Admiringlightがカールツアイス「Touit 2.8/12」Xマウント用のレビューを掲載しています。
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- とてもモダンなレンズデザインで頑丈な造りである。
- 絞りリングは粘性のあるゴム製で滑らかな操作感だ。個人的にはもう少し抵抗感があっても良かった。
- フォーカスリングと絞りリングの質感は同じである。
- サイズはXF14mm F2.8と同程度だ。フードが巨大なのでカメラ内蔵のフラッシュはケラれが発生するだろう。
- 直径が大きいレンズなのでカメラバッグへの収まりが悪い。
- オートフォーカスは速く無いが、この画角の主な被写体を考えると問題無いはずだ。
- ツアイスレンズは高コントラスト・飽和する豊かな色・鮮明なシャープネスで定評があり、このレンズも例外では無い。絞り開放からフレーム全域でシャープだ。
- ボケは少し騒がしく、玉ボケには縁取りがあるものの大きく問題とはならない。
- コントラストや発色はフジノンレンズと似ている。一般的なツアイスの高コントラストと深みのある発色ほどでは無いが、満足できる画質だ。
- 歪曲はとても小さい。ゼロでは無いが実質的にゼロと言ってもいいだろう。
長所:絞り開放からフレーム全体でシャープ・非常に良好な発色とコントラスト・超広角レンズとしては歪曲が小さい・ハイクオリティな造り・とても正確なAF
短所:ミラーレス用レンズとしてはとても大きい・ゴム製リングは使い辛い・AFが遅い・高価
Touit 12mm F2.8はとても素晴らしいレンズだ。良好な色とコントラスト、絞り開放からフレーム全域・絞り値全域で均質なシャープネスを持つ画質である。
ただし、XF14mm F2.8ほどシャープでは無く、フォーカスリングはゴム製、AFは遅く、1,250ドルと高価なレンズだ。より広い画角の超広角レンズが絶対的に必要と言う人以外にはおススメし辛い。とは言え、12mmが必要な場合はとても高画質で打って付けの一本となるだろう。
とのこと。
Touit 1.8/32と同じようにやや高価である点を指摘していますが、12mmの画角と光学性能は評価しているようですね。フジXにしてもソニーEにしても超広角単焦点のラインナップは少ないので貴重な選択肢と言えるかもしれません。
これで防塵防滴仕様ならば価格も説得力があったかもしれませんね。
ちなみにフジフイルムXマウント用には絞りリングが存在しますが、ソニーEマウント用は省略されています。
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