Sony Alpha Blogがソニーの交換レンズ「E 10-18mm F4 OSS」のレビューを掲載しています。
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中央は良好だが四隅は要小絞り
- ビルドクオリティはとても良好だ。
- オートフォーカスはとても高速で静かだ。
- 防塵防滴仕様ではない。
- シャープネス:α6000
・このレンズは2013年に1600万画素センサー時に登場したものだ。2400万画素センサーでは四隅が苦しい。
・全体的に中央はとても優れているが、四隅はF4でやっと並程度だ。ベストの結果はF8まで絞る必要がある。
・10mmが最もシャープな焦点距離だ。- 周辺減光は絞り開放で目に見える。特に10-14mmで目立つ。
- 歪曲はとても小さい。広角?望遠側で樽型?糸巻き型となる。
- 逆光耐性はとても良好だ。
- 色収差はとても少ない。
- ボケは小さいが良好だ。
- 発色は良好だが、Gレンズやツアイスほどではない。
- 動画でこの画角は面白い。ジンバルを使うことで映画のような撮影を可能とする。
E 10-18mm F4 OSSはソニーAPS-C用としては唯一の広角ズームだ。全体的な結果はとても良好だが、四隅はやや悪く風景撮影には残念だ。
長所:中央はとても優れている・プロファイルで完全に補正できる歪曲と周辺減光・色収差はよく補正されている・とても良好な逆光耐性・軽量・動画での使い勝手・12-18mmはフルサイズでも利用可能
短所:2400万画素センサーではF4の四隅が残念・四隅はF8まで絞っても中央とかけ離れた画質(ただし良好な水準)・限定的なズームレンジ・価格・良好だがとても良好ではない発色
もし単焦点レンズで良いならば多くの選択肢が存在する。
- Laowa 9mm F2.8 Zero-D:絞り値全域で隅から隅までシャープ
- 10mm F2.8 ED AS NCS CS:中央で優れたシャープネス、四隅は絞り開放からとても良好
- 12mm F2.0 NCS CS:中央は優れているが四隅はF8まで絞る必要がある
- 7artisans 12mm F2.8:中央は良好だが四隅はF8まで絞ると良好になる
- Touit 2.8/12:優れた描写だがとても高価
- 16mm F2.0 ED AS UMC CS:とても良好だが四隅はまずまず
- 16mm F1.4 DC DN:ソニーAPS-Cでベストな広角レンズの一つ
とのこと。
他のレビューサイトと同様、四隅の解像性能に注意が必要のようです。絞ればまずまずの水準となるので動画撮影では面白い選択肢となるかもしれません。
解像性能以外は安定したパフォーマンスなので絞って使える用途であれば特に欠点は気にならないでしょう。とは言え、APS-C用レンズとしては高価な部類なので悩ましいところ。
マニュアル操作で問題なければ、画角がさらに広く、より明るく、開放からシャープな「Laowa 9mm F2.8 Zero-D」が面白い選択肢。
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