Xitekが富士フイルム「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」のレビューを公開。換算900mmの望遠ズームとしては携帯性が良く、望遠側の画質が優れていると評価しています。
Xitek:富士X系统的超远摄“小炮”—— XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR评测
- 外観:マットシルバーの鏡筒ボディを採用。温度上昇を効果的に軽減すると言われている。全体的な仕上がりは比較的良好。円筒形のフードが付属し、フィルター操作窓がある。
- 構造:防塵防滴。フィルター径は82mmと控え目。三脚リングは取り外し不可。取り外し可能な三脚座はアルカスイス互換。テレコン対応。
- 携帯性:1.6kgと軽量。換算900mmのレンズとしては許容範囲内。インナーズーム構造。
- 操作性:フォーカスリミッターや絞りリング操作、Fnボタンなどを搭載。ズームリングは滑らかで素早い操作が可能。
- AF:高速かつ静か。X-H2との組み合わせで被写体を素早く捕捉する。
- MF:記載なし。
- 手ぶれ補正:600mm 1/15秒の撮影で70%ほどの成功率。
- 解像性能:
・150mm:中央はF5.6から良好、端は僅かに低下するが許容範囲内。F8で全体的に向上。
・600mm:F8から非常に良好。さらに絞っても変化ない。- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:広角側はボケが硬いが、望遠側は十分な描写。
- 軸上色収差:良好な補正状態。
- 倍率色収差:良好な補正状態。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:記載なし。
- 周辺減光:150mmである程度の影響。600mmはより良好。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:記載なし。
- 光条:記載なし。
- 作例集:リサイズのみ。
- 総評:特に望遠側の画質は満足のいくもので、(インナーズームのため)バランスも良い。重量は手持ち撮影も可能な程度に抑えられ、AFの速度や精度に問題は見られない。富士フイルムユーザーで望遠の撮影が多いのであれば必見のレンズ。
- 競合について:記載なし。
- 備考:
とのこと。
フルサイズで言うところの900mmに相当する超望遠域をカバーするズームレンズ。実焦点距離600mmのズームレンズとしては比較的軽量で、ソニーのようにインナーズーム構造を採用しているため、望遠端のまま運搬することが可能。さらに防塵防滴の観点からもインナーズームは相性が良さそうに見えます。販売価格はフルサイズ並で、開放F値が大きいのは悩ましいところですが、富士フイルムXマウントでは唯一無二の選択肢となっています。
Xitekのレビューによると、特に望遠側の光学性能が良好となっている模様。周辺減光も良く抑えられているようです。開放F値が大きいので絞りの自由度は無さそうですが、開放から実用的なら十分と言えるかもしれません。当然ながら、屋内や低照度ではISO感度が上がりやすく、そのようなシーンでの撮影が多いのであれば使い辛いと思われます。。
富士フイルム XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR 最新情報まとめ
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