Sony Alpha Blogが「VILTROX AF 25mm F1.7」のレビューを公開。手ごろな価格と小型軽量サイズを実現しつつ、ソニー純正品を上回る解像性能や滑らかなボケが得られると高く評価しています。
Sony Alpha Blog:Viltrox 25mm F1.7
- 外観:ファームウェアアップグレード用のUSB-Cポートを搭載。
- 構造:造りは良好。
- 携帯性:コンパクトで軽量なAFレンズ。
- 操作性:ボタンが一切なく、シンプルな設計。
- AF:高速、静音、正確。バーストモードでも問題なし。
- MF:フォーカスブリージングはまったくなし。
- 手ぶれ補正:記載なし。
- 解像性能:テストはソニーA6600(24メガピクセル)で実施。開放で非常に良好、F2.8で優秀。コーナーは1グレード下がるが、この価格帯では優れた性能。肌の色合いの描写は非常に良好。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:玉ボケは良好。ただし、平均的な最短撮影距離のため、より大きなボケがあるとよかった。後ボケは素敵で柔らかいが、背景が混み合うと少し不安定に見えることがある。
- 色収差:よく見られる。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:中程度の歪み。
- 周辺減光:開放では大きいが、F4で非常に小さくなる。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:フレア耐性は平均的。
- 光条:F16で光条が現れる。
- 作例集:
- 総評:価格に見合った優れたレンズ。軽量かつコンパクトで、非常に優れたシャープネス、AF、色再現を誇る。玉ボケボケと後いボケも美しい。
課題はあるが大きな問題ではない。周辺減光、開放での軽微な色収差、平均的なフレア耐性、色再現の若干の改善余地、最短焦点距離の短縮が望まれる- 競合について:最も軽量で、MFレンズの2倍の価格だが、ソニーや他のF1.4レンズと比べるとリーズナブル。最短焦点距離はViltroxが最も短い。シャープネスではソニーより優れ、隅でも良好な結果を示す。
- 備考:
2025年2月にリリースしたVILTROXのAPS-Cミラーレス用レンズ。35mm F1.7・56mm F1.7に続く「APS-C Air」シリーズのレンズで、小型軽量かつ手ごろな価格を実現。MTFを見る限りでは光学性能も良好で、コストパフォーマンスの高い選択肢。
Sony Alpha Blogのレビューによると、手頃な価格で小型軽量ながら優れた性能を発揮するとのこと。色収差や逆光耐性などの観点から完璧とは言えないものの、価格を考慮すると許容範囲内に収まっているようです。ソニー・富士フイルム・ニコンで利用可能となっており、メーカー純正品や競合するサードパーティレンズにとって強力なライバルとなりそうです。
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レンズの仕様
レンズマウント | E / X / Z |
対応センサー | APS-C |
焦点距離 | 25mm |
レンズ構成 | 10群12枚 |
開放絞り | F1.7 |
最小絞り | F16 |
絞り羽根 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 不明 |
フィルター径 | 52mm |
手振れ補正 | - |
テレコン | - |
コーティング | 不明 |
サイズ | φ64×54.4mm(E mount) |
重量 | 170g |
防塵防滴 | - |
AF | STM |
絞りリング | - |
その他のコントロール | - |