Sony Alpha Blogがソニー「FE 24-105mm F4 G OSS」のレビューを掲載しています。
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FE 24-105mm F4 G OSSはソニーαユーザー待望の標準ズームだ。
「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」や「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS」よりも優れた性能のレンズである。
- レンズの中央は常に優れた性能(excellent)をキープし、四隅が一つグレードが落ちるもののとても良好な状態(very good)だ。
- 後ボケは美しくとても良好である。
- 逆光耐性はとても良好だ。
- 色収差は存在しない。
- 動画撮影に最適である。
- レンズの造りは全てが良好だ。
高解像の代償として歪曲収差を犠牲としているが、レンズプロファイルによって自動的に修正されるため個人的には肯定的である。
1350ユーロの価格設定は適正であり、「FE 24-70mm F2.8 GM」に投資するほどでは無いと思うならばα7R IIIやα9にとって高品質な標準ズームとなるはずだ。
強くおススメできるレンズである。
とのこと。
定量的なレビューサイトによる評価はまだですが、徐々に24-105Gのレビューが掲載され始めましたね。SABは国内ユーザーと同様にとても高評価のようです。
歪曲収差について具体的に述べている項はありませんが、高解像の犠牲として歪曲が大きいと指摘しています。とは言え、ボディ内の自動補正やLightroomのレンズプロファイルを適用すれば特に問題はないかもしれませんね。
プロファイルはAdobe Camera RAWへ2017年末に追加されています。アップデートがまだの方は要チェック。
カテゴリ別の評価
- ビルドクオリティはとても良好だ。
- オートフォーカスは高速で正確である。
- レンズは焦点距離105mmでおよそ5?ほど伸びる。
- シャープネス24mm:
中央:F4-F8で優れており、回折の影響はF11から始まりシャープネスが低下する。
四隅:F4で良好、F5.6-F11までとても良好、F16で回折の影響を受ける - シャープネス35mm:
中央:F4でとても良好、F5.6-F11まで優れた性能、F16で回折の影響を受ける
四隅:F4で良好、F5.6-F11でとても良好となり、F16で回折の影響を受ける - シャープネス50mm:
中央:全ての絞り値で優れている。F16で回折によりシャープネスが低下する。
四隅:全ての絞り値でとても良好。F16で回折によりシャープネスが低下する。 - シャープネス70mm:
中央:全ての絞り値でとても良好?優れた性能。F16で回折が始まる。
四隅:F4で良好、F5.6-F11までとても良好、F16で回折が始まる。 - シャープネス105mm:
中央:全ての絞り値で優れた性能。F16で回折によりシャープネスが低下する。
四隅:F4で良好、F5.6-F11までとても良好。 - レンズの中央は常に優れた性能(excellent)をキープし、四隅が一つグレードが落ちるもののとても良好な状態(very good)だ。
- 50mmがベストな焦点距離であり、24mmと105mmの四隅が最も甘い場所である。
- フレア耐性はとても良好だ。
- 色収差はとても良く補正されている。
- 絞り込むと美しい光芒が発生する。
- 玉ボケはほぼ完ぺきに円形の素敵な描写だ。
- F4と言うレンズ口径のため、大きくボケを作ることはできないが70-105mmを使うことでボケ量を増やすことが出来る。
- 後ボケは美しい描写だ。
- 発色はとても良好だ。
- ブリージングは小さく抑えられており動画撮影に最適である。
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