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M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8は開放からほぼピークの光学性能【海外の評価】

Optical Limitsがオリンパス交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」のレビューを掲載しています。

欠点がほとんどない小型レンズ

  • F1.8と明るいレンズだが、被写界深度のパフォーマンスは限られてる。フルサイズと比較すると実質2段分はF値が大きい(50mm F3.6相当)。ただし、被写体との距離が縮まると、十分に浅い被写界深度を作り出すことは可能だ。
  • レンズサイズは45mm F1.8と見分けがつかない程に同等だ。ビルドクオリティは共に高水準だ。ぱっと見は金属製鏡筒のようにも見えるが、実際にはプラスチック製である。
  • オートフォーカスは静かで高速だ。
  • 歪曲収差は0.5%の僅かな樽型だ。これは未補正RAWの数値である。
  • 周辺減光は絞り開放でとても高い数値だ。F5.6まで絞ると緩和するが、まだ目に付く量が残存する。未補正RAWだとやや悪化するものの、単にカメラ出力とトーンカーブの差かもしれない。
  • 解像度テストはとても素晴らしい結果だ。中央は絞り開放から優れており、絞ってもあまり改善しない。端や四隅は共にとても良好で、こちらも絞り値による画質の変化は少ない。
  • 像面湾曲はとても小さく、偏心はとても目立たない。
  • 色収差はフレーム端で平均1ピクセルと僅かだ。実写では目に付かないだろう。
  • 玉ボケはフレームの大部分で円形となるが、内側はかなり騒がしい。前後のボケはとても滑らかだ。

M.ZUIKO 25mm F1.8は間違いなくコンパクトでハイクオリティなレンズだ。解像特性は絞り値全域でとても均質となり、中央は大部分が優れ、周辺部はとても良好だ。色収差は小さく、歪曲は無視できる。指摘するとしたら周辺減光と玉ボケの内側くらいだろう。ビルドクオリティは優れている上に超軽量だ。そしてオートフォーカスは静かで高速のため動画に最適だ。

光学性能とビルドクオリティで文句を付けるべき点はほとんど無い。「25mm F1.8」ではボケが小さくなってしまうが、価格設定のバランスは取れている。

2014年11月:Photozone:Olympus M.Zuiko 25mm f/1.8 - Review / Test Report

とのこと。

テスト結果は他のレビューサイトとほぼ同様で、全体的に良好で高い評価を得たようです。コンパクトな単焦点レンズとしては良好なパフォーマンスですね。

私もLUMIX GF9と組み合わせてよく使っていますが、確かに使いやすいレンズです。ボケ量はフルサイズやAPS-Cより小さいものの、家族写真で程よい被写界深度と明るさをキープできるので結構便利。国内の価格設定はLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.より1?1.5万円ほど高価ですが、ボケ質と鏡筒の質感でオリンパスのほうがおススメ。

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8のレビュー・作例を集めるページはコチラ

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