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FUJIFILM GFX100 II フルサイズユーザーを誘う万能ミディアムフォーマット

DPReviewが富士フイルム「FUJIFILM GFX100 II」のレビューを公開。驚異的な解像性能と同クラスでは優れた連写性能・AFを備え、操作性も良好と高く評価。フルサイズユーザーを44×33mmへと移行する切っ掛けになると言及。

Digital Camera World:Fujifilm GFX 100 II review: medium format marvel

  • 外観:GFX100Sなどコンパクトなスタイルを踏襲。縦位置グリップ統合デザインは廃止。BISHAMON-TEXは優れたグリップ性だが見た目は従来のほうが良い。
  • 質感:手に取った際の感触が良い。
  • バッテリー:記載なし。
  • インターフェース:側面にイーサネットポートを搭載。
  • 携帯性:小型軽量だが追加グリップ装着時は前モデルよりも大きい。プロ用一眼レフカメラよりも小さく軽量。
  • グリップ:BISHAMON-TEXは持ち心地が良く、従来よりもグリップ性が向上している。
  • 操作性:ボタンレイアウトは従来機とかなり似ているが、上部に3つのカスタムボタンが配置されている。前面のボタンは誤操作しやすい。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • ファインダー:高解像でシャープな見栄え。快適に利用できる。ブーストモードでは滑らかな表示も可能。
  • モニター:上部モニタを引き続き搭載。背面は3方向チルトに対応している。
  • メニュー:記載なし。
  • フォーカス:ポートレートの撮影で瞳AFはほぼ完璧。
  • 連写性能:8fpsの連続撮影は大型センサー対応としては高速。
  • 解像性能:102MPの驚くべき解像度。信じられないほどディテールが豊富。フルサイズの61MPとの差は歴然としている。
  • 高感度ISO:従来よりも良好なノイズ耐性だが差はごく僅か。
  • ダイナミックレンジ:ISO 1600までピークの性能を維持している。
  • ホワイトバランス
  • JPEG:Reala AceをRAW現像時の起点にすると、ニュートラルでバランスの取れた状態で始めることが出来る。Xシリーズにも欲しい。
  • 動画:記載なし。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:様々なカメラをレビューしてきたが、サンプルの個体を送り返したくないカメラとしてはNo1。フルサイズからミドルフォーマットへ移行しようと検討しているプロが決断する切っ掛けになる。

とのこと。
44×33mmセンサーカメラとしては珍しく、被写体検出に対応し、像面位相差AFで8.0コマ秒の高速連写が可能な最新のGFXシステムカメラですね。最新のX Processor 5と1億画素センサーを搭載しており、HEIF出力や高速バッファクリアが可能なCFexpressメモリーカードに対応。さらに新フィルムシミュレーション「REALA ACE」など見どころの多いカメラ。エルゴノミクスは従来のレイアウトからGFX100S寄りとなり、独自性の強かったGFX100と比べて他社から移行するユーザーでも使いやすくなっていますね。

Digital Camera Worldのレビューでは、操作性・画質・その他の性能などを全体的に高く評価しています。動画撮影には言及していないものの、フルサイズユーザーを魅了する大型センサーモデルに仕上がっているようです。販売価格はGFXシリーズハイエンドと言うこともあり非常に高価ですが、1億画素の静止画や中版の動画を最大限活用したい場合は面白い選択肢となりそうです。

FUJIFILM GFX100 II 最新情報まとめ

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