RICOH カメラ デジタルカメラ総合 海外の評価

手ごろなモノクロ専用モデル|GR IV Monochrome

Digital Camera Worldが「RICOH GR IV Monochrome」のレビューを公開。極めてニッチなカメラとしつつ、高ISO性能が高く、ポケットにおさまるサイズ、モノクロ専用機としては手頃な価格を評価しています。

Digital Camera World:Ricoh GR IV Monochrome review: This camera can’t shoot color, but it’s epic anyway

  • 外観:通常のGR IVとほぼ同一デザイン。前面のGRロゴがやや暗色化され、背面には赤フィルターボタンを搭載。大型センサー搭載機としては非常に小型で、一般人には単なるコンパクトカメラに見える。
  • 質感:GRシリーズ共通のシンプルな外装。コンパクトながら堅実な作り。
  • バッテリー:撮影可能枚数は約250枚。
  • インターフェース:USB-C端子を搭載。ホットシューと三脚ネジも備える。端子類は最小限。
  • 携帯性:109×61×33mm、228g(公称)または262g(バッテリー・カード込み)。APS-Cセンサー搭載機として極めて小型軽量で、ポケット収納が可能。GRシリーズ最大の魅力の一つ。
  • グリップ:小型ながら前面グリップを備える。保持性に関する大きな不満は記載されていない。
  • 操作性:前後ダイヤル、ロック付きモードダイヤル、露出補正・ISO用レバーを搭載。赤フィルター専用ボタンも用意されている。小型ボディながら操作系は充実。
  • 手ぶれ補正:センサーシフト式手ぶれ補正を搭載。
  • ファインダー:非搭載。
  • モニター:3型固定式タッチパネルモニターを搭載。明るく見やすいが、チルト機構はない。強い日差し下ではEVFより視認性で劣る。
  • メニュー:記載なし。
  • フォーカス:GR III系より改善。顔・瞳検出に対応し、良好な光条件では比較的高速に合焦する。低照度では遅延が見られる。動物瞳AFは非対応。動画AFも滑らかだが俊敏ではない。
  • 連写性能:約4コマ/秒。動体撮影向けではなく、スポーツ用途には適さない。
  • 解像性能:2474万画素モノクロAPS-Cセンサーを搭載。18.3mm F2.8(35mm判換算28mm)の専用設計レンズと組み合わせ、高い描写性能を実現している。モノクロ専用センサーのため、カラー機よりノイズが少なく、見かけ上のシャープネスも高い。
  • 高感度ISO:ISO160~409600。ISO12800でもノイズは小さく滑らかで、カラー版GR IV より明らかに良好。高感度画質は本機最大の特徴。
  • ダイナミックレンジ:RAW(DNG)ではシャドウ復元耐性が高く、カラー版GR IV HDFより後処理の自由度が高い。
  • ホワイトバランス:記載なし。
  • JPEG:複数のモノクロプロファイルを搭載。標準・低コントラスト・高コントラストなどを選択可能。JPEGでも優れた階調表現が得られる。
  • 動画:最大1080p 60fps。動画機能は搭載するが、AF速度も含めて動画重視のカメラではない。
  • 作例集:ストリート、建築、風景、ポートレート、マクロなど
  • 総評:モノクロ撮影専用という極めてニッチなカメラ。しかし、カラー フィルターを持たない専用センサーにより、カラー版を上回る低ノイズ性能、優れたシャドウ耐性、自然で美しい粒状感を実現。APS-CセンサーとF2.8レンズを備えながらポケットに収まる携帯性も大きな魅力。一方で防塵防滴非対応、ファインダー非搭載、連写性能の低さなど用途は限定される。モノクロ写真を主目的とする撮影者にとっては、比較的手の届きやすい価格で専用機ならではの画質を楽しめる優れた選択肢。

Digital Camera Worldのレビューによると、モノクロセンサーらしい良好な高ISO画質と、洗練されたGRの操作性を高く評価。ただし、防塵防滴やファインダー非対応などで用途が限定されるとしています。このあたりが不満となる場合はK-3 Mark III Monochromeが選択肢となりそうですね。(すでに生産完了ですが…)

RICOH GR IV Monochrome 最新情報まとめ

  • 発売日:2026年2月13日
  • 予約開始日:2026年1月16日
  • 希望小売価格:オープン
  • カメラのキタムラ:255,420円

2026年1月に登場したRICOH GR IV 派生モデル。
GR IVをベースとして、カラーフィルターを省略したモノクロ2600万画素センサーを搭載。さらに、NDフィルターの代わりに赤色フィルターを内蔵しています。新イメージコントロール「ソリッド」や1/16000秒の電子シャッターにも対応。GR初となるモノクロ機として、面白い機能を備えています。

悩ましいのは販売価格で、通常のGR IVと比べると遥かに高価な価格設定となっています。K-3 Mark III Monochromeの価格を考慮すると、高価だが妥当な値付けと言ったところでしょうか。

RICOH GR IV Monochrome
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
ビックカメラ マップカメラ ECカレント eBEST
メルカリ キタムラで中古在庫を探す

主な仕様

GR IV
レンズ 5群7枚
18.3mm F2.8-16
赤フィルター内蔵
マクロ 0.06m~0.15m
イメージセンサー 2,574万画素
Monochrome BSI CMOS
センサー除塵 超音波振動 DR II
帯電防止コーティング
手振れ補正 5軸6段分
画像処理エンジン GR ENGINE 7
RAW RAW (DNG) 14bit
ISO 160-409600
ストレージ 内蔵メモリ(約53GB)
microSD/microSDHC/microSDXC
AF ハイブリッドAF
シャッター 1/4000秒~30秒
電子シャッター ~1/16000秒
モニター サイズ:3.0インチ
解像度:約103.7万ドット
アウトドアモニター「オート」搭載
動画フレームレート フルHD(1920×1080、60p/30p/24p)
動画出力 MPEG4 AVC/H.264 (MOV)
USB USB-C
Wi-Fi 2.4/5.1GHz
その他ポート類 ホットシュー
バッテリー タイプ:DB-120
撮影可能枚数:約250枚
サイズ 約109.4×61.1×32.7mm
重量 本体のみ:約228g
バッテリー含:約262g
その他機能 自動水平補正
ローパスセレクター
フルプレススナップ
フォーカスリミッター
ウォーム優先WB
ホワイト優先WB
撮影メモリー設定
スナップ優先モード
新イメージコントロール ソリッド

関連記事

-RICOH, カメラ, デジタルカメラ総合, 海外の評価
-,