AmateurPhotographerが「OM SYSTEM PEN」のレビューを公開。この価格帯では珍しい手ぶれ補正と防塵防滴を両立しつつ、豊富な撮影機能や楽しい撮影体験を兼ね備えたカメラと評価。総合評価では5点満点。
AmateurPhotographer:OM System PEN Review – best-in-class features and style at an unbeatable price
- 外観:PENシリーズらしいレトロなデザインで、上面の左右に緩やかなカーブを持たせている。前面・上面・背面ともに見栄えが良く、前面グリップも従来のデジタルPENより使いやすい。シルバー/ブラックとブラックの2色展開。
- 質感:プラスチック製だが、手に持つとしっかりした造りに感じられる。ブラックモデルは表面の細かな仕上げにより、シルバーモデルより上質な印象。金属製のダイヤルやローレット加工、ラバー製の背面ダイヤルも良好。
- バッテリー:新型BLS-7バッテリーを採用し、撮影可能枚数は約410枚。専用バッテリーで、他のOMカメラでは使用されていない。実写では300枚以上撮影しても、バッテリー残量は2目盛り残っていた。
- インターフェース:micro HDMI、USB-C、3.5mmマイク端子を搭載。SDカードスロットは側面に配置され、バッテリー室を開けずにアクセスできる。カードスロットにも防塵防滴用のシーリングが施されている。
- 携帯性:バッテリー・メモリーカード込みで393g。PEN-Fよりわずかに大きいが軽く、ジャケットのポケットに入るコンパクトさ。小型単焦点レンズやボディキャップレンズを組み合わせると、さらに小型化できる。
- グリップ:前面のグリップと背面の親指用ラバーにより、快適で安定したホールドが可能。ストラップを使わなくても持ちやすい。
- 操作性:片手操作を想定し、主要な操作部を右側に集約。前後のコントロールダイヤルとカスタマイズ可能なボタンにより、設定変更を素早く行える。前面のカラー/モノクロ切り替えスイッチは、ファインダーを覗いたまま操作できる。シーンモードは光跡撮影や深度合成マクロなどにも対応。
- 手ぶれ補正:ボディ内手ぶれ補正を搭載し、最大5.5段分の補正効果。実写では14-42mmレンズの42mm側で、1/6秒の手持ち撮影でもシャープな写真を撮影できた。手ぶれ補正は装着するレンズを問わず利用でき、マニュアルレンズでは焦点距離を設定する。
- ファインダー:236万ドット、倍率0.62倍の電子ビューファインダーを搭載。視野は明るくクリアで、視度調整にも対応。晴天下で背面モニターが見づらい場合に役立つ。
- モニター:3型・104万ドットのバリアングル式タッチパネルを搭載。色再現は良好だが、同価格帯の高解像度モニターと比べると仕様はやや古い。晴天下では見づらく、構図確認が難しい場合がある。
- メニュー:色分けされたメニューはタッチ操作に対応し、MyMenuに好みの設定を登録できる。OKボタンから呼び出せるスーパーコントロールパネルでも主要設定を変更可能。カメラ内RAW/JPEG編集にも対応。
- フォーカス:人物とペットの顔・瞳検出に対応。人物とペットは撮影前にどちらかを選択する必要があり、自動判別には対応しない。OM-1 IIやOM-3にあるその他の被写体認識機能は非搭載。
- 連写性能:電子シャッターで最大30コマ/秒、C-AF時は最大8コマ/秒。30コマ/秒ではAF・測光が固定される。JPEG(Large、Fine)で約25枚撮影すると連写速度が低下した。フル解像度でのプロキャプチャーにも対応。
- 解像性能:20MPセンサーを搭載。キットレンズの14-42mmは、広角・望遠の両方で細部やシャープネスが良好。ハイレゾショットでは25MP・50MPの画像を生成でき、三脚モードで良好な結果が得られた。動きのない被写体に適しており、動体では不自然な描写が生じる場合がある。
- 高感度ISO:ISO3200~6400を超えると、より大きなセンサーを搭載するカメラより解像感の低下が目立ちやすい。色再現はISO12800~25600で低下する傾向。
