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LUMIX FZ1000 IIは低価格ながら高機能で高性能なズームレンズを備えた1型ブリッジカメラ【海外の評価】

Lesnumeriqueがパナソニックのブリッジカメラ「LUMIX FZ1000 II」のレビューを掲載しています。

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画質は並みだが高機能で低価格

  • RX10 IVに匹敵する大きなカメラだ。とは言え、24-600mm F2.8-4と強力なズームレンズを備えた多目的カメラとしては810gと軽量である。
  • 残念ながら防塵防滴仕様では無い。
  • グリップは良好でカメラの操作性向上に一役買っている。
  • ファインダーは0.39型236万ドットのOLEDパネルを利用してる。アイカップが大きので眼鏡着用者でも利用しやすい形状で高く評価できる。
  • 手ぶれ補正の動作音が大きくかなり厄介だ。
  • エルゴノミクスはハイエンドモデルのFZH1とよく似ている。
  • フォーカスレバーを備えていないのは残念だが、幸いにもタッチパッドAFに対応している。
  • WiFiに加えてBluetoothを備えており、スマートフォンとの接続は遥かに簡単となっている。そしてパナソニックのLUMIX用アプリは最も完成度の高いアプリの一つである。
  • 起動時間は1.72秒と速く無いが、これはブリッジカメラが主に不得手とする分野だ。電源オフもそれほど速く無い。
  • オートフォーカスは広角でも望遠でも非常に高速だ。あらゆる状況で瞬間的にピントが合う。ただし、低照度ではFZH1やRX10 IVの2倍ほどかかってしまう。
  • 連写速度はUHS-IIカードを使用しても公称値の12fpsには届かず、10fps止まりだ。
  • 高感度ノイズはISO 800から目に付き始め、ISO 1600が許容できる限界値だ。これは競合モデルとよく似ている。
  • レンズ性能は十分に強みとなる。絞り開放から広角も望遠も立派な描写性能だ。望遠側はF4と暗いが、効果的な手ぶれ補正で緩和されている。
  • 動画はパナソニックが強みとする分野だが、残念ながら4K 60pには非対応だ。しかし、100fpsのFHDや4Kライブクロップなどに対応している。4Kは大きくクロップされるため広角側がとても狭くなってしまう。

強み:カスタマイズの自由度・バリアングル仕様のタッチパネル・Bluetooth・強力なズームレンジ・素晴らし光学性能・ISO 1600まで良好な画質・数多くの撮影機能・高速AF・良好な動画画質

弱み:大きなボディ・カスタマイズが煩雑・ISO3200以降は並程度の画質・逆光耐性が低い・4K動画で大きなクロップ

完璧では無いが、低価格で幅広い機能性と高性能ズームレンズを備えている。1型センサーの画質としては平均的でRX10 IVのほうが優れている。広角域が必要なければコンパクトなTX2と言うのも一つの手だろう。どちらも防塵防滴仕様ではない点に注意が必要だ。

とのこと。従来通り防塵防滴仕様では無かったのが残念ですが、LUMIXらしい高機能な操作性に加えてFZ1000譲りの高性能なズームレンズは健在のようですね。像面位相差AFと積層センサーを備えたRX10 IVの存在は気になるところですが、そこまで連写と高速性を必要としなければFZ1000 IIのコストパフォーマンスが光りそうです。

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