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モノクロと28mm愛好家には個性的で満足度の高い選択肢|GR IV Monochrome

Phototrendが「RICOH GR IV Monochrome」のレビューを公開。GR IV と同じコンパクトサイズで28mmのモノクロカメラを携帯できる点を評価。万人向けではないものの、優れた解像性能と高ISOを発揮するとのこと。

Phototrend:Test Ricoh GR IV Monochrome : pour les puristes du noir et blanc

  • 外観:従来モデルとほぼ同じ外観で、マットブラックの仕上げを採用。ロゴやシャッターボタンも黒く統一され、ストリートスナップに適した目立ちにくいデザイン。防塵・防滴構造ではないため、雨や埃には注意が必要である。
  • 質感:マットブラックの滑らかな表面仕上げを採用。小型ながら、ビルドクオリティは良好。
  • バッテリー:DB-120を採用し、CIPA基準で約250枚の撮影が可能。実写では約300枚と短時間の動画撮影後も、バッテリー残量は約3分の2を維持。USB-C充電に対応する。
  • インターフェース:USB-C端子を搭載し、充電とデータ転送に対応。内蔵ストレージは53GBで、microSD UHS-Iカードスロットも備える。Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応し、専用アプリ「GR WORLD」でスマートフォンへ画像を転送できる。リモート撮影はシャッター操作とセルフタイマーに限られ、スマートフォンでのライブビューには非対応。
  • 携帯性:約109.4×61.1×32.7mm、バッテリーとメモリーカード込みで262g。ポケットに収まるコンパクトなボディで、携帯性に優れる。
  • グリップ:背面にわずかなくぼみを設けたグリップを備える。
  • 操作性:起動はほぼ瞬時で、スナップ撮影に適している。背面には十字キーや露出補正レバーなどを備える。赤フィルターはFnボタンから切り替え可能。メニューは簡素で、操作性には従来モデルと同様の課題が残る。
  • 手ぶれ補正:5軸センサーシフト式手ぶれ補正を搭載し、最大6段分の補正効果を公称。実写では、しっかり構えれば1秒の手持ち撮影も可能だが、0.5秒のほうが成功率は高い。高感度性能と組み合わせることで、夜景撮影にも適する。
  • ファインダー:電子ビューファインダーは非搭載。
  • モニター:3型、約104万ドットの固定式タッチパネル液晶を搭載。画面の品質は物足りず、可動式でもない。
  • メニュー:操作メニューは簡素で、従来モデルから大きな改善は見られない。モノクロ専用のイメージコントロールを6種類備え、コントラストや明瞭度、粒状感、周辺減光などを調整できる。
  • フォーカス:位相差検出とコントラスト検出を組み合わせたハイブリッドAFを採用。シングルAFは多くの状況で高速かつ正確で、暗所でも比較的良好に動作する。ただし、低コントラストの被写体や暗闇では迷うことがあり、動体追従や顔検出も補助的な機能。
  • 連写性能:連写速度はAF・AE追従時で約4コマ/秒。連写速度とバッファ容量は弱点であり、動体撮影を主目的とするカメラではない。
  • 解像性能:25.7MPのAPS-Cモノクロセンサーを搭載。ベイヤー配列を省くことで、RAWでは従来のGR IVよりもわずかに高い解像感を実現。細かな質感や葉、建築物の描写に優れ、開放F2.8から中央・隅ともに良好な解像性能を発揮。F5.6まで高い描写性能を維持し、回折の影響はF8から目立ち始める。
  • 高感度ISO:常用感度はISO 160~409,600。ISO 3,200までは良好な画質を維持し、それ以上では粒状感が増すものの、カラーノイズよりも自然で銀塩写真に近い描写となる。ISO 12,800でも実用性があり、許容できればISO 25,600も使用可能。ISO 51,200を超えると画質劣化が急速に進み、最高感度は実用性に乏しい。
  • ダイナミックレンジ:暗部の柔軟性に優れ、RAW現像でシャドウを大きく持ち上げてもノイズが目立ちにくい。一方、白飛びしたハイライトは復元できないため、露出には注意が必要。ややアンダーで撮影し、現像時に暗部を持ち上げる方法が有効。
  • ホワイトバランス:記載なし。
  • JPEG:モノクロ専用のイメージコントロールを6種類を搭載。Solidは輪郭が明瞭で、ハイコントラストほど極端にならず、ストリートスナップや建築写真に適する。RAWは好みに応じた現像が可能。
    (訳注:ファームウェアで「ソラリゼーション調」が追加されました)
  • 動画:フルHD 60p・30p・24pに対応。モノクロセンサーによる統一感のある映像を撮影できるが、高度な動画機能は備えておらず、あくまで補助的な用途に向く。
  • 作例集:ストリートスナップ、建築、夜景、マクロ撮影など。
  • 総評:高い解像性能、豊かな階調、高感度時の自然な粒状感が魅力で、5軸手ぶれ補正や優れた携帯性も備える。一方、ファインダー非搭載、固定式液晶の品質、連写性能、防塵・防滴非対応などの制約がある。発売時価格は1,899ユーロで、通常のGR IVより450ユーロ高い。カラー撮影ができない点も含め、万人向けではない。それでも、モノクロ専用センサーならではの描写と、撮影時に構図や光、影へ集中できる体験が魅力。モノクロと28mm相当の画角を好む写真家にとって、個性的で満足度の高い選択肢。

