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Mobile01がオリンパス製マイクロフォーサーズ用交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 」のレビューを掲載しています。
- レンズサイズは57×60mmと非常にコンパクトだ。さらにF3.5のレンズ口径とプラスチック製外装により、重量はわずか128gである。プラスチック製だが、満足いくクオリティの外装だ。
- 前玉は「LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」と比べて遥かに小さい。
- オートフォーカスは静かで高速、動体追従にも効果的だ。ただし、ピント距離が長いのでピントが前景や背景に抜けると復帰まで時間がかかる。
- 1.25倍の撮影倍率を備えているが、撮影距離が短すぎて実用的とは言えない。35mm判換算で2.5倍の撮影倍率は魅力的だが、短い撮影距離なので活かせるシャッターチャンスは滅多に無い。
- 「AF/MF切替スイッチ」や「AFリミッター」は備わっていない。全てボディ側で設定する必要があるので少し不便だ。
- レンズマウントは金属製である。製造国はベトナムだ。
- 周辺減光は絞り開放で僅かに影響があるものの、F5.6まで絞ると解消する。
- 歪曲収差は良く抑えられている。
- ボケはとても柔らかく、玉ボケは円形を維持している。
- 遠景解像は絞り開放から四隅まで許容範囲内に収まっている。F16~F22まで絞ると回折の影響が目立ってくるので避けたほうが良いだろう。
- マクロ撮影時はF4~F11の絞り値で隅から隅までシャープな画質である。
- 色収差は悪条件で影響が見られる。1段絞ると大きく改善する。
- レンズフードに対応しておらず、レンズの逆光耐性は完璧と言えない。フレーミング時の逆光には注意が必要だ。
小型軽量で満足いく外装を備えたマクロレンズだ。残念ながら防塵防滴仕様では無く、フォーカスリミッターを備えていない。しかし、製品の位置づけを考えると理解できる仕様である。
高い解像性能を持ち、マクロの撮影距離でも結果は良好だ。色収差の影響が少しあるものの、少し絞れば対処可能だ。
携帯性と画質に価格設定を加味すると非常に競争力のあるレンズだ。常用するマクロレンズとしては良い選択肢かもしれない。Mobile01:既輕巧又擁有驚人的放大倍率 Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm f/3.5 Macro 試用報告!
とのこと。
「LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」と異なり光学手ぶれ補正を搭載していない点には注意が必要ですが、新品でも3万円を切る価格設定は魅力的ですね。
気軽に使える画角と携帯性が相まってカジュアルマクロとして常用できそうなレンズ。私も発売日から3年ほど愛用中。レンズ先端付近まで寄ることのできる接写性能や携帯性が便利で重宝しています。60mm F2.8 Macroと比べてキレ味は劣っているものの、四隅まで安定した画質で使いやすい印象。
防塵防滴仕様に対応しておらず、レンズフード非対応なのは残念なものの、価格を考慮すると妥協すべきポイントと言えるかもしれません。
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