いポイント・悪いポイント

更新日:

このページではキヤノンのフルサイズミラーレス「EOS RP」を1か月ほど使って感じたポイントをまとめています。

管理人の評価

ボディサイズ とてもコンパクトで軽量だが小型レンズが(まだ)無い
デザイン キヤノンらしいデザイン
グリップ EG-E1装着でほぼ完璧
操作性 マルコンが無い以外は特に大きな問題なし
カスタマイズ 一眼レフと比べると良好
画質 フルサイズらしい画質だがシャドウ持ち上げは苦手
オートフォーカス 連写と分けて考えるとかなり良好
連写 連写速度は非常に遅い・連写枚数は非常に多い
ファインダー 並みの性能だが十分良好
モニター フルサイズミラーレスでは貴重なバリアングルモニタ
通信機能 アプリを含めてかなり安定して快適な使い勝手
バッテリー USB充電対応ではあるものの予備は欲しい
総合評価 部分的に「惜しい」と感じるものの、全体的に高評価
満足度
90%

ミニマムなボディデザインの割に操作性は悪く無く、コンパクトなレンズと組み合わせることでとても気軽に持ち歩けるフルサイズミラーレス。価格帯的に小型軽量なα7 IIと被るものの、操作性はEOS RPのほうが上。

個人的にはカジュアルユースで使う場面が多く、特にその場合に多用するスマホとの通信機能が安定して快適な動作である点がおススメ。

主な減点は電子先幕シャッターに起因する問題と現行のRFレンズラインアップ。将来的に電子シャッターが全面的に解禁され、コンパクトなRFレンズが登場するとかなり使いやすいカメラに化けると思われます。

好みが分れるポイントは連写速度とRAW現像時のシャドウ持ち上げ耐性。

EOS RPの良いポイント

軽くてコンパクト

EOS RPは数あるフルサイズミラーレスの中でも非常に軽いカメラボディ。ほぼ最軽量で高さを抑えたカメラデザインは収納性が特に良好。

ボディサイズが抑えられている割にはグリップが良好で操作はEOS Rに近い感覚で扱うことが出来ます。

携帯性はソニーの初代α7に近いですが、より良好なグリップと操作性を備えてこのサイズと重量を実現。個人的にはベストスモールフルサイズミラーレス。

ただしレンズは大きい

 

現状のRFレンズラインナップはサイズが大きなものが多く、EOS RPのサイズに合うものは「RF35mm F1.8 IS マクロ STM」くらい。

例えば唯一の標準ズームである「RF24-105mm F4L IS USM」はフルサイズミラーレス用標準ズームとしてはやや大きめ。EOS RPと組み合わせると良好な携帯性がスポイルされてしまいます。EOS RPのグリップがあれば扱えないことは無いけど、バランスは間違いなく悪い。

キヤノンなら今後のレンズラインアップにコンパクトなレンズ群を盛り込んでくると思われますが、現状では注意が必要なポイント。

良好なカメラグリップ

フルサイズミラーレスとしては非常に軽量でコンパクトなカメラですが、思いのほか立派なカメラグリップを備えています。

EOS Rほど大きくないものの、グリップ性と操作性はとても良好。さらにエクステンショングリップ「EG-E1」を装着するとEOS Rよりも良いと感じるほど。EG-E1装着時の快適さはフルサイズミラーレスの中でもトップクラス(α7II・α7 III+カメラプレート・Nikon Z 7・EOS Rと比べて)。

フルサイズ画質

高感度ISOノイズは良好に抑えられ、より高価なEOS Rと比べて遜色ないパフォーマンスを発揮。フルサイズ画質らしく、APS-Cと比べて屋内や夕景・夜景での撮影はかなり快適と感じるはず。実勢価格で13万円のフルサイズミラーレスとしては十分以上の画質と言えるでしょう。

その一方でシャドウの持ち上げが少し苦手です。例えば逆光シーンで日陰となっている部分を後処理で大きく持ち上げるような場合は同価格帯のフルサイズ(例えばD750やα7 II)のほうが使い勝手は良好。あくまでも後処理でシャドウを持ち上げた場合、それも低感度ISOを利用した場合に限られるので気にする必要はそこまで無いでしょう。

ミラーレスEOS最新のAF

キヤノンのミラーレスEOSとしては最新のAFアルゴリズムと機能性のカメラ。

サーボAFに対応した瞳検出機能が真っ先に導入され、EOS Rにはまだ実装されていない「スポット1点」にも対応しています。

実際に様々なメーカーのフルサイズミラーレスを触った身としては、まずまず良好で実用的なオートフォーカス機能だと感じます。特に滑らかで高速なAFのRF24-105mmなどと組み合わせるのがおススメ。