Phototrendのレビューによると、モノクロセンサーらしい良好な高ISO画質と、洗練されたGRの光学性能を評価。他のレビューでバッテリーはイマイチのようですが、同誌の結果を見るとなかなか良さそう。(現ユーザーの私としては「短期的に撮らないと、ちょっと無理な数値」と感じますが…)

RICOH GR IV Monochrome 最新情報まとめ

  • 発売日:2026年2月13日
  • 予約開始日:2026年1月16日
  • 希望小売価格:オープン
  • カメラのキタムラ:255,420円

2026年1月に登場したRICOH GR IV 派生モデル。
GR IVをベースとして、カラーフィルターを省略したモノクロ2600万画素センサーを搭載。さらに、NDフィルターの代わりに赤色フィルターを内蔵しています。新イメージコントロール「ソリッド」や1/16000秒の電子シャッターにも対応。GR初となるモノクロ機として、面白い機能を備えています。

悩ましいのは販売価格で、通常のGR IVと比べると遥かに高価な価格設定となっています。K-3 Mark III Monochromeの価格を考慮すると、高価だが妥当な値付けと言ったところでしょうか。

RICOH GR IV Monochrome
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主な仕様

GR IV
レンズ 5群7枚
18.3mm F2.8-16
赤フィルター内蔵
マクロ 0.06m~0.15m
イメージセンサー 2,574万画素
Monochrome BSI CMOS
センサー除塵 超音波振動 DR II
帯電防止コーティング
手振れ補正 5軸6段分
画像処理エンジン GR ENGINE 7
RAW RAW (DNG) 14bit
ISO 160-409600
ストレージ 内蔵メモリ(約53GB)
microSD/microSDHC/microSDXC
AF ハイブリッドAF
シャッター 1/4000秒~30秒
電子シャッター ~1/16000秒
モニター サイズ:3.0インチ
解像度:約103.7万ドット
アウトドアモニター「オート」搭載
動画フレームレート フルHD(1920×1080、60p/30p/24p)
動画出力 MPEG4 AVC/H.264 (MOV)
USB USB-C
Wi-Fi 2.4/5.1GHz
その他ポート類 ホットシュー
バッテリー タイプ:DB-120
撮影可能枚数:約250枚
サイズ 約109.4×61.1×32.7mm
重量 本体のみ:約228g
バッテリー含:約262g
その他機能 自動水平補正
ローパスセレクター
フルプレススナップ
フォーカスリミッター
ウォーム優先WB
ホワイト優先WB
撮影メモリー設定
スナップ優先モード
新イメージコントロール ソリッド

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