SONY ZV カメラ 海外の評価

VLOGCAM ZV-1Fはキビキビとした動作だが画質と手振れ補正が不十分

Digital Camera Worldがソニー「VLOGCAM ZV-1F」のレビューを公開。非常にコンパクトでキビキビとした動作のVlogカメラと評価しつつ、電子手振れ補正が不十分で、静止画の画質は平凡と言及。

Digital Camera World:Sony ZV-1F review

ビルド・外観

  • 全体的に滑らかなラインで美しいデザインだ。
  • 外装はプラスチック製だ。
  • 手に取ってみると安っぽさがあるものの、十分に頑丈だ。
  • オフの状態からカメラを起動すると、1秒以内に録画を開始することができます。設定の調整、メニューへのジャンプ、録画したコンテンツの再生も同様に高速です。
  • 全体的なカメラ性能はキビキビしており

携帯性

  • 小型軽量なカメラだ。ジャケットのポケットに簡単に収納できる。

グリップ

  • 片手でカメラを操作するにはグリップが十分ではない。
  • カメラを操作する際は両手で扱う必要がある。
  • ソニーはシューティンググリップを装着して撮影することを想定しているのだろう。

操作性

  • 撮影までのセットアップがとても簡単だ。
  • バリアングルモニタであらゆる角度での撮影が簡単だ。
  • タッチモニタの応答性はとても良好だ。
  • モニター画質は間違いなく十分な性能だ。
  • 背面のコントロールは明瞭だが、全体的に小さいので大きな手の人は操作が少し難しい。
  • ズーム機能はとても使いやすくて便利な機能だが、これはデジタルズームである。
  • ズームスイッチは操作に敏感で、誤操作することがよくある。

手ぶれ補正

  • 手ぶれ補正は大きなマイナスポイントだ。カメラにはデジタル手ぶれ補正が搭載されているが、このおかげで私の映像はすべて、ゼリーのように歪んでしまった。
  • ジンバルや撮影用グリップなしのカメラを手持ちで、「アクティブ」デジタル手ぶれ補正モードで使用した。すると、手振れ補正は私が予想していたよりもかなり揺れた。
  • 歩いて撮影するのに適していると宣伝されているカメラが、歩きながらの撮影はほとんど使い物にならない。

メニューシステム

  • 記載なし。

フォーカスシステム

  • AFは非常に高速だ。
  • 撮影の大部分で非常に正確だ。

連写性能

  • 記載なし。

画質:

  • この価格帯のカメラとして画質は期待外れだ。
  • このカメラにとって真の目的ではないものの、静止画の画質は平凡だ。画像の中心部はシャープで鮮明だが、周辺部に行くほど急激に低下する。
  • 1インチセンサーのスマートフォンと比較して、画質には失望した。
  • ダイナミックレンジが狭く、ハイライトが飛んでしまうことがある。
  • カラーフリンジも気になり、緑やマゼンタの輪郭が強く出てしまう。

仕上がり機能

  • 顔優先AEはうまく機能する。
  • 美肌モードの効果は強めで、時折、私の肌に奇妙な光りのオーラが見える。

動画

  • Vlogカメラとしての動画性能はとても良好だ。
  • S&Qモードも非常にうまく機能する。
  • 屋外の映像は期待外れで、非常に殺風景で彩度が低く、インスタ映えするには、追加のポストプロダクションが必要な感じがした。
  • 4K映像の処理は、高速なSDカードを使用すればほぼ一瞬で完了する。

総評

スマホからVlog専用カメラにステップアップしたいけど、あまりお金をかけられないという方には、ZV-1Fがおすすめだ。最新の携帯電話よりも優れた画質、優れた自動露出、そして自由自在なバリアングルモニタを搭載。簡単にファンタスティックなVlogを作成することができる。ただ、デジタル手ブレ補正が残念で、外での撮影には向いていない。

  • 長所
    ・小型軽量
    ・使い勝手が良い
    ・正確な瞳AF
  • 短所
    ・アクティブ手振れ補正は不十分
    ・静止画は平凡な画質

とのこと。
ソニーのコンパクトカメラとしては珍しい超広角20mm相当の画角をカバーする単焦点レンズを搭載。自撮りに適した広い視野での撮影が可能な新しいVLOGCAMですね。初代VLOGCAMの「ZV-1」よりも手ごろな価格を実現し、さらにクリエイティブルックや新メニューシステムを実装しているのも魅力的なポイント。プロセッサはBIONZ XRではないものの、新メニューなどに対応しているのは驚きました。DCWのレビューによれば動作もキビキビとしているみたいですね。レンズ前面に40.5mmのねじ込み式フィルターを簡単に装着できるため、NDフィルターやC-PLフィルターを導入しやすいのは地味に便利。さらにクリエイティブルックやピクチャープロファイルなどを利用できるのも一つのポイントとなりそう。また、指向性カプセルマイクで高音質をカメラ単体で実現しているのも魅力的。

その一方で、1型センサーとしての画質は平凡で、電子手振れ補正の効き目もイマイチである模様。最近のスマートフォンもZV-1Fに近いサイズのイメージセンサーを搭載するようになっており、画質に関して優位性はなさそう。また、高性能なプロセッサを活かしたマルチショット(つまり低照度での画質)はスマートフォンに分があるかもしれません。とは言え、明るい超広角レンズと大型センサーを両立しているスマートフォンはまだ少ない。20mmの画角を活かす撮影であれば区別化できそうです。ただし、電子手振れ補正によるクロップが避けられないので、手振れを抑えることが出来るジンバルが必要となりそう。

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