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パナソニックLUMIX G100は高い静止画撮影能力だが肝心のVlog用途では欠点が目立つ

ePHOTOzineがパナソニック製ミラーレス「LUMIX G100」のレビューを掲載しています。小型軽量ながら操作性が良く、静止画の画質が良好と評価する一方、肝心のVlog用途としては残念な点がいくらかある模様。

静止画用途では良いものの…

ePHOTOzine:Panasonic Lumix G100 Review

  • パナソニックLUMIX G100は、パナソニックLUMIX G90/95の後継機のように見えるかもしれないが、全く別のカメラのようなものだ。
  • 一眼レフのようなデザインではなくなり、代わりにG100はコンパクトなブログ用カメラであり、GX880のようなボディにグリップと電子ビューファインダーを追加し、バリアングルタッチモニタを搭載している。
  • 2000万画素のフォーサーズCMOSセンサーを搭載しており、多くの本格的なコンパクトカメラに搭載されている1インチセンサーよりも大きい。
  • マイクロフォーサーズマウントに対応する大量のレンズを使用可能だ。
  • 12-32mm F3.5-5.6のコンパクトズームレンズがキットとなっている。このレンズは24-64mm相当(35mm換算)の撮影が可能で、光学手ブレ補正(O.I.S)が内蔵されている。
  • パナソニックLUMIX G100は、バッテリーとSDカードを入れて345gと小型軽量だ。12-32mmレンズを加えて70g増で、総重量はわずか415gだ。これなら、どこにでも気軽に持ち運べる。
  • カメラの前面には良いラバーグリップがあり、背面には親指用のラバーグリップがある。このカメラはプラスチック製のボディながら、フレックスを最小限に抑えたしっかりとした作りになっており、ゴム製のグリップは、カメラをしっかり持つのに役立つ。
  • 上部のモードダイヤルで簡単にモードを変更でき、その横にはオン/オフスイッチがある。
  • 4つの物理的な機能ボタンがあり、これらはすべてカスタマイズ可能だ。デフォルト設定では、露出補正(Fn1)、Q.Menu(Fn2)、LVF(Fn3)、Wi-Fi(Fn4)に素早くアクセスすることができる。
  • カメラ前面のシャッターボタン周辺にはコマンドホイール、カメラ背面(メニュー/セットボタン周辺)にはスクロールホイールがあり、必要に応じて設定を調整することができる。
  • また、ISO/WB/フォーカス/ドライブへのクイックアクセスも十字ボタンに配置されている。人によっては、背面のボタンが少し小さいと感じるかもしれないが、慣れるまでにはそれほど時間はかからないはずだ。
  • フォーカスは顔/視線検出、追尾、49エリア、カスタムマルチエリア、1エリア、ピンポイントの設定が可能。フォーカスポイントの設定はモニタのタッチ操作でも行うことが可能だ。
  • 低照度撮影用のフォーカスアシストランプが付属しており、AFシステムは-4EVまでと感度が高い。
  • 3インチバリアングルモニタは素晴らしい見栄えだ。良好な色再現性で明るい環境でも本当に良く見える。184万ドットと高解像なモニタはディテールまで明瞭だ。
  • モニタを自分側に向けることができるので、自撮りやVlog撮影に使用することができる。マイク端子しかないので、ケーブルがバリアングルモニタの邪魔になる心配は無い。
  • 電子ファインダーは368万ドットと非常に高解像度で見やすい。ただし、文字が小さいのももう少し大きく表示できると好ましかった。
  • メニューは、色分けされたセクションできれいにレイアウトされているので、探しているオプションを簡単に見つけることができる。ソニーのメニューシステムと比べてはるかに使いやすいメニューシステムだ。
  • タッチスクリーンを使ってメニューのオプションを選択したり、変更したりすることができ、「マイメニュー」セクションを使ってお気に入りの設定を追加することで、さらに素早くアクセスすることが可能だ。
  • Wi-Fi機能 - Wi-Fi接続機能を内蔵しているので、スマートフォンやタブレットでパナソニックイメージアプリを使ってカメラを遠隔操作することが可能だ。iOSとAndroid端末に対応している。
  • バッテリー駆動時間は、画面使用時で270枚、EVF使用時で250枚、パワーセーブLVFモードアクティブ時(スリープ設定1秒)で最大900枚だ。
  • 充電はMicroUSBケーブル経由で行い、USBソケット付きアダプターが同梱されています。充電中は、カメラ上部の赤いLEDが点灯し、正常に充電されていることを知らせてくれる。
  • 12-32mmのキットレンズは、ディテールとシャープネスのレベルが高く、良好な光学性能を発揮する。
  • 顔検出と眼検出はうまく機能し、ピント合わせは全体的に素早く、とても良好だ。被写体を背景と分離するには、12-32mmのキットレンズより単焦点レンズの方が良い結果が得られる。
  • 写真を調整したり、いじったりする必要がほとんどなく、カメラから直接撮影しても素晴らしい結果が得られ、非常に気持ちの良い色再現だ。
  • ISO100からISO400まではノイズが少ない。
  • ISO800でノイズが現れ始め、ISO1600ではノイズが再び増加し、ディテールが若干失われる。
  • ISO3200でノイズは再び増加するが、結果はまだ実用的だ。
  • ISO6400で、ノイズが再び増加し、RAWファイルのサイズを変更したり、処理したりする必要がある。ニーズによっては使用できないかもしれない。
  • 彩度はISO12800で低下し、これはISO25600でも続く。このため、我々はこれらの高いISO感度の使用は避けることをお勧めする。
  • オートホワイトバランス(AWB)は、タングステン照明の下で良好な結果となる。AWBには「クール」と「ウォーム」のオプションがあり、被写体に応じて「クール」と「ウォーム」のどちらかを選択することが可能だ。
  • オートホワイトバランスは、蛍光灯や混合照明の下で素晴らしい結果をもたらす。
  • G100は、100Mbpsで30/25/24 fpsの4K UHD動画に対応している。スロー&クイックモードでは、FullHD解像度で最大120fpsの高速/スローモーション動画を記録可能だ。
  • フォトスタイル設定では、カラープロファイルが選択でき、動画撮影用に特別に設計されたCinelike D、Cinelike V、V-Log Lを利用できる。動画モードではISO100~6400までの設定が可能だ。
  • フッテージを確認すると、OZOオーディオトラッキングは賢いが、音質はあまり鮮明ではなく、加工されたように聞こえることがわかった。
  • 電子式手ブレ補正は、カメラをかしっかり保持しれいれば問題ないが、歩いているときは手ブレ補正が追い付かない。
  • フレーム内でのクロップが非常に目立ち、12mm(24mm)はもはや広角レンズではない。
  • クロップは、画像のディテールや鮮明さに欠けることを意味し、FullHD動画を使用すると、クロップはそれほど深刻な問題とはならない。
  • スペックシート上では素晴らしいVlog用カメラに見えるが、効果的な手ぶれ補正がないこと、大きなクロップ倍率との組み合わせを考えると、Vlog撮影にはお勧めできない。

