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ソニーα9 III は様々な点で唯一無二の無敵なカメラ

Mobile01がソニー「α9 III」のレビューを公開。高ISOやダイナミックレンジなど画質を犠牲にしつつも、スポーツ向けのカメラとして唯一無二で無敵の存在と評価。様々なシーンの高解像サンプルが大量に用意されているのでおススメです。

Mobile01:Sony A9 III 評測報告|「全域快門」唯快不破、索尼黑科技的完美體現!

  • 外観:メカシャッターレス、センサーシールド搭載。タイ製。
  • 質感:記載なし。
  • バッテリー:410-520枚の撮影が可能だが、120fps連写時に5秒でバッテリーが切れるわけではない。1度の撮影で3000枚以上は撮ることが出来る。
  • インターフェース:CFe AとSDUHS-IIに対応するデュアルスロット。そのほかHDMI AやUSB 3.2 Gen2、Micro USB、シンクロに対応。1000BASE-Tの通信も可能。
  • 携帯性:記載なし。
  • グリップ:従来よりもカーブしたデザイン。手のひらにフィットする。
  • 操作性
    ・一眼レフに近い操作性。シャッターボタンは30°から45°まで斜めに変更され、指の負担が軽減している。
    ・C1/C2ボタンは形状が改善し、フィードバックが改善。
    ・上部のモードダイヤルはどちらも2層式で、フォーカスや撮影モードの変更が可能。
  • 手ぶれ補正:3軸スタビライザーほどではないが、ある程度の効果が見込める。
  • ファインダー:α1と同等。
  • モニター:α7R Vのチルト+バリアングルを継承。静止画と動画のニーズをどちらも満たすことが出来る。
  • メニュー:記載なし。
  • フォーカス:(訳注:実写サンプルが大量にあるので直接確認するのをおススメします)
  • 連写性能:プリ連写機能を搭載しているので、労力半分で2倍の結果を得ることができる。ただし、瞬間的に大量の画像データを記録するのでCFe Type Aの使用がおススメ。
  • ドライブ:グローバルシャッターらしく歪みは「ゼロ」。シングルショットでは1/80,000秒、連写時は1/16,000秒に対応。この性能の120fpsは幅広いシーンで活躍する。
  • フラッシュ:1/16000sで使うと、ACコンセントを食うProfoto D2はほぼフルパワーではパワーが戻らず、ISOを引っ張りすぎると画質も犠牲になる。連写速度とフラッシュのパワーのバランスは難しい。
  • 解像性能:記載なし。
  • 高感度ISO:ISO1600-3200で許容範囲内。α7 IVのほうが良好。ノイズ低減RAWの撮影が可能だが実用性は低すぎる。大部分の人はLightroomのAIノイズ低減で十分。
  • ダイナミックレンジ:-5EVからの復元で若干のノイズ。+2EVの復元で破綻する。+3EVの復元は素直に諦めたほうが良いだろう。
  • ホワイトバランス
  • JPEG
  • 動画:8K 30pはないが、ノンクロップの4K 120pを利用可能。4K 60pの6Kオーバーサンプリングにも対応している。ローリングシャッター効果は見られない。
  • 作例集:高解像サンプルが大量
  • 総評:様々な点で唯一無二の存在。2週間の体験で「スポーツ向け」指向のカメラであるとしみじみ感じた。野鳥や野生生物の撮影では無敵のカメラになるだろう。

とのこと。
フルサイズセンサーを搭載したスチルカメラでは初となるグローバルシャッター搭載ミラーレスが登場。ローリングシャッター歪みやフリッカーを完璧に抑えることができ、フラッシュに全速同調も可能。さらに120fpsのRAW対応連続撮影やプリキャプチャ機能、クロップ無しの4K 120p対応などなど、静止画・動画ともに高性能なカメラに仕上がっています。オーバースペックと感じる人も多いと思いますが、必要な人には画期的な機能がいくつかあるようですね。

Mobile01によると、グローバルシャッターの恩恵をはじめ、AF性能や外装のデザイン、操作性などの改善点を高く評価。優れた性能と機能の組み合わせによって、決定的瞬間を撮影しやすいカメラとなっている模様。全速同調のフラッシュ撮影やプリ連写による決定的瞬間の撮影などで真価を発揮しそうですね。

そのいっぽう、高速性の代償として画質低下を伴う部分があるようです。このようなカメラでダイナミックレンジの狭さは問題ないかもしれませんが、高ISOの性能が低めとなっている点には気を付けたほうが良さそう。とは言え、最近はノイズ処理の技術が向上しているので、多少のノイズ増は気にならない人もいることでしょう。新機能のノイズ低減RAWは使い辛い模様。

デメリットよりもメリットが上回るカメラだと思いますが、オールラウンドに使いたい人はα1など通常の積層型CMOSセンサーのほうが適しているのかもしれません。

ソニー α9 III ILCE-9M3 最新情報まとめ

  • 希望小売価格:オープン価格
  • 発売予定日:2024年1月26日(金)
  • 予約開始日:2023年11月16日(木)10時より

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主な仕様

  • イメージセンサー
    ・タイプ:積層型CMOS(GS対応)
    ・有効画素数:2460万画素
    ・ローパスフィルター:あり
    ・除塵ユニット:あり
    ・手振れ補正:5軸 8.0段分 協調手振れ補正対応
  • プロセッサ:BIONZ XR
  • ISO 250 - 25600 (拡張: 下限ISO 125、上限ISO 51200)
  • CFexpress Type A / SD UHS-II デュアルカードスロット
  • AFシステム:ファストハイブリッドAF
    ・測距点:759点
    ・測距輝度範囲:-5EV
    ・被写体認識:人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機
    ・その他:フォーカスエリア 2種追加
  • ドライブ性能:
    ・メカニカルシャッター:
    ・電子シャッター:~1/80000秒
    (連続撮影時は1/16000秒)
    ・フラッシュ同調速度:全速同調
    ・撮影速度:最高約120コマ/秒
    ・撮影枚数:RAW (非圧縮): 96枚
  • ファインダー:944万ドット OLED 0.9倍 25mmアイポイント
  • モニター:マルチアングル 210万ドット 3.2型
  • フレームレート:STD 60fps / HI 120fps / HI+ 240fps
  • 動画:
    ・4K:~ 120p 280Mbps クロップなし
    ・出力:XAVC S/ XAVC HS ALL-I対応 / HDMI RAW
    ・電子IS:対応
    ・連続撮影時間:
  • インターフェース:
    ・USB:SuperSpeed USB 10 Gbps (USB 3.2)
    ・ヘッドホン:3.5 mm
    ・マイク:3.5 mm
    ・HDMI:A
    ・LAN:1000BASE-T
    ・シンクロ:あり
    ・Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac 2x2 MIMO対応
    ・Bluetooth:5.0
    ・音声メモ専用のマイクをカメラ背面に搭載
  • ストリーミング:~3840 x 2160 (15p / 30p)
  • バッテリー
    ・タイプ:NP-FZ100
    ・撮影可能枚数:ファインダー使用時: 約410枚、液晶モニター使用時: 約520枚
    ・充電方法:USB給電・充電 PD対応
  • サイズ:約136.1 x 96.9 x 82.9 mm
  • 重量:約703 g
  • 防塵防滴:対応
  • ボディ材質:マグネシウム合金
  • 付属品
    ・バッテリーチャージャー BC-QZ1
    ・電源コード
    ・ケーブルプロテクター
    ・ショルダーストラップ
    ・ボディキャップ
    ・アクセサリーシューキャップ
    ・アイピースカップ

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