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PhotographyBlogがオリンパスのマイクロフォーサーズカメラ「OM-D E-M5 Mark III」のレビューを公開しています。
- 前モデル「E-M5 Mark II」とよく似ているが、コントロールレイアウトはE-M1 Mark IIにかなり近づいた。モードダイヤルも左肩から右肩へ移動している。背面レイアウトはE-M5 IIと比べて大きな差は無い。
- E-M1 II寄りとなった操作性は歓迎できる。しかし、マグネシウム合金ボディだった前モデルと違い、今回はポリカーボネートボディとなっている。一部の人はボディ素材の変更が「ディールブレーカー」となってしまうだろう。
- 実際のところ、E-M5 IIIは良好な作りだが、前モデルほど頑丈ではないように感じる。E-M5 IIより値上がりしていることを考慮すると残念だ。
- 素材は変わっているが、相変わらず防塵防滴仕様である。
- 残念ながらフラッシュ用シンクロ端子が無くなってしまった。
- グリップは従来モデルと比べて僅かに大きくなり、よりレザーのような質感となっている。
- 像面位相差121点AFを搭載している。これはコントラスト81点AFだったE-M5 IIから大きく改善しているポイントだ。
- E-M5シリーズとしては初となるプロキャプチャーモードを搭載している。最大で30fpsの連写速度を利用し、15コマのプリ撮影を保存できる。
- 電源スイッチは従来通り、理想的とは言えない左肩に配置されている。
- モードダイヤルはトグル式のロックボタンを備えている。
- どのモードでも動画を録画することは可能だが、露出はオートとなる。マニュアル露出をしたい場合はモードダイヤルで動画モードへ移行しなければならない。
- 236万ドットのOLEDビューファインダーはE-M5 IIよりも倍率が小さい1.37倍だが、アイポイントが27mmと長く眼鏡を装着したままでも見やすい。
- 2000万画素のJPEG出力はSuper Fineで平均8MBだ。
- ISO感度画質
・ISO64~1600でノイズフリー
・ISO3200でノイズが増加
・ISO6400でノイズにより目に見えるディテール低下
・ISO12800~25600でも小サイズなら使える場合もある同じイメージセンサー・プロセッサー・手ぶれ補正ユニットを搭載しており、本当に「ミニE-M1 Mark II」のように感じられる。さらにコントロールレイアウトもE-M1 II寄りとなった。
OM-D E-M1Xで行く先を間違えたオリンパスであったが、E-M5 IIIで本来の姿に戻ったようだ。前モデルのようにマグネシウム合金ボディでは無く、バッテリーは少し小さくなってしまったが、オリンパスで最もバランスのとれたモデルである。
懐に優しく、腰を痛めない小型軽量なシステムを探している人に最適だ。
とのこと。
まもなく国内でも発売する「OM-D E-M5 Mark III」ですが、ぽつぽつとレビューサイトが増えてきましたね。スペックを見る限りではE-M1 IIやE-M1Xと比べて目新しさに欠けるカメラですが、評価は概ね良好となっています。
PhotographyBlogのレビューにしては比較的文字数が多く、凝ったレビューと感じます。ひょっとしたら元々E-M5 IIユーザーだったのかもしれませんね。
やはりマグネシウム合金ボディからプラスチックボディへと変更した点について言及しており、質感の低下は否めないようです。個人的にもE-M5 IIの「小さな塊感」が好きだったのですが…。
その一方、「ミニE-M1 II」と言える中身となっているので、E-M1 II・E-M1Xユーザー以外なら歓迎できるスペックアップとなっている模様。ただし、バッファが比較的小さく、連写時の速度低下が早いので注意が必要です。特に連写メインであればE-M1 II以上を検討したほうが良いかもしれません。
価格設定はE-M5 IIの初値と比べてもやや高めで、E-M1 IIとの兼ね合いも考えると「設定できる最大値」のような印象。もう少し安いと良かったなと感じますが、実はブラックを1台予約していたりします。(本日到着予定)
OM-D E-M5 Mark III 最新情報・噂 まとめページはコチラ
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