「Vloggerのための完璧なカメラ」として設計されているにもかかわらず、我々はこのカメラの静止画撮影能力に感銘を受けた。一貫して、優れたディテール、正確なフォーカス、素晴らしい色再現性を持つ、見栄えの良い画質だ。
また、高品質で高解像度な背面モニタと、高解像度で大きな電子ビューファインダーのおかげで、素晴らしい撮影体験を提供している。
ハンドリングも良好で、ラバーグリップも良く、外部コントロールも充実している。コンパクトなミラーレスカメラをお探しの方には、パナソニックLUMIX G100はとても良いカメラだと思う。

Vlog用のカメラとしては、いくつかの点でかなりがっかりした。電子式手ブレ補正は苦戦しており、フォーカスはメインの被写体からずれてしまい(ピントが迷う)イライラし、クロップが大きく、ソフトな画質になってしまう。
さらにOZO Audioは高音質を約束しているにもかかわらず、音質にはがっかりした。さらにキットレンズのせいで、低照度での撮影は苦戦するカメラになっている。

パナソニックのLumix G90(国内ではG99)は、電子手ぶれ補正ではなく、本格的な5軸ボディ内手ぶれ補正を搭載し、マイク/ヘッドフォンソケットを備え、無制限の動画撮影などに対応している。

長所:優れた発色の静止画クオリティ・大型ファインダー・高解像度のバリアングルモニタ・操作性良好な小型軽量ボディ・使いやすいメニューシステム

短所:音質・動画の大きなクロップ・電子手ぶれ補正時のクロップでさらに画角が狭くなる・動画の画質・バッテリーライフが短い・Micro USB端子

とのこと。
他のレビューサイトでも指摘しているように、4K動画撮影時の大きなクロップ倍率やボディ内手ぶれ補正の欠如が痛いと指摘しています。さらにG100の特徴である「OZO Audio」システムも評価が芳しくありません。

カジュアルユースでFullHD動画をメインで利用するのであれば、まずまず使いやすいカメラとなるのかもしれません。とは言え、その場合はカメラの価格設定がやや高すぎると感じるかも。現状、LUMIX G9 PROやOM-D E-M1 Mark IIがかなり安くなってきており、LUMIX G99やGX7 Mark IIIなどの存在も考慮すると悩ましいところ。

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参考:LUMIX G99

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