Phototrendが「ILCE-7RM6」のレビューを公開。電子シャッター性能やバッファ容量には限界があると指摘しつつ、高解像モデルでありながら高速連写・高度なAF・動画性能が大幅強化と評価。シリーズ最大級の進化モデルとのこと。
Phototrend:Test Sony A7R VI : le boîtier qui rebat les cartes de la haute définition
- 外観:α7 V系デザインを踏襲した高解像モデル。新型の67MP積層型センサーを搭載しながらも、従来通り比較的コンパクトなボディサイズを維持。
- 質感:防塵防滴構造を採用し、悪天候下でも安心感のある仕上がり。グリップもより深くなり、堅牢感が向上。
- バッテリー:新型NP-SA100バッテリーを採用。CIPA基準で約690枚、EVF使用時約600枚の撮影に対応する。USB-C経由での充電・給電にも対応。
- インターフェース:USB-C 3.2 Gen2、USB-C 2.0、HDMI Type A、マイク端子、ヘッドホン端子を搭載。デュアルSD UHS-IIスロットに加え、CFexpress Type Aにも対応。Wi-Fi 6GHzとBluetooth 5.0 Low Energyをサポート。
- 携帯性:約133×97×83mm、713gと、高解像・高速機としては小型軽量。前モデルより10g軽量化されている。Z8やS1R IIなど競合機よりコンパクト。
- グリップ:グリップは従来より深くなり、保持性が向上。スタジオから悪天候下まで安定したホールド感を実現。
- 操作性:前後ダイヤル、露出補正ダイヤル、写真/動画/スロー切替スイッチ、ジョイスティック、Fnボタン、専用RECボタン、4つのカスタムボタンなどを搭載。新たにボタンのバックライト機能を採用し、夜景や天体撮影時の操作性が大幅に向上した。モードダイヤルには10種類の追加プリセットも利用可能。タリーランプも新搭載。
- 手ぶれ補正:5軸手ぶれ補正を搭載し、中央で最大8.5段、周辺で7段補正に対応。実写では50mmレンズ使用時に約2秒の手持ち撮影が可能。
- ファインダー:944万ドットOLED EVFを搭載。解像度自体は従来同等だが、輝度は3倍向上し、HDR表示やDCI-P3にも対応。強い日差し下やS-Log確認時でも非常に見やすい。ソニー史上最高クラスのEVF。
- モニター:約81.3mm・209万ドットのチルト・バリアングル式モニターを搭載。写真と動画を切り替えやすい構造で、ソニー機の中でも完成度が高い。
- メニュー:追加プリセットモードや、連写区切り画像挿入機能を搭載。バッファ管理や複数ジャンル撮影時の運用性が改善。
- フォーカス:759点AFが撮像範囲の94%をカバー。人物・動物・鳥・昆虫・車両認識に対応し、人物優先の自動認識モードも搭載。AF速度と追従性能は極めて優秀で、横顔や顔の一部が隠れた状態でも瞳認識を維持。低照度でも安定して動作し、失敗は非常に少ない。
- 連写性能:電子シャッター時に最大30コマ/秒の14bit RAW連写に対応。メカシャッターでは10コマ/秒。プリキャプチャ機能も備える。バッファはやや小さく、RAW+JPEGでは約55枚だが、バッファ満杯後も約3〜4コマ/秒で継続撮影可能。純正以外のレンズでは15コマ/秒制限。
- 解像性能:66.8MP積層型BSI CMOSセンサーを搭載し、フルサイズ機として最高クラスの解像性能を実現。クロップ耐性も非常に高い。APS-Cクロップ時でも28MPを維持する。Pixel Shiftでは270MP生成に対応し、134MPアップスケール機能も搭載。ローリングシャッターも従来機から大幅改善された。高性能レンズとの組み合わせが前提となる。
- 高感度ISO:ISO100〜32000、拡張ISO50〜102400に対応。ISO1600までは非常に良好で、ISO6400でも劣化は軽微。ISO12800も実用的で、ISO25600ではノイズ増加が目立つものの、従来機より改善されている。超高感度でも高解像センサーとしては優秀な描写。
- ダイナミックレンジ:最大16段のダイナミックレンジを公称。中判機クラスに匹敵するとされる。RAW検証は未完了ながら、JPEG段階でも広いラティチュード。
- ホワイトバランス:AI支援型オートホワイトバランスを搭載。色再現は自然で精度が高く、JPEG撮って出しでも良好な結果が得られる。
- JPEG:12種類のCreative Lookを搭載。RX1R III由来のFL2・FL3も利用可能で、JPEG撮って出し用途にも配慮されている。
- 動画:8K30p、4K120pに対応。4K60p/120pやS-Log運用も強化され、動画性能は大幅向上。ローリングシャッターも改善され、従来のRシリーズより実用性が高い。ただしDRAM非搭載のため、α1 IIやα9 IIIほど高速ではない。
- 作例集:作例多数。
- 総評:高解像モデルでありながら高速連写・高度なAF・動画性能を大幅に強化した、シリーズ最大級の進化モデル。従来のRシリーズが苦手としていたスポーツや動体撮影にも本格対応し、汎用性は飛躍的に向上した。一方で、DRAM非搭載による電子シャッター性能やバッファ容量には限界も残る。しかし67MP積層型センサー、30コマ/秒連写、優秀なAFを713gボディへ収めた完成度は非常に高く、現時点で最も万能な高解像フルサイズ機の1つ。
Phototrendのレビューによると、動体撮影・連続撮影ではα1 IIやα9 IIIのような速度重視モデルと比べて限界があるものの、Rシリーズとしては高速連写やAF、動画性能が大幅に強化されているとのこと。
