Digital Camera Worldがオリンパスのマイクロフォーサーズ用テレコンバージョンレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20」のレビューを掲載しています。
- M.ZUIKO 300mm F4 IS PROはフルサイズで言うところの600mm画角に相当するレンズだ。これに2倍テレコンバージョンレンズのMC-20を装着すると1200相当のレンズとなる。本当にコンパクトなシステムだ。
- MC-20は40-150mm F2.8 PRO・300mm F4 IS PRO、そして開発中の150-400mm F4.5 TC1.25× IS PROの3本に対応している。特に150-400mmは内蔵テレコンと組み合わさり換算2000mmの驚異的なズームレンジとなる。
- 当然ながらMC-20装着時は最大口径が小さくなり、F値が2段大きくなる。つまり40-150mm F2.8 PROが80-300mm F5.6 PROとなる。小口径とはなるが、比類なき超望遠マクロの扉を叩くことが出来るアイテムでもある。
- ジンバブエのサファリでライオンやゾウ、チーターなどの動物を簡単に捕捉できるようになった。(他の人々が巨大な一眼レフシステムを使う中で)
- MC-14との価格差を考えると、絶対的にMC-20がおススメだ。超望遠領域を拡張できるのみならず、超望遠マクロとしても利用できる。マスターレンズの素晴らしい光学性能が一役買っているのは間違いないだろう。
マイクロフォーサーズのクロップ倍率とMC-20の組み合わせで、M.ZUIKO 300mm F4 IS PROは1200mm相当の画角を手に入れることが出来る。E-M1Xと組み合わせることで7.5段分の補正効果で1200mmの手持ち撮影や動画撮影が出来る事になる。購入を検討すべきアイテムだ。
長所:2倍テレコン・35mm判換算で実質4倍・頑丈で防塵防滴仕様
短所:対応するレンズが少ない
Digital Camera World:Olympus M.Zuiko Digital 2x Teleconverter MC-20 review
とのこと。
焦点距離が伸びるだけでなく、(35mm判換算で)等倍に近いマクロ性能を得ることが出来るのは魅力的ですね。
画質に関するコメントはありませんが、実写作例を確認する限りでは良好なパフォーマンスのように感じます。作例は300mm F4 IS PROを使用したものとなっているので、40-150mm F2.8 PROを使った時の作例が見てみたいところ。
価格は通販初値で4万円を少し切るくらいとなっています。MC-14と比べるとやや高価ですが、パナソニックの2倍テレコンが5万円程度なので「安い」と感じる人もいそうです。ちなみに私は既に予約済み
サイト案内情報
オリンパスレンズ関連記事
- オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ 生産完了
- オリンパス版 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 ブラック 生産完了
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0用の金属製レンズフードが生産完了
- オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 生産完了
- オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 生産完了【更新】
- OMデジタルは2025年に50-250mm F4を発表する?
- OM SYSTEM版 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 いつの間にか販売開始
- M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 ブラックが生産完了【更新】
- OM 150-600mm F5.0-6.3 IS 重くて高価なレンズだがメリットは明らか
- OM SYSTEM版M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO 販売開始
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。