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Camera Labsが富士フイルム製ミラーレス「X-T4」のレビュー動画を公開しています。従来モデルの不満点が解消され「過去最高のAPS-Cカメラ」と高く評価している模様。
- X-T3と同じサイズ感だが、ボディ内手ぶれ補正と新型バッテリーによるカメラの厚みが大きく違う。
- X-T3より少し重い。
- より快適なカメラグリップである。
- 操作性はX-T3と同じだが、動画モードで独自スイッチが追加されている。
- 富士フイルムはビデオグラファーのニーズを徐々に理解し始めている。
- 静止画/動画の切替がスイッチとなり遥かに簡単で実用的だ。
- 幸いにも十字ボタンがまだある。
- Qボタンの誤操作は少ない。
- バリアングルモニタはブロガーにとって喜ばしい仕様だ。
- アイカップが硬い。
- 電子ファインダーには低照度時の視認性を高めるブーストモードがある。
- ケージを取り付ける際はSDカードスロットのドアを取り外すことが出来る。
- ヘッドホン端子は無くなってしまったが、USB-C端子経由で利用可能だ。
- 新型バッテリーは大歓迎だ。メカシャッターで手ぶれ補正を利用し静止画を550枚、手ぶれ補正で4K動画を数分間撮影したところでバッテリーが切れた。
- ボディ内手ぶれ補正を利用して4K 25p 30分のカットを3つ撮影、その後4本目のカットにおいて18:40まで撮影してバッテリーが切れた。
- 動画撮影は最初のカットでカメラがとても暖かくなったが、テスト進行中の昇温は僅かだ。過熱してグリップするのが不快になることは決してなかった。
- X-T4はX-H1よりもスリムなカメラだ。
- 今やXF16-55mm F2.8やXF56mm F1.2、XF90mm F2で手ぶれ補正を利用することが出来る。XF16-55mm F2.8と組み合わせて1/5秒のシャッタースピードでシャープな結果を得ることが出来た。手ぶれ補正が無ければ1/80秒が下限だっただろう。これは4段分の補正効果だ。富士フイルムの公称値より低いが素晴らしい結果である。
- ボディ内手ぶれ補正+電子手ぶれ補正は全ての動画形式で×1.1クロップだ。ただし、4K 50/60pの場合は×1.29クロップとなる。電子手ぶれ補正のメリットをあまり感じられなかった。
- 15コマ秒のメカシャッター連写は見事だ。X-T3よりも静かなメカシャッターである。
- 瞳AFは良好に動作するが、最新のソニー製カメラほど追従性は良く無い。
- ETERNA ブリーチバイパスは様式化した動画撮影に最適だ。
- ホワイトバランスの調整は方向ボタンのみで調整できる。ジョイスティックが使えないのは煩わしい。
- 解像度は十分だが、富士フイルムの長所は色と諧調だ。
- 連続録画時間は4K 30pで30分、4K 50/60pで20分だ。exFATに対応しており、長時間撮影でのファイル分割は無い。
- ETERNAは汎用性の高い動画用フィルムシュミレーションだ。
- パン操作中にボディ内手ぶれ補正が不快な動作となる。ただし、他社のボディ内手ぶれ補正でも起こりうることだ。一方、歩きながら撮影する時に適している。
- 撮影中のオートフォーカスに問題は無いが、たまにピントが迷ったり抜けたりする。ソニーやキヤノンの最新AFシステムほど信頼性は高くない。
- 動画のAFはクラス最高では無いが、それでもかなり良好だ。
- 全体的に見て、X-T4はVloggerにとって魅力的な選択肢だ。
- 240fps スローモーション動画はとても印象的だ。しかし、ふってーいは120fpsよりソフトに見える。水平解像度は同じだが、垂直解像度が劇的に低下している。これは垂直のデータ量が約半分しかないことを富士フイルムから確認している。(これは高フレームレートの撮影機能として珍しいことではない)
- 4K 60pの画質はフルサイズ4Kと同じだ。この状態でも録音可能である。
- 富士フイルムはX-Hラインが続くと述べている。
- おそらくX-T4がX-Trans CMOS 4を搭載する最後のモデルとなるだろう。
- X-Trans 4のフィルター配列はGFX100のべイヤー配列と比べてセンサーシフトマルチショット機能の実装が難しい。
- X-T4の価格帯はフルサイズミラーレスの中級機と同じだ。キヤノンEOS RPに至ってはレンズが付いて尚安い。そしてキヤノンEOS Rと同程度の価格設定である。ただし、これらにはボディ内手ぶれ補正やデュアルSDカードスロット、4K 60pなどが無い。
- Nikon Z 6やα7 IIIはより高価だが、併せて検討すべきカメラだ。個人的な見解としては、X-T4の全体的な機能性を考慮するとフルサイズ以上に魅力があるカメラと言えるだろう。
- 間違いなく最高のAPS-Cカメラである。
とのこと。
APS-Cミラーレスとしては高価なモデルですが、それだけの価値があるカメラに仕上がっているようです。X-Trans CMOS 4×X-Processor 4搭載モデルの集大成と言ったところでしょうか。確かにX-T3から始まった世代としては煮詰まっているように見えます。
Camera LabsのGordon Laing氏が述べているように、これで第4世代が打ち止めとなるのか気になるところですね。X-HシリーズやX-Eシリーズの行方が気になるところですが、現時点で後悔しない選択肢を選ぶとしたらX-T4となる気がします。個人的にも気になっている1台なのですが、組み合わせるレンズをどうしようかなと悩み中。既存レンズのリニューアルが噂されているので期待したいところ。
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