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Digital Camera Worldがソニーの交換レンズ「FE12-24mm F4 G」のレビューを掲載しています。四隅まで良好な画質を維持した12mm始まりの超広角ズームとのこと。
- 同時に発売した「FE 16-35mm F2.8 GM」の存在であまり目立たないが、GMより画角が広く安価な選択肢だ。
- DDSSM駆動のオートフォーカスは静かで静止画・動画どちらにも適している。
- バイワイヤ式のフォーカスリングは滑らかかつ優れた精度で動作する。
- 完全なインナーズームレンズでは無いが、内筒の伸縮は外装内で完結する。物理的なレンズサイズ全長に変化はない。
- 多くの超広角ズームと同様に、花形レンズフードは固定されている。円形フィルターを装着することは出来ない。
- レンズマウントにシーリングが施されていないものの、防塵防滴に配慮した設計となっている。
- AF/MFスイッチとカスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンを備えている。
- 絞り開放から周辺減光は目立たない。
- 四隅のシャープネス低下は大きいが、ズーム両端で許容範囲内、中間域では無視できる程度だ。F5.6まで絞るとフレーム全域で抜群のシャープネスとなる。
- オートフォーカスは高速かつ高精度だ。
- 逆光耐性はとても良好である。
- ラボテスト
・中央領域のシャープネスはとても素晴らしい。
・四隅の端も非常に良好だ。
・色収差は中間域・望遠側で低下する。プロファイルを適用することでさらに良くなるはずだ。
・12mmで僅かな樽型歪曲が発生する。16mmで糸巻き型歪曲に変化する。GMシリーズでは無いが、非常に高性能な広角ズームレンズだ。ソニーEマウントシステムで新しい可能性をもたらしてくれるレンズとなるだろう。それに16-35mm F2.8よりも低価格である。
光学性能は焦点距離を考慮すると非常に良好だ。フィルターを装着でいない点には注意が必要である。長所:良好な中央シャープネス・超広角
短所:四隅のシャープネス・円形フィルター装着不可
とのこと。
海外でも高い評価を得ている超広角ズームレンズですね。四隅の絞り開放はやや甘いようですが、絞るとことでかなりシャープな描写となるようです。Flickrのユーザー投稿を確認しても確かに優れた光学性能に見えます。インテリアや風景、建築物などで面白いレンズとなりそう。
Gシリーズのレンズとしては高価なレンズですが、12mmをカバーする超広角AFレンズ貴重な存在。
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