自由度の高いカスタマイズ

EOS Kiss Mから始まったカスタマイズの自由度向上はEOS RPでも健在。

従来のEOS一眼レフカメラでは制限の多かったボタンカスタマイズの自由度が飛躍的に向上しています。なんと言っても方向ボタンへのカスタマイズが可能となり、MENUやQボタンなどをカスタマイズで割当可能となっているのが目新しいと感じるはず。

コンパクトなボディデザインでボタン数は少ないですが、それを補うに余りあるボタンカスタマイズ。

安定した通信機能

EOS RPを車に置き、ラーメン屋からBluetooth経由で電源を起動しWiFiで画像転送までこぎつけられたカメラは他にそうありません。

最近はBluetoothに対応するカメラも増えてきましたが、ここまで安定して接続できるのはキヤノンだけと感じます(Bluetooth対応カメラはソニー、ニコン、フジフイルム、パナソニックと使ってきました)。

EOS RPの悪いポイント

電子先幕シャッター限定でボケが欠ける

個人的にはEOS RPで最も注意したいポイント。(詳細は別記事にて紹介済み)

EOS Rなど他のミラーレスと違い、メカニカルな先幕シャッターを備えていないので電子先幕シャッターしか利用できません。EOS Mシリーズと同じ仕様です。これによる主な影響は以下の2点

  • 大口径レンズの絞り開放で高速シャッターを利用するとボケが欠ける露出ムラが発生
  • (社外製)フラッシュのハイスピードシンクロで致命的な露出ムラが発生する

露出ムラは特にF1.4など明るいレンズほど目立つ傾向があり、1/2000秒以上で徐々に大きくなる。このため日中に大口径レンズを使うと影響のある場合が多いはず。

対策はNDフィルターを装着して1/2000秒以下にシャッタースピードを落とすか、少し絞って影響を緩和するかの二通り。サイレント撮影でも回避できますが、EOS RPは後述するようにシーンモード限定となっているため現実的な手段とは言えません。

EOS RPのキットレンズとしてRF35mm F1.8 IS Macro STMが出回っているだけに注意しておきたいところ。

限定された電子シャッター

EOS RPにはシャッター音を完全なオフにできる「サイレントモード」に対応しています。寝ている子供や動物、静かなシチュエーションなどで便利な機能です。

ただし、利用できるのは「シーンモード」内のサイレントモード限定。EOS Rや競合他社のように絞り優先AEやシャッタースピード優先AEで使うことは出来ません。シーンモードでは絞り値を上げる傾向があるため、「静かにボケが大きい写真を撮りたい」と言うシチュエーションに対応していません。

前述したようにボケが欠ける現象を回避できる手段と成り得る機能ですが、非常に使い辛くなっています。

連写速度が遅い

ワンショットAF時で毎秒5コマ、サーボAFで毎秒4コマとお世辞にも速いとは言えません。毎秒10コマ程度の連写速度が一般的となっているフルサイズミラーレスの中では非常に遅いと言えるレベル。

連写間のインターバルがそこそこ長く感じられるため、瞬間を切り取りたい人は他のカメラを検討したほうが満足できるカメラに出会えるはず。もちろん、EOS RPでもタイミング良くシャッターボタンを押せば問題ありませんが、コンスタントに成功カットを増やしたい人にはおススメ出来ません。

バッテリー

EOS Rの「LP-E6N」と比べて圧倒的に小さい。専用バッテリー「LP-E17」の容量が1040mAhしか無いので、バッテリーライフはとても短い。1~2時間も密度の濃い撮影をするとバッテリー残量が半分以下。

長期旅行には充電器や予備バッテリーは必須と言えるでしょう。

幸いにもUSB PD対応のモバイルバッテリーを使用することでUSB経由の充電に対応。容量の小さいバッテリーと言うこともあり、すぐ充電完了するのは地味にGood。13,000~20,000mAhのモバイルバッテリーがあれば数日間の旅行に対応できると思われます。

今回のおさらい

冒頭でも述べた様に満足度は90点。

個人的には致命的な欠点があるものの、欠点を回避して使えば使い勝手の良いコンパクトなフルサイズミラーレス。

今のところEFレンズアダプター経由での使用が主ですが、取り回しの良いRFレンズが続々と登場するとEOS RPの良さが強化されるはず。それまでにファームウェアアップデートでサイレント撮影機能が解禁されることを願っています。

長所:小型軽量・良好なグリップ・カスタマイズ性・優れた高感度画質・安定したオートフォーカス性能・レスポンスの良い高機能なタッチパネル・安定した通信接続・低価格

短所:電子先幕シャッター限定・限定的なサイレントモード・RFレンズのラインアップ・バッテリーライフ

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