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パナソニックLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7は歪曲補正で四隅が甘くなる【海外の評価】

Admiringlightがパナソニック「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」のレビューを掲載しています。

Admiringlight

  • このレンズは42.5mm F1.2やライカMマウントレンズと似た外観だがMマウントライカほど重量は無い。とてもコンパクトで魅力的なレンズである。
  • 軽量だがしっかりとした金属製のレンズで滑らかな操作性だ。
  • 絞りリングは好きなのだが、オリンパスボディでは動作しない。
  • フォーカスリングは小さいがとても滑らかで使いやすい。ボディサイズが小さいGMからGH4のようなカメラまで相性が良い。
  • オートフォーカスはとても高速だ。全ての状況で瞬間的に被写体を捕捉した。薄暗い環境でも非常に高速である。
  • このレンズの素晴らしいポイントは接写性能だ。マクロほどでは無いが素晴らしいクローズアップ写真を取ることが出来る。
  • シャープネスは優れているが最高ではない。中央は絞り開放から鮮明な画像だが、端や隅は少しソフトだ。F4まで絞ると端や隅は綺麗になる。残存する四隅のソフトさは歪曲収差によるものだろう。隅から隅までシャープとは言えないが、絞った際の画質はほとんどの被写体で十分なものだ。
  • ボケは概ね良好だ。軸上色収差による色づきが見られるものの、少し絞ると解消しとても魅力的なボケとなる。
  • 他のマイクロフォーサーズレンズと同様、とても美しく豊かなコントラストを持つ描写だ。説明するのは難しいが実際に見てみると分るはずだ。
  • Capture OneのようにRAWの自動補正が適用されない現像ソフトを使うと本レンズの歪曲収差が明るみになる。補正前の画像は視野が広く歪曲は大きいが四隅はとてもシャープである。通常の撮影で四隅がソフトであるのは歪曲補正によるものだろう。
  • 周辺減光はF1.7でかなり目立ち、F2.8まで絞ると解消する。
  • 逆光耐性は良好だ。

長所:非常に小さい・高速で静かなAF・絞り開放から良好な中央解像・絞るとフレーム全域で良好な解像・良好なボケ・良好な逆光耐性・優れた色とコントラスト・個性的な接写性能

短所:絞り開放で端や四隅がソフト・絞っても四隅がソフト・場合によって軸上色収差が発生・通常は補正されるが巨大な歪曲・絞りリングがオリンパスで動作しない・やや高価

本レンズは絞れば十分にシャープで色やコントラストは25mm F1.4と似た描写である。個人的な意見としてはとても高い評価となり、程よいパッケージとなっている。

画角とF値を考慮するとやや高めだが、LUMIX 14mm F2.8やM.ZUIKO 17mm F1.8と比べて少し優れているためリーズナブルと言える。

とのこと。

補正前の歪曲収差が大きいことは他のレビューサイトでも指摘されていましたが、どうも自動補正で四隅のシャープネスへ影響を及ぼしているみたいですね。風景撮影で歪曲が特に気にならない状況ならば敢えて補正をオフにして現像するのも良さそうです。

ちなみに「15mm」は歪曲補正後の画角なので、補正を切ることで画角が広くなる恩恵もあるようです。

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