The Digital Pictureがソニー「FE100-400mm F4.5-5.6 OSS GM」のレビューを掲載しています。
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- このレンズにおける最大絞りはF4.5だが、これは焦点距離が100-115mmの間でしか使うことが出来ない。さらに望遠側へズームすることで1/3?2/3段は暗くなる。
- 手ぶれ補正は400mmで1/15秒のシャッタースピードを使った場合にほぼ全ての画像がシャープであると言う結果に至った。この結果はとても良好なものだ。
- 解像力はズームレンジ全域で絞り開放から隅から隅までシャープである。このレンズは絞り開放を躊躇せずに使う事が出来る。300mmの絞り開放で四隅が極僅かにソフトだが、1段絞ると小さな問題が解消する。
- 絞り値によるフォーカスシフトの問題は無い。
- 周辺減光は広角・望遠端の絞り開放で2EV、中間域で1.5EVほどだ。
- 歪曲は100mmで僅かな糸巻き型だ。全体的にこのレンズは歪曲補正が優れている。
- 玉ボケは十分に丸みを帯びているが、100mmと250mmで特に強い同心円状のリングが見られる。
- オートフォーカスはAF-Sでほぼ全ての画像が正確にピントを得ていた。良光な環境ではとても高速、低輝度な環境ではAFが遅くなりハンチングすることがある。AF-Cを使うとハンチングが省略される可能性があり、見違えるほど速くなる。
- フォーカスリングはとても滑らかに動作するが、少し軽すぎる。さらに回転速度に応じてピント移動量が変化する機能は個人的に好きでは無い。しかし、従来のレンズよりも厄介なものでは無くなっている。
- ×1.4テレコンを装着しても良光な環境であればオートフォーカスは良好なままだ。しかし、屋内の暗いシーンではフォーカスが遅くなり、場合によってはハンチング後に失敗することがある。
- ×2.0テレコンはF9-F11の最大絞りとなる。恐ろしくは無いが、800mm F11は画質が少し粗いと感じるだろう。倍率色収差は顕著に増加する。オートフォーカスに影響を与えるが、屋外ではまだ使いやすい状態だ。暗い状況ではフォーカシングが遅く失敗する。
- α7シリーズは小型だが、このようなレンズをグリップするには不十分な大きさだ。ソニーのカメラデザイナーは手が小さいのではないか?
- レンズは軽量であるため手持ち撮影が容易だ。
- フードはプラスチック製だが厚みがあり非常に硬い。内側には植毛されている。偏光フィルターの操作窓が付いているが、これが使いやすいとは思わない。窓はもう少し大きい方が良かった。
- 価格はこのクラスのレンズとしては最も高価だ。しかし、画質・性能・有用性を考えると相応しい。
このレンズは超望遠ズームを必要とする人にとって優れた選択肢だ。
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