Sony Alpha Blogが「VILTROX AF 50mm F1.4 Pro」のレビューを公開。コストパフォーマンス良好な光学性能とビルドクオリティを評価しつつ、同クラスの中では非常に重いレンズと指摘しています。
Sony Alpha Blog:Viltrox 50mm F1.4 Pro
- 外観:ビルドクオリティはとても良好。
- 構造:ファームウェアアップデート用のUSB-Cポートを搭載。
- 携帯性:レンズはかなり重く、中型サイズに分類される。重量がこのレンズの最大の弱点。
- 操作性:操作性はとても良好。クリックとクリックレスを切り替えられる絞りリングを搭載。
- AF:フファームウェアバージョン1.14ではAFが高速かつ静音で、連写時にも高い精度を発揮。
- MF:フォーカスブリージングはほぼゼロに近く、動画撮影にも適している。
- 手ぶれ補正:記載なし。
- 解像性能:中央部の描写は非常に優秀で、F2の時点で高い性能を発揮する。周辺部は開放ではわずかに劣るが、すぐに改善し、全体として非常に良いパフォーマンス。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:絞り開放でのボケは非常に良好で、円形かつ滑らかである。オニオンリング(玉ねぎボケ)は見られない。F2.8では11枚羽根の形状がわずかに確認できるが、背景のぼかしは非常に自然で美しい。
- 軸上色収差:F1.4でやや目立つが、全体としては良好に抑えられている。
- 倍率色収差:色収差は低く、優れた補正がなされている。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:中程度の樽型歪みが見られる。
- 周辺減光:F1.4では周辺減光が強く現れるが、F4付近でほぼ解消する。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:フレア耐性は良好。
- 光条:F16では光条が明瞭に現れる。
- 作例集:
- 総評:コストパフォーマンスに優れた高速標準レンズ。非常に優れたシャープネス、操作性、ボケ描写、AF性能、低い色収差、そして高いフレア耐性を備える。一方で重量はこのクラスで最も重い部類に入り、携帯性はやや劣る。予算を抑えつつ高性能を求めるユーザーや、α7 IVユーザーに適している。
- 競合について:
・ソニーGM:優れた性能で小型軽量。
・シグマ:VILTROXとよく似ている。
・サムヤン:遥かに軽量。シャープだが後ボケは少し悪い。- 備考:
VILTROXのフルサイズProシリーズレンズとしては2本目となる製品。「85mm F1.4」に続き、スタンダードな50mmの焦点距離をカバーしています。外装のデザインやコントロールは85mm F1.4と同等で、価格もよく似ています。
国内ではシグマが強力なライバルとなり、重量や価格を考慮するとアドバンテージは控えめ。特にレンズ重量が800gと重いので、長時間の手持ち撮影には適していません。
Sony Alpha Blogのレビューによると、良好な解像性能やボケ、逆光耐性のレンズとのこと。ただし、とても重く、欠点になるとのこと。特にサムヤンと比べると重量が倍近いのは悩ましいところ。
VILTROX AF 50mm F1.4 Pro 最新情報まとめ
VILTROX AF 50mm F1.4 Pro | |||
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レンズの仕様
レンズマウント | E |
対応センサー | フルサイズ |
焦点距離 | 50mm |
レンズ構成 | 11群15枚 EDガラス 3枚 高度非球面レンズ 1枚 高屈折率ガラス 8枚 |
開放絞り | F1.4 |
最小絞り | F16 |
絞り羽根 | 11枚 |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.145倍 |
フィルター径 | 77mm |
手振れ補正 | - |
テレコン | - |
コーティング | フッ素 |
サイズ | φ84.5×111mm |
重量 | 800g |
防塵防滴 | 対応 |
AF | HyperVCM |
絞りリング | 搭載 クリック切替対応 |
その他のコントロール | AFLボタン AF/MFスイッチ |
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