XItekがキヤノン「EOS R7」のレビューを公開。優れたセンサー性能とフォーカス性能、そして動画性能を高く評価。EOS R7は定番の「7」を継承する競争力の高いカメラと述べています。
Xitek:??友or???影?使用无?力 佳能EOS R7??
ビルド・外観:
- 前面のデザインはフルサイズミラーレスと同じだ。
- フルサイズと同じRFマウントを採用しているが、搭載しているのは比較的小さいAPS-Cセンサーだ。
バッテリー:
- 記載なし。
インターフェース:
- デュアルSDカードスロットを搭載している。
- 左側面にはマイク、リモコン、ヘッドホン、HDMI、USBポートを搭載している。
携帯性:
- 重量はわずか612gだ。一眼レフのEOS 90Dよりも89g軽量である。
グリップ:
- 幅広のグリップは良好で、片手でカメラを保持するのは簡単だ。
操作性:
- 前面右下にAF/MFレバーが追加されている。
- 上部のレイアウトはEOS R6に近いが、電源レバーが右側に移動している。
- 電源レバー同軸で動画モードに移行できるのは便利だ。
- 背面にはフォーカスレバー、独立したAF-ONボタン、などフルサイズミラーレスと同等のコントロールが可能だ。
- 背面ホイールとジョイスティックを統合したデザインは称賛に値する。
手ぶれ補正:
- 1/2秒の手持ち撮影は手ぶれ補正が無いとミスショットを連発してしまうが、手ぶれ補正オンの場合は成功率が大幅に向上する。
ファインダー:
- 記載なし。
モニター:
- 記載なし。
メニューシステム:
- 記載なし。
フォーカスシステム:
- EOS iTR AF Xを搭載している。人物や動物、車両の検出が可能だ。
- 検出した被写体を見失いにくく、成功率が向上している。
- 動画撮影でも素晴らしいトラッキングAFを利用可能だ。
連写性能:
- EOS R3と同じく、最大で30fpsの連写速度に対応している。
解像性能:
- 記載なし。
高感度ISOノイズ:
- 常用ISO感度は100~32000だ。拡張で51200を利用できる。
- ISO400以下で優れたディテールとなり、ノイズは抑制されている。
- ISO800以降でRAWにわずかなノイズが発生し始める。
- ISO1600で僅かなカラーノイズが目立つようになる。
- ISO3200でノイズが増加し、ISO6400で画質の分かれ目となる。
- ISO12800以降はJPEG・RAWともに画質が大きく低下する。
ダイナミックレンジ:
- +3EVよりも強めの露出オーバーで白飛びが発生する。
- -3EVよりも強めの露出アンダーを復元すると目立つノイズが発生する。
画質・仕上がり機能:
- AWBは白優先と雰囲気優先の2種類から選ぶことが出来る。AWBは様々な環境で正確だ。
- キットレンズの画質は良好だ。ディテールは豊かでシャープネスは許容範囲内だ。
動画:
- オーバーサンプリングされた動画は優れたディテール再現で、モアレや偽色が少なくなっている。
- 4K 60pよりもオーバーサンプリングの4K 30pが遥かに優れている。
総評
新しい高解像センサーの特性も相まって、キヤノンミラーレスらしい優れたフォーカス性能と動画性能だ。定番の「7」を継承する競争力の高いカメラである。
とのこと。
高ISO感度のノイズ耐性はフルサイズと比べると見劣りするものの、APS-Cカメラとしては高解像で良好なAFシステム、連写性能を備えていますね。従来のキヤノンAPS-Cカメラと比較すると、動画機能も全体的に強かされており、全体的に良好なパフォーマンスを発揮するオールラウンドとなっています。Xitekは「7」を継承するカメラと表現していますが、キヤノンはこのカメラの立ち位置を「EOS 90D」と述べています。
私もRF-S18-150mmと共に入手しました。EOS R3と同世代のAFシステムを継承し、EOS 90DやM6 Mark IIの3250万画素よりもパフォーマンスが改善したAPS-C-センサーを搭載していると感じています。APS-C EOSで、ここまで出し惜しみ少ないカメラに仕上がっているのは久しぶり。敢えて言えば連写時のバッファクリアが少し遅く、高速連写時はレックビューが少し気になるくらいでしょうか。あとはEOS R7に見合う高性能なレンズの登場を期待したいところ。
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