RAWによるダイナミックレンジ性能は未確認ながら、α7 Vと同様の強化を期待できそうですね。ただし、α7 Vと同じくメカニカルシャッターと電子シャッターで結果が異なる可能性がありそうです。
また、グリップやファインダー、ボタンイルミネーション、メニューシステムなど、操作性や撮影体験での改善点もある模様。
- 発売日:2026年6月5日
- 予約開始日:2026年5月19日(火)10時
- 市場推定価格:税込74万円前後
従来機よりも高解像を実現しつつ、積層型CMOSセンサーによる高速性も両立したRシリーズの最新モデル。α7R Vで弱点となっていたセンサーの遅さが改善され、30fpsの高速連写や毎秒60回のAF/AE演算を実現。高性能化したAFシステムと相まって、高解像ながら優れたパフォーマンスを発揮するカメラ。
バッテリーは大容量化した新型バッテリーに切り替わり、ファインダーは従来の高解像を維持しつつ3倍の高輝度化。Wi-Fi6対応の高速通信や長時間の高解像動画撮影に対応する放熱構造など、ハード面の改善もいたるところに盛り込まれています。
従来機比で非常に高価なカメラになったこと、相変わらずα1 IIやα9 IIIのグリップデザインではないこと、など気になる部分もありますが、驚くようなスペックのモンスターマシンに仕上がっています。
| ILCE-7RM6 | |
| ソニーストア |
|
| 楽天市場 | Amazon |
| カメラのキタムラ | |
| SYSTEM 5 | |
| 楽天市場中古 | |
| カメラのキタムラ中古 | |
主な仕様
| イメージセンサー | タイプ:積層型CMOS 有効画素:約6,680万画素 |
| プロセッサ | BIONZ XR2 AI統合 |
| 除塵機能 | 超音波アクチュエーター 電源OFF時のシャッター |
| 手振れ補正 | 5軸ボディ内手ブレ補正 中央8.5段/周辺7.0段 |
| ISO | 100-32000 |
| ストレージ | CFexpress Type A SD UHS-II マルチスロット |
| AF | 検出方式:ファストハイブリッドAF 測距点:759点 測距輝度範囲:EV-6 - EV20 |
| 被写体検出 | オート、人物、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 |
| シャッター | メカニカル:1/8000-30 秒 電子先幕:1/8000-30 秒 電子:1/8000-30 秒 |
| フラッシュ同調速度 | 1/250 秒 (フルサイズ) 1/320 秒 (APS-Cサイズ) |
| 連続撮影速度 | 最高約30コマ/秒 |
| 連続撮影枚数 | RAW: 150枚 RAW (圧縮 (画質優先)): 65枚 RAW (ロスレス圧縮): 60枚 |
| ファインダー | サイズ:0.64型 解像度:9 437 184 ドット 倍率:0.90倍 |
| モニター | サイズ:3.2型 解像度:2 095 104 ドット 可動方式:チルト+バリアングル |
| 動画フレームレート | 7.5K 30p 4K 120p FHD 120p |
| 動画出力 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264 XAVC HS: MPEG-H HEVC/H.265 HDMI RAW |
| USB | USB 3.2 USB 2.0 |
| マイク/ヘッドホン | マイク:3.5 mm ヘッドホン:3.5 mm |
| HDMI | タイプA |
| Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
| Bluetooth | Ver. 5.3 |
| その他ポート類 | シンクロ |
| バッテリー | タイプ:NP-SA100 ファインダー使用時: 約600枚 液晶モニター使用時: 約710枚 |
| サイズ | 約132.7 x 96.9 x 82.9 mm |
| 重量 | 本体のみ:約622 g バッテリー含:約713 g |
| 防塵防滴 | 対応 |
関連記事
- シリーズ最大級の進化を遂げた最新モデル|ILCE-7RM6 2026年5月23日
- クラス最高レベルの完成度|ILCE-7RM6 2026年5月20日
- 高速化しつつも画質を損なっていない|ILCE-7RM6 2026年5月20日
- 「α7R VI」と「α7R V」の外観やスペックの違い 2026年5月19日
- ソニー α7R VI ILCE-7RM6 予約販売開始 2026年5月19日
- 高解像と高速性能を1台で求めるプロ向けのカメラ|α7R VI 2026年5月14日
- ソニー α7R VI ILCE-7RM6 正式発表|66.8MP 積層型CMOSセンサー搭載 2026年5月13日
- ソニーα7R VIと思われるリーク画像【更新】 2026年5月12日
- ソニーα7R VI用の新バッテリーは旧製品との互換性がない? 2026年5月11日
- α7R VIのEVFはα1 IIよりも改善されている? 2026年5月9日
広告
*手動広告を試験的に導入しています。
![]()
期間限定セール
- OM SYSTEM ストア がホタル撮影特集で10%オフクーポンを配布中 / 対象製品一覧
- OM SYSTEM ブランドの双眼鏡が10%オフで購入できるクーポンを配布中
- Amazon初夏のお買い得SALE~6月2 / まとめ記事
- SmallRig 最大30%オフ 初夏ビックセール -6/2
- Antigravity A1 20%オフ
アウトレットなど
キャッシュバック
カメラメーカー直販・店舗リンク(楽天市場)