- ダイナミックレンジ:多くの状況で良好だが、太陽が画面内に近い高コントラストの場面では苦手。HDR1は連続撮影した複数画像を合成し、良好な結果を得られる。
- ホワイトバランス:オートホワイトバランスと色再現は強み、オリンパス時代から受け継ぐ良好な色再現。測光も信頼性が高い。
- JPEG:カラー/モノクロのフィルム調プロファイルを搭載。モノクロでは粒状感を設定できるが、カラーは非対応。JPEG+RAW記録に対応。
- 動画:4K/30p、フルHD/120p、縦位置動画に対応。動画は8bit記録で、撮影後の色調整や露出補正には制限がある。顔・瞳検出AFとボディ内手ぶれ補正を利用でき、3.5mmマイク端子も備える。スロー&クイック撮影では、フルHD 120fpsによるスロー撮影や、4Kでのクイック撮影が可能。OM-Cinema1/2、Flat、OM-Log400などのカラープロファイルや、96kHz/24bit音声、風切り音低減にも対応する。一方、オープンゲート動画や10bit記録には対応しない。
- 作例集:街並みや猫、マクロ撮影、低照度での撮影など。
- 総評:この価格帯では珍しいボディ内手ぶれ補正・防塵防滴に対応。これらの機能がなくても、様々な撮影機能を搭載した競争力の高いカメラ。美しい画像と楽しい撮影体験を両立する完璧なパッケージ。
AmateurPhotographerのレビューによると、手頃な価格ながらデザインや質感、AF、画質、撮影機能などがバランスよくまとまっているようです。この価格帯では珍しい防塵防滴や手振れ補正の搭載を評価。特に箱型のミラーレスカメラでは貴重な存在と言えるかもしれませんね。
「高性能」とは言及していないものの、日常撮影で十分な性能と機能を備えたカメラのようです。キットレンズでは低照度で苦戦するかもしれませんが、明るく小型の単焦点レンズが多いので追加するのも一つの手。
OM SYSTEM PENについて
- 発売日:2026年10月下旬
- 希望小売価格:オープン
- カメラのキタムラ:133,650円
- OM SYSTEMストア価格:148,500円
| OM SYSTEM PEN ボディ ブラック | |
| 楽天市場 | Amazon |
| カメラのキタムラ | |
| OM SYSTEM ストア | |
| OM SYSTEM PEN ボディ シルバー | |
| 楽天市場 | Amazon |
| カメラのキタムラ | |
| OM SYSTEM ストア | |
| OM SYSTEM PEN 14-42mm F3.5-5.6 III レンズキット ブラック | |
| 楽天市場 | Amazon |
| カメラのキタムラ | |
| OM SYSTEM ストア | |
| OM SYSTEM PEN 14-42mm F3.5-5.6 III レンズキット シルバー | |
| 楽天市場 | Amazon |
| カメラのキタムラ | |
| OM SYSTEM ストア | |
| OM SYSTEM PEN ダブルズームキット ブラック | |
| 楽天市場 | Amazon |
| カメラのキタムラ | |
| OM SYSTEM ストア | |
| OM SYSTEM PEN ダブルズームキット シルバー | |
| 楽天市場 | Amazon |
| カメラのキタムラ | |
| OM SYSTEM ストア | |
ブランド移行後初となるPENシリーズの新モデル「OM SYSTEM PEN」を発表。
ボディカラーはブラックとシルバーを用意し、2026年10月下旬発売。
1959年に初代PENが登場して以来、約70年にわたって小型・軽量で扱いやすいカメラを目指してきたシリーズの理念を受け継ぎ、初心者から本格的な写真愛好家まで幅広いユーザーを対象としています。
レンジファインダーを意識したデザインに電子ビューファインダーを組み合わせ、PENシリーズとして初めてIPX1相当の防塵・防滴性能を採用。EVFは約236万ドット、背面には約104万ドットの3型バリアングル液晶を搭載。
