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Digital Camera Worldが富士フイルム製コンパクトデジタルカメラ「X100V」についてレビューを公開しています。
Fujifilm X100V review
- X100シリーズ5番目のカメラであり、2610万画素、新設計のレンズ、チルトモニタを備えている。エルゴノミクスの強化もあるが、基本的には従来通りだ。
- 従来の23mm F2レンズはリニューアルが必要だった。新しく設計されたこのレンズは、高解像で歪曲収差を抑えていると言われている。
- ワイドコンバージョンレンズ・テレコンバージョンレンズは従来の製品を利用することが可能だ。
- アダプターリングとプロテクトフィルターを装着することで防塵防滴仕様となる。
- センサーの解像度はあまり向上していないが、処理速度の高速化や4K、最新AFに対応している。
- HDMI出力で4:2:2 10bitの動画撮影も可能だ。
- ボディサイズは一般的なミラーレスより幅や高さがあるかもしれないが、遥かにスリムである。コートのポケットに簡単に収まる。
- 上下のプレートはアルマイト仕上げのアルミニウム製だ。
- ISOダイヤルは従来と異なりダイヤルを持ち上げ続ける必要が無い。小さな改善点だが、ファンにとって刺激的なニュースのはずだ。
- カメラ背面から4方向ボタンが無くなっている。ただし、ジョイスティックで従来通りの操作が可能だ。
- Qボタンは驚くほど小さい。触感で見つけるのが難しいものの、ボタン配置はすぐに慣れるだろう。
- 光学ファインダーには多少の歪曲が見られる。電子ファインダーはハイクオリティなパネルを使用している。
- 実写で感じた最初の印象は従来機よりも接写や絞り開放がシャープだったことだ。X100Fまでは少し弱かったポイントである。
- Xマウントのようなノイズレスの滑らかな高速AFでは無いが、X100FよりAFが高速なのは確かだ。
- APS-Cとしては高画素にも関わらず、ISO感度全域でノイズ耐性は優れている。
- 単焦点コンパクトデジタルカメラは動画撮影で最適な選択肢とは言えない。しかし、動画画質は本当に素晴らしい。1/48秒 24pでの撮影やDCI 4Kの撮影にも対応している。
- メモリーカードはUHS-Iシングルスロットだ。さらにバッテリーの隣にスロットがあるので、交換の際はジンバルなどからカメラを取り外す必要がある。
- 内蔵NDフィルターが静止画専用であるのも残念なポイントだ。被写界深度の浅い動画撮影に使うことは出来ない。
- 実写における顔検出+C-AFは少し遅く、時々だが不安定になる。
- ラボテストではISO12800までシャープな画質を維持していることが分かった。
- ダイナミックレンジはISO 1600までGR IIIと同等だ。ISO 3200以降はGR IIIよりも良好であり、このクラスとしてはとても見事なパフォーマンスだ。
- 高感度ノイズ耐性は優れているが、ライバルとの差は僅かだ。
最新センサー導入に加え、ボディサイズを変えることなく新設計のレンズやチルトモニタを導入している。古典的なカメラデザインだが、中身は最新だ。
長所:ポケットサイズ・2610万画素・チルトモニタ
短所:レンズ固定式・手ぶれ補正なし・価格
とのこと。
レンズが新しくなり、ネックだった開放・接写時の甘さが改善されて使いやすい描写となったみたいですね。他のレビューサイトでもレンズのリニューアルを肯定的に受け取る人が多いです。2600万画素の裏面照射型X-Transにチルトモニタ・条件付き防塵防滴など、従来の不満点が色々と解消されているのでは無いでしょうか。方向ボタンが無くなってしまったのは残念ですが、チルトモニタと引き換えと考えると妥協できるポイントと言えるかもしれません。
残すところは「手ぶれ補正」だと思いますが、富士フイルムはインタビューで「一からの開発が必要」と述べているのでかなり難しそうです。
ちなみにFlickrには既に専用のGroupページが作成され、既にいくつものユーザー投稿が公開されています。購入前に確認しておくと良いかもしれません。
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