Admiring Lightがソニーの交換レンズ「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA」のレビューを掲載しています。
スポンサーリンク
画質に妥協しないための選択肢
- 基本的な造りはFE35mm F1.4と同じで金属製のとても大きく重い戦車のようなレンズだ。FE55mm F1.8は比較して小さい。
- 私は絞りリングの大ファンだ。1/3段ごとにクリックストップがあり、とても良好な抵抗感を持っている。しかし、フジフイルムの絞りリングと絞り値の数値が逆に配置されているため混乱する。デクリック機構を備えているので動画撮影で滑らかで静かな絞り操作が可能だ。
- リブ付きのフォーカスリングは抵抗感が強くとても滑らかに動作する。
- 軽量なレンズでは無いが、α7 II以降の大きなグリップであれば十分である。問題はカメラ+レンズの重量だ。私は遥かにコンパクトで軽量な55mm F1.8を好む。
- オートフォーカスは高速で静かだ。レビュー中に大きな問題は無く、良い環境ならば高速かつ正確にロックする。動く被写体への追従は多くのシーンで問題無いが、被写体が急速に接近するような場合は問題が発生する。
- 絞り開放からフレーム全域でシャープなレンズだ。絞ってもあまり改善しないほど開放から優れている。
- 驚くべきはシャープさがボケを犠牲にしていないことだ。このレンズは小絞りでも強張らない滑らかなボケを作り出すことが出来る。玉ボケはF8まで丸い形状を維持している。
- どの絞り値でも優れた色とコントラストを発揮する。絞り開放でもコントラストの低下は無く、ツアイスらしい発色だ。
- 軸上色収差・倍率色収差はとても良好に補正されている。
- 歪曲補正はとても優れている。
- 逆光耐性は良好でゴーストは極僅かだ。
- 注目すべき欠点は目立つ周辺減光だ。これは絞り開放で目立ち、絞っても完全には解消しない。
長所:優れた操作性・優れたビルドクオリティ・絞り開放から抜群のシャープネス・とても好みのボケ・優れた色収差補正・低歪曲・とても良好な逆光耐性・優れた色とコントラスト
短所:高価・大きく重い
長所は多く、短所は少ない。短所2ポイントを許容できるのであればこのレンズについて何も心配することは無いだろう。これまで使ってきた50mmの中で光学的に最高級のレンズであり、最も優れたレンズの一つだ。
個人的にサイズと重量を重視しているのでFE55mm F1.8に固執するが、画質に妥協したくないのであればFE50mm F1.4を手に入れるべきだ。
とのこと。
多くのレビューサイトが評価しているように「欠点は価格とサイズだけ」となったようです。確かにα7に装着するレンズとしてはややサイズが大きいと感じるかもしれませんね。
レビュワーも述べているようにボケはとても滑らかですね。色々な作例を確認していると物欲が沸々と湧き上がってくる描写です。
Planar T* FE 50mm F1.4 ZAのレビュー・作例を集めるページはコチラ
スポンサーリンク
サイト案内情報
ソニーレンズ関連記事
- 2025年にソニーがラインアップにない新レンズを2本追加する?
- FE 28-70mm F2 GM 驚くほど軽い開放F2の傑作ズームレンズ
- FE 600mm F4 GM OSS 高価だが抜群の性能
- FE 20-70mm F4 G 単焦点ほどではないが多目的に使えるズームレンズ
- FE 28-70mm F2 GM は特に望遠側で24-70 GM IIよりも優れた解像性能
- ソニー FE 28-70mm F2 GM 予約販売開始
- FE 28-70mm F2 GM のボケは標準ズームとして非常に良好
- DPReviewが FE 28-70mm F2 GM のサンプルギャラリーを公開
- FE 28-70mm F2 GM は史上最高のレンズのひとつ
- FE 28-70mm F2 GM 逆光耐性が欠点となるが驚くほど高性能
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。