操作系は物理ダイヤルやボタンを重視しており、モードダイヤル、フロントダイヤル、シャッターボタン、専用動画ボタンを装備。背面にはコマンドダイヤルやAF-ONボタンなどを配置する一方、AFジョイスティックは省かれ、AFポイントの移動には方向ボタンまたはタッチパネルを使用。
イメージセンサーは2040万画素のLive MOSセンサーを搭載し、TruePic IX画像処理エンジンの組み合わせ。E-P7と同様のカラー & モノクロプロファイルコントロールを搭載し、彩度、階調、コントラストなどを細かく調整できます。
撮影機能も充実しており、三脚・手持ちのハイレゾショット、ライブND、深度合成、HDR、多重露出などのコンピュテーショナル撮影に対応。AFは121点ハイブリッド方式で、ボディ内手ぶれ補正は最大5.5段分。動画はCinema 4K 24p、4K UHD 30pまで、OM-Cinema1/2、縦位置動画、タリーランプに対応。新BLS-7バッテリーは約410枚の撮影が可能。
主な仕様
| イメージセンサー | タイプ:4/3型 Live MOS 有効画素:2040万画素 |
| 処理エンジン | Truepic Ⅸ |
| センサー除塵 | SSWF |
| 手振れ補正 | 中央5.5、周辺4.5 |
| ISO | 200-25600 拡張 64 |
| ストレージ | SD UHS-I×1 |
| AF | 検出方式:ハイスピードイメージャAF 測距点:121点オールクロス 測距輝度範囲:-3.5 EV - 20 EV |
| 被写体検出 | 人物 犬・猫 |
| シャッター | メカニカル:1/4000~60秒 電子先幕:1/320~60秒 電子:1/32000~60秒 |
| フラッシュ同調速度 | 1/250秒 以下 |
| 連続撮影速度 | 約8コマ/秒 メカ 約30コマ/秒 電子 プロキャプチャー連写 約30コマ/秒 |
| 連続撮影枚数 | 静音連写・最高速時 〔RAW〕: 約23 〔JPEG LF〕: 約48 |
| ファインダー | サイズ:0.39型 解像度:約236万ドット 倍率:約1.23倍 |
| モニター | サイズ:3.0型 解像度:約104万ドット 可動方式:バリアングル |
| 動画フレームレート | 4K 30p FHD 60p |
| 動画出力 | MOV(MPEG-4AVC/H.264) |
| USB | USB Type-C PD非対応 |
| マイク/ヘッドホン | マイク:3.5mm ヘッドホン:- |
| HDMI | micro HDMI |
| Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n |
| Bluetooth | Bluetooth Ver.5.2 |
| その他ポート類 | - |
| バッテリー | タイプ:BLS-7 撮影可能枚数:410枚 USB 給電・充電対応 |
| サイズ | 約125.8mm(W)× 74.5mm(H)× 43.3mm(D) |
| 重量 | 本体のみ:344g バッテリー含:393g |
| 防塵防滴 | IPX1 |
関連記事
- 画質と撮影体験を両立する競争力の高いカメラ|PEN 2026年9月27日
- 「PEN」と「X-M5」の外観やスペックの違い 2026年9月23日
- 「PEN」と「X-E5」の外観やスペックの違い 2026年9月21日
- 初中級者でも簡単に写真や動画を楽しめるカメラ|PEN 2026年9月19日
- この価格帯でほぼ完璧なマイクロフォーサーズカメラ|PEN 2026年9月17日
- スペック追求ではなく撮影意欲を掻き立てるカメラ|PEN 2026年9月15日
- 「PEN」と「OM-3」の外観やスペックの違い 2026年9月14日
- DPReviewが OM SYSTEM PEN のサンプルギャラリーを公開 2026年9月14日
- OMデジタルがOM SYSTEM PENのお届け遅延について告知 2026年9月10日
- 究極の「毎日持ち歩くカメラ」|OM SYSTEM PEN 2026年9月10日
広告
*手動広告を試験的に導入しています。
![]()
期間限定セール
アウトレットなど
キャッシュバック
カメラメーカー直販・店舗リンク(楽天市場)