Mobile01がキヤノン「EOS R50」のレビューを公開。手ごろな価格で小型軽量ながら、上位機種に見劣りしないクレイジーなAF性能を備えたエントリーモデルと高く評価しています。
2023年に登場したAPS-C EOS Rとして3機種目となるミラーレスカメラ。既存のEOS R7・R10よりも下位に位置するモデルで、コントロールや機能の一部が省略されています。一方で、小型軽量・低価格化を実現しており、現時点で最も安価にEOS Rを始めることができるボディ。低価格ながらセンサー・プロセッサはR10と同等で、エントリーモデルながら高水準な連写性能・動画機能に対応しています。特に注目は被写体検出にも対応したAF。これらが実写でどのようなパフォーマンスを発揮するのか、Mobile01のレビューでは以下の通り。
Mobile01:Canon EOS R50 評測報告|入門卻不簡單 ‧ 攝錄雙全 Vlog 平價神機!
- 外観:黒/白の2色展開。Kiss Mよりも丸みを帯びた美しいデザイン。
- 質感:記載なし。
- バッテリー:USB-PDの充電に対応。4K 30p時はKiss M比で60%改善。
- インターフェース:ホットシューのシンクロ接点がない。
- 携帯性:記載なし。
- グリップ:記載なし。
- 操作性:記載なし。
- 手ぶれ補正:電子補正のみ。
- ファインダー:エントリー機らしいスペック。
- モニター:記載なし。
- メニュー:ユーザーモード機能がない。
- フォーカス:上位機種並み。ミスショットはほとんどない。クレイジーな性能だ。
- 連写性能:12/15fpsの連写が可能だが4秒ほどでバッファが詰まる。
- 解像性能:記載なし。
- 高感度ISO:ISO 1600-3200まで実用的。6400まで許容範囲内。
- ダイナミックレンジ:-3EVの復元時に等倍でわずかなノイズ。+2EVで白飛びの影響大。
- ホワイトバランス:
- JPEG:記載なし。
- 動画:4K動画のクロップがない。上位機種と同等。マイク端子あり。自撮り用の広角レンズがない。製品レビュー用モードあり。ローリングシャッターの影響は4Kで目立つ。
- 総評:手ごろな価格で小型軽量。画質やAFは優れて、高速連写に対応。動画機能も向上したが4K 30pのローリングシャッターは残念だが価格なり。
商品レビューモード
縦位置動画撮影
ローリングシャッター4K
ローリングシャッターFHD
とのこと。
手ごろな価格のエントリーミラーレスとして、他社を含めた従来モデルを引き離すAF性能と動画機能を備えたカメラと評価しているようです。確かに、この価格帯のカメラに被写体検出AFを実装した例は他になく、ノンクロップのオーバーサンプリング4Kを利用できるのも魅力的なポイント。さらに優れたタッチ操作やユーザーインターフェースを含めて、スマートフォンからアップグレードを検討しているのであれば最高のカメラとなりそう。
個人的な見解として、EOS R50は小型軽量で低価格なカメラですが、将来的に本格的なコントロールを体験してみたいのであれば、EOS R10のほうが適した選択肢。R10はデュアルコマンドダイヤルやAFジョイスティックなどコントロールが充実しており、モードダイヤルにはFvモードや設定を記憶できるカスタム枠も存在。ホットシューには5ピンのシンクロ接点があり、R50との価格差を考慮すると、出来ることがずっと多い。このため、個人的にはEOS R10がおススメ。とは言え、本格的な操作が必要なく、Kiss Mのようなタッチ操作が好みであれば、R50がちょうどいいと感じるかもしれません。
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