Sony Alpha Blogが「LAOWA AF FF 200mm F2.0 C-Dreamer」のレビューを公開。手振れ補正非搭載、解像の解像性能、AF性能などを欠点として挙げていますが、ボケは滑らかで柔らかい描写と言及。価格差を考慮し、より高性能な競合を選ぶかは用途次第とのこと。
Sony Alpha Blog:Laowa 200mm F2
- 外観:造りの品質は非常に高く、エルゴノミクス的にも良好。フロント105mm、リア43mmフィルター対応。持ち運び用バッグが付属。
- 構造:ソニーの制限によりTC使用不可。AFCは15fpsに制限される点はスポーツ用途では不満。取り外し可能な三脚座を内蔵し、90°ごとにクリックあり。横位置・縦位置の切り替えは容易。三脚座は短く、手持ち運搬には不向き。1/4インチネジを1基装備。Arca-Swiss互換。
- 携帯性:70-200mm F2.8より大きくはないが、厚みと重量があり、手持ち動画撮影での安定性確保は難しい。
- 操作性:クリック/クリックレス対応の絞りリングは硬く、素早い操作には不向き。
- AF:高速・静音で効率的。ただしスポーツ連写ではフォーカスが甘くなる場面があり、15fps制限も影響する。
- MF:フォーカスブリージングは大きい。
- 手ぶれ補正:光学式手ぶれ補正は非搭載。
- 解像性能:開放から非常に良好。F2.8で中心から隅まで優秀。6100万画素ではF2開放がやや期待外れで、最良の結果にはF2.8まで絞る必要あり。遠景では開放でも非常に良好。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:開放では完全に近い円形で柔らかく美しい。F4以上では9枚羽根の形状が現れる。背景ボケは非常に滑らかでクリーミー。被写体と背景の分離は卓越。
- 軸上色収差:F2でも縦方向の色収差は小さい。
- 倍率色収差:非常に小さい。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:歪みは小さいが、糸巻き型がやや目立つ。
- 周辺減光:開放で目立つ。F4で軽減し、F5.6でほぼ解消。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:フレア耐性は同クラス平均以下。
- 光条:F16で光条が得られる。
- 作例集:
- 総評:被写体と背景を鮮明に分離し、極めて滑らかでクリーミーなボケを実現する独自性の高い大口径レンズ。色再現も良好。一方で、6100万画素での開放性能、スポーツ向きでないAF、光学式手ぶれ補正非搭載、硬い絞りリングといった弱点も明確。価格差を考慮し、より高性能な競合を選ぶかは用途次第。
- 競合について:色再現とボケはシグマに近いが、シャープネス、AF、操作性では劣る。Sigma 200mm DG OS Sportsは光学性能が最高水準だが用途は限定的。Sony FE 50-150mm F2 GMはF2の描写力と高い汎用性を両立。Sony 70-200mm F2.8 GM IIはズームレンズの新基準となる最高級モデル。
Sony Alpha Blogのレビューによると、F2.8まで絞ると中央から隅まで一貫性のある解像性能とのこと。ただし、F2の絞り開放は高解像センサーでイマイチのようで、F2.8まで絞るとピークの性能に到達するようです。
F2.8まで絞るとズームレンズと被るF値のため、単焦点レンズを使用する意味合いが薄れてしまうかもしれません。Dustin Abbott氏が指摘していたF2の開放におけるコントラストの低下については言及していません。
AF性能も強みとは言えないため、スポーツ用途と言うよりはポートレート向けの200mm F2レンズのようです。
LAOWA AF FF 200mm F2.0 C-Dreamer 最新情報まとめ
- 2025年10月14日 発売
- 公式価格:1,799 / 1,999 ドル
VenusOptics4本目のAFレンズ。そして、日本のレンズメーカー以外では初となる「AF 200mm F2」を実現。販売価格はキヤノン・ニコン・シグマよりも遥かに安く、シグマの最新モデルよりも軽量。光学手振れ補正が非搭載である点に気を付ける必要があるものの、一眼レフ(EOS)でも利用可能。
キヤノンEF版があるので、アダプター経由でソニーE・ニコンZ以外のミラーレスカメラでも利用可能となる可能性が残されています。
レンズの仕様
| レンズマウント | EF / E / Z |
| 対応センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 200mm |
| レンズ構成 | 9群11枚 |
| 開放絞り | F2 |
| 最小絞り | F22 |
| 絞り羽根 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 1.5m |
| 最大撮影倍率 | 0.15倍 |
| フィルター径 | 105mm 前面 43mm Drop in |
| 手振れ補正 | - |
| テレコン | - |
| コーティング | Frogeye |
| サイズ | 118×175mm E 118×148mm EF |
| 重量 | 1765g E 1588g EF |
| 防塵防滴 | 対応 |
| AF | 対応 |
| 絞りリング | 搭載 クリック解除対応 |
| その他のコントロール | AFリミッター AFMF |
| 付属品 | レンズフード 前後キャップ レンズケース |
関連レンズ
関連記事
- より高性能な競合を選ぶかは用途次第|LAOWA AF FF 200mm F2.0 C-Dreamer 2026年1月23日
- ポートレート向きの200mmF2|LAOWA AF FF 200mm F2.0 C-Dreamer 2026年1月23日
- LAOWA 200mm AF FF キヤノンEF/ソニーE/ニコンZ 国内販売開始 2026年1月23日
- LAOWA「FF II TS 17mm F4」「FF II TS 35mm F2.8 Macro 0.5X」を発表 2025年11月25日
- LAOWAが 「TS 17mm F4・TS 35mm F2.8」11月24日登場を予告 2025年11月18日
- LAOWA 180mm F4.5 1.5X Ultra Macro APO 国内販売開始 2025年11月8日
- 良好な性能だがAFの制限と逆光耐性が課題|LAOWA 180mm F4.5 1.5X Ultra Macro APO 2025年10月20日
- LAOWA 180mm F4.5 1.5XでM/Aフォーカス機能に対応する新ファームウェア配信開始 2025年10月17日
- 見た目も性能も優れたレンズ|LAOWA AF FF 200mm F2.0 2025年10月15日
- LAOWA AF FF 200mm F2.0 C-Dreamer 最新情報まとめ 2025年10月14日
広告
*手動広告を試験的に導入しています。 ![]()
期間限定セール
アウトレットなど
キャッシュバック
カメラメーカー直販・店舗リンク(楽天市場)