EOS R50はあらゆる撮影に適した理想的な小型軽量カメラ

ePHPTOzineがキヤノン「EOS R50」のレビューを公開。小型軽量で高性能なAFを搭載、あらゆる撮影に適した理想的な小型軽量カメラと評価しています。

2023年に登場したAPS-C EOS Rとして3機種目となるミラーレスカメラ。既存のEOS R7・R10よりも下位に位置するモデルで、コントロールや機能の一部が省略されています。一方で、小型軽量・低価格化を実現しており、現時点で最も安価にEOS Rを始めることができるボディです。低価格ながらセンサー・プロセッサはR10と同等で、エントリーモデルながら高水準な連写性能・動画機能に対応。注目はこの価格帯のカメラで珍しい被写体検出AF。これらが実写でどのようなパフォーマンスを発揮するのか、ePHOTOzineのレビューでは以下の通り。

ePHOTOzine：Canon EOS R50 Review

外観：外部充電器付属。グッジョブだ。

質感：防塵防滴には非対応。センサー除塵機能なし。マウントは金属製。

バッテリー：記載なし。

インターフェース：

携帯性：328gと軽量。

グリップ：記載なし。

操作性：Kiss M2比で電源スイッチが右側へ移動。操作系は良好。

手ぶれ補正：非搭載だがレンズの手振れ補正が効果的。

ファインダー：記載なし。

モニター：クリアでシャープ。

メニュー：記載なし。

フォーカス：高速かつ正確に動作。被写体検出あり。

連写性能：記載なし。

解像性能：記載なし。

高感度ISO：ISO1600でも良好。以降は悪化し、ISO 12800以降はとてもノイジー。

ダイナミックレンジ：記載なし。

ホワイトバランス：有効なプリセットが少ない。

JPEG：豊富なフィルター機能を備えている。

動画：良好な画質でVlogに適している。

総評：手ごろな価格で使い勝手良好。Vlog、旅行、日常などあらゆる撮影に適した理想的な小型軽量カメラ。

とのこと。
手ごろな価格がシンプルな操作が特徴のエントリーミラーレスですが、他社を含めた従来モデルを引き離すAF性能と動画機能を備えている模様。高ISO感度の画質はAPS-Cなりですが、スマートフォンなどからのアップグレードと考えると良好な画質と言えるかもしれません。EOS R10との価格差を考慮すると、色々と割り切った部分（センサー除塵機能がない・ジョイスティックがない等）が多いので注意が必要なようです。

将来的に本格的なコントロールを体験してみたいのであれば、EOS R10のほうが適した選択肢。R10はデュアルコマンドダイヤルやAFジョイスティックなどコントロールが充実しており、モードダイヤルにはFvモードや設定を記憶できるカスタム枠も存在。ホットシューには5ピンのシンクロ接点があり、R50との価格差を考慮すると、出来ることがずっと多い。とは言え、本格的な操作が必要なく、Kiss Mのようなタッチ操作が好みであれば、R50がちょうどいいと感じるかもしれません。また、EOS R50で実装したオート系の機能も多く、細かい設定はカメラに任せたい人にも適した1台と言えそうです。

キヤノン EOS R50 最新情報まとめ

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