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Mobile01が富士フイルム製コンパクトデジタルカメラ「X100V」についてレビューを公開しています。
Fujifilm X100V 系列大改款 鏡頭更新與經典底片色調加持
- 2011年から続く富士フイルムの特別なコンパクトデジタルカメラだ。
・X100:2011年
・X100S:2013年
・X100T:2014年
・X100F:2017年
・X100V:2020年
・「F」までは英語の頭文字を採用していたが、今回はローマ数字「V」に置き換わっている。第6世代も「Six」ではなく「VI」となることだろう。 - X100Vで最も大きな変化は前4世代までのレンズを一新していることだ。
- イメージセンサーやプロセッサーは最新モデルに置き換わり、ファインダーやISOダイヤルにも改善が見られる。
- チルト式モニタは本当に薄い。仕様を確認しなければ、このモニタが動くと気が付かない人がいるかもしれない。
- 実写で376コマ撮影すると満充電から1%まで低下した。「NP-W126」バッテリーを使用することも出来るが、「NP-W126Sより消費が速い」と警告される。古いバッテリーでもUSB充電は可能だ。
- X100Fのレンズキャップとサイズが少し異なる。
- 中央の絞り開放におけるシャープネスの違いは明らかだ。
- 無限遠へのフォーカス精度が低い(X100Fでも同様の問題あり)
- 悲劇的なX100Fの接写解像は大きく改善している。1段絞るとX100Fの接写性能は改善するので、特に絞り開放の画質を重視するのであればX100Vがおススメだ。
- X100Vの接写解像をじっくり観察すると、絞り開放はまだ力不足だ。とてもシャープな描写を得たい場合にはF5.6まで絞る必要がある。少なくともF2でも実用的な画質であり、X100Fより間違いなく優れている。
- X100Fと比較してフォーカス速度に大きな違いは無い。ただし、無限遠から前景へピントを合わせる能力は明らかに違いがある。フォーカスアルゴリズムが改善されていると言って良いだろう。
- 瞳検出AFは良好に動作する。滑らかな動作とは言えないが、結果は良好だ。比較してX100Fは顔検出すらしない状態だ。
- 新フィルムシミュレーション「Classic Neg」はProNeg Highよりもコントラストが高い。色相は緑寄りとなっているが、とても美しく本当に好みだ。ハイライトは犠牲となっているが、このフィルムシミュレーションに夢中である。
- X100Fと同じホワイトバランスでも色味は異なっている。
- マニュアルフォーカスアシストが3種類備わっている。ピーキング、デジタルスプリットイメージ、そしてデジタルマイクロプリズムだ。
「Classic Neg」の色調が完全に私を魅了した。オートフォーカスやカメラのカスタマイズなどは完璧と言えないものの、この新しいフィルムシミュレーションは魅力的だ。
さらにレンズは新しくなり、シャープネスは従来モデルと全く異なる性能となっている。特にクローズアップ時の画質は遥かに優れていると感じるだろう。
業界トップをひた走るカメラでは無いが、写真を楽しめるカメラとして他のブランドに負けることは無いだろう。
長所:チルトモニタ・写真の閲覧やズームインのレスポンス・接写時の絞り開放画質が大きく改善・比較的良好なグリップ
短所:NP-W126Sバッテリーを使用するが大きな改善は無し・無限遠へのAF信頼性
Mobile01:Fujifilm X100V 系列大改款 鏡頭更新與經典底片色調加持
参考動画:X100V・X100FのAF動作
X100V | X100F |
参考動画:瞳AF
*縦位置持ち替え時に鼻でタッチAFを動作させている模様。
とのこと。
レンズのリニューアルやチルトモニタの導入、最新センサーやプロセッサーの採用など全体的にバージョンアップした感のある「X100V」ですが、レビュワーは新フィルシミュレーション「Classic Neg」が最も気に入ったポイントとなったみたいですね。確かに楽しめそうな描写に見えます。X-T30やX-T3へファームウェアアップデートで導入しないものかと待っているのですが…。
無限遠へのピント精度・再現性の問題は気になるところ。X100Vではありませんが、同じセンサー・プロセッサーを使用している「X-T30」で似たような経験をしたことがあります。微妙に遠景のピントを外すのですよね…。レンズの初期不良かと思っていたのですが、AFアルゴリズムに何らかの原因があるのかもしれません。「23mm F2」と被写界深度の浅いレンズでは無いので、無限遠で想定外のコントラストに引っ張られてしまうのか?
とは言え、ピント精度の問題はあまり耳にしません。もう少し別のレビューサイトによる評価を見てみたいところ。
ちなみにFlickrには既に専用のGroupページが作成され、既にいくつものユーザー投稿が公開されています。購入前に確認しておくと良いかもしれません。
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