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LAOWA FFII 15mm F5.0 Cookie 平凡な解像性能だが小型軽量が強み

Sony Alpha Blogが「LAOWA FFII 15mm F5.0 Cookie」のレビューを公開。解像性能は平凡で逆光耐性や周辺減光が目立つと言及。ただし、小型軽量が強みとなり、全体的に見れば良好な画質と評価。

Sony Alpha Blog:Laowa 15mm F5 Cookie

  • 外観:造りの品質は非常に良好。
  • 構造
  • 携帯性:レンズは非常に小型かつコンパクト。
  • 操作性:MFレンズだが、絞りはボディからのみ制御可能。
  • AF
  • MF:フォーカスリングは薄いが、しっかりと減衰されている。フォーカスブリージングが非常に目立つ。
  • 手ぶれ補正
  • 解像性能
    中央:シャープネスは良好。F5.6で非常に良好となる。
    四隅:シャープネスは平均的。F5.6で向上し、その後平均レベルに戻る。
    遠景:全域でF5.6が最適値。
    総評:全体的に平均以下のパフォーマンス。
  • 像面湾曲
  • ボケ:ボケボールは非常に小さい。低絞りの広角レンズとして背景のぼかしは少なく、不安定な描写。
  • 軸上色収差:F5で色収差が見られる。
  • 倍率色収差
  • 球面収差
  • 歪曲収差:波形の歪みは中程度。
  • 周辺減光:F5で強く発生。F16でも完全には消えない。
  • コマ収差
  • 逆光耐性:フレア耐性は平均以下。ハローがいくつか発生。
  • 光条:F5.6では非常に美しい光条が得られる。
  • 作例集
  • 総評:Loawa 15mm F5 Cookie(489ユーロ)は、小型軽量な広角レンズ。同種のレンズと比較して平均的な解像性能を持ち、周辺減光が目立つ。ただし、全体的には優れた画質を提供。最大の強みは軽量コンパクトであることで、最高の広角レンズを目指したものではない。
  • 競合について:Pergearは価格相応の優れた性能を持つが、周辺部の画質が弱く、フレア耐性が極めて低い。最も優れた価格性能比を持つのはNiSi 15mm F4(479ユーロ)であり、SamyangやIrixよりも優れる。
  • 備考

定評のある広角レンズを多数リリースしているVenus Opticsが手掛ける2024年の最新レンズ。399ドルと手頃な価格で、フルサイズに対応する15mmのコンパクトなレンズサイズを実現しています。開放F値が大きいものの、競合する同じようなスペックのレンズも同程度の絞り値。

また、最近のLAOWAらしく、部分的に電子制御を導入。ソニーEマウントとニコンZマウントには電子接点があり、絞り制御はカメラ側で操作することが可能(このため絞りリングがありません)。

Sony Alpha Blogのレビューによると、解像性能や周辺減光、逆光耐性には妥協が見られるものの、小型軽量で低価格な超広角レンズとしては検討する価値のあるレンズのようです。小型軽量なのでα7C IIやLUMIX S9と組み合わせると面白そうですね。

LAOWA FFII 15mm F5.0 Cookie 最新情報まとめ

LAOWA 15mm F5 Cookie FF Sony E
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LAOWA 15mm F5 Cookie FF Nikon Z
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LAOWA 15mm F5 Cookie FF Canon RF
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LAOWA 15mm F5 Cookie FF L Mount
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LAOWA 15mm F5 Cookie FF Leica M
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レンズの仕様

発売日 2024.11.5
初値 399ドル
レンズマウント M / E / RF / Z / L
対応センサー フルサイズ
焦点距離 15mm
レンズ構成 9群13枚
開放絞り F5.0
最小絞り F22
絞り羽根 5枚
最短撮影距離 0.12m
最大撮影倍率 0.2倍
フィルター径 39mm
手振れ補正 -
テレコン -
コーティング 不明
サイズ φ53×32mm
重量 104g
防塵防滴 -
AF MF限定
絞りリング あり
その他のコントロール -
備考 電子接点なし

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