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単焦点要らずのズームレンズ|FE 50-150mm F2 GM

OpticalLimitsが「FE 50-150mm F2 GM」のレビューを公開。硬めの後ボケと価格が弱点としつつ、優れた解像性能やズーム全域F2の大口径を実現している点について評価。F2クラスの単焦点を置き換えることができると言及。

OpticalLimits:Sony FE 50-150mm f/2 GM Review

  • 外観:白を基調とした大口径望遠ズーム。非常に頑丈で、重量以上にしっかりした印象。三脚座はアルカスイス非互換。
  • 構造:19群17枚の光学系で、XAレンズ2枚、スーパーEDレンズ2枚、EDレンズ3枚を採用。ナノARコーティング、フッ素コーティング、フローティングフォーカス機構を備える。11枚羽根の円形絞りで、防塵防滴にも対応。
  • フード:円筒型フードが付属する。
  • 携帯性:サイズはφ102.8×200mm、重量は三脚座を除いて1340g。F2通しの200mmクラスとしては比較的コンパクト。
  • 操作性:フォーカスリミッター、クリック解除可能な絞りリング、3つのFnボタン、DMFに対応。
  • AF:AF速度は非常に高速で、フォーカス性能も高い。
  • MF:フローティングフォーカス機構を採用。
  • マクロ:記載なし。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:42MPカメラでのテストでは、全体的に高い解像性能。50mmではF2開放から中央部が非常に高い水準で、F4まで絞ると画面全域で非常にシャープ。100mmではF2で若干の低下があるものの、F2.8で大きく改善、F4で非常に高い水準に達する。150mmではF2から中央・近中央が非常に良好で、隅はやや抑えられる。
  • 像面湾曲:像面湾曲は無視できるレベル。
  • ボケ:概ね良好だが、完全ではない。後ボケはやや粗目の描写となり、前ボケはとても滑らか。玉ボケは中央では円形を維持するが、中間部から形状が崩れ、隅では「猫の目」状になる。周辺部はF4、隅はF5.6で通常の形状に戻る。
  • 軸上色収差:F2でもかなり良好な水準。F2.8-4で僅かな痕跡のみ。
  • 倍率色収差:倍率色収差は概ね良好に抑えられている。ズーム両端でやや増加するが、過度に問題となるほどではなく、自動補正によって画質を損なわずに処理できる。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:50mmでは樽型、70mm付近を境に糸巻き型へ変化する。50mmでは約-1.44%、100mmでは約0.246%。自動補正を使用すれば、ズーム全域で歪曲はほぼ無視できる。
  • 周辺減光:RAWではF2で約2EVと明確な周辺減光が発生する。F2.8で約1EVまで低減し、F4ではほぼ解消する。自動補正後はF2でも0.7EV程度となり、大きな問題ではなくなる。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:記載なし。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:街並み、建築物、人物、動物、植物、料理、モノクロ写真など
  • 総評:間違いなく画期的なレンズ。同クラスの単焦点レンズを完全に置き換えることができ、大部分で違いは感じられないだろう。強くおススメできるレンズ。
  • 競合について:この仕様に直接近いレンズは少ない。近いレンズとしてAF 35-150mm F2-2.8 FEと35-150mm F2-2.8 Di IIIが挙げられる。より汎用性が高く、価格も安い。光学性能ではFE 70-200mm F2.8 GM IIと比較する価値がある。最終的には、より明るいF2を必要とするか、価格を許容できるかが選択のポイント。
  • 備考

OpticalLimitsのレビューでは、特殊な大口径ズームレンズながら絞り開放から良好な光学性能を実現しているとのこと。少なくとも、解像性能の観点では単焦点から置き換え可能となっている模様。

ボケに関してはレビューサイトによって評価がまちまちですが、OpticalLimitsでは後ボケが少し硬めのようです。他のレビューでも「タムロン 35-150mmほどではない」と言った評価もあるため、ボケの質感を重視する場合はサンプルを要確認。

ソニー FE 50-150mm F2 GM 最新情報まとめ

  • 発売日:2025年5月23日
  • 予約開始日:2025年4月25日(金)10時
  • 希望小売価格:オープン
  • 市場推定価格:60万円前後

2025年5月発売の新しい大口径ズームレンズ。
開放F値「F2」の望遠ズームは他社を見渡しても競合製品が存在しません。フルサイズ対応のレンズとしては、かなり珍しい製品。販売価格はそれなりに高価ですが、レンズサイズや重量は「50-150mm F2」というスペックを考慮すると良く抑えられています。携帯性が良いので、70-200mm F2.8のように扱うことができ、このズーム域で明るいレンズが必要な人にとって面白い選択肢。

競合製品として「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」が存在しますが、望遠端まで「F2」を利用したい場合はソニーGMを選ぶしかありません。また、現状で「150mm F2」の単焦点レンズも存在しないため、このような浅い被写界深度の撮影がしてみたい場合にも要検討。販売価格は非常に高いものの、それだけの価値を見出せることでしょう。

FE 50-150mm F2 GM
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レンズの仕様

発売日 2025年5月23日
初値 60万円前後
レンズマウント E
対応センサー フルサイズ
焦点距離 50-150mm
レンズ構成 17群19枚
開放絞り F2
最小絞り F22
絞り羽根 11枚
最短撮影距離 0.4(W)-0.74(T) m
最大撮影倍率 0.2倍
フィルター径 95mm
手振れ補正 -
テレコン -
コーティング Nano ARII
フッ素
サイズ 102.8 x 200mm
重量 1340g (三脚座別)
防塵防滴 対応
AF XDリニア
絞りリング 搭載
その他のコントロール Fnボタン
AF/MF
フルタイムDMF
アイリスロック
クリック切替
付属品 フード
キャップ
ケース
三脚座
ストラップ

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