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富士フイルムXF16-80mm F4 R OIS WRは価格を考えると欠点が目に付く【海外の評価】

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Lenstipが富士フイルムXマウントの交換レンズ「XF16-80mm F4 R OIS WR」のレビューを掲載しています。

  • レンズ後玉は直径約26mmで1cmほど奥に入り込んだ所で固定されている。このためレンズは密閉され防塵防滴性が高まっている。
  • 製造国はフィリピンだ。
  • 幅13mmの絞りリングは1/3段ごとに動作し、快適に操作できる。
  • 幅26mmのズームリングはゴム製グリップに覆われている。焦点距離表示は16mm・23mm・35mm・50mm・80mmだ。適切な抵抗量を持ち、滑らかで均質的な動作となっている。
  • 幅15mmのフォーカスリングはフォーカスバイワイヤ構造でピント位置の表示は無い。素早く操作すると約120~130度の回転量でピント距離全域を操作可能だ。ゆっくり操作すると回転量は360度となり、正確な操作が可能である。
  • 光学手ぶれ補正は公称値の「6段分」に及ばないが、我々のテストで「4.5段分」と優れたパフォーマンスを発揮する。これは称賛に値するものだ。
  • 解像度(中央)
    ・テスト結果はX-T2のRAWファイルに基づいている。
    ・良像の基準値は44-45lpmmだ。
    ・最高の単焦点レンズで80lpmmに達している。
    ・例えば50mm F2 R WRのピークで約83lpmmである。
    ・中央解像は16mmでベストの結果となる。絞り開放から既に70lpmmと非常に高い解像性能を発揮し、F5.6まで絞ると72lpmmまで向上する。30mmへズームしてもまだ良好だ。50mmは「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」の望遠端より良好だ。
    ・ちなみに「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」の15mmにおける中央解像は77-79lpmmである。
    ・より安価な「17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」もF5.6まで絞ればほぼ互角だ。
  • 解像度(四隅)
    ・ズーム中間域が最も良好となり、批判すべきポイントは見当たらない。
    ・16mmは少し遅れを取っているが、それでも画質はまともである。
    ・80mmの四隅が最も悪く、絞ったとしても良像は期待できない。
    ・シグマ「17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」やキヤノン「EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM」でこのような欠点は見当たらない。
    ・価格を考慮した期待値には及ばないテスト結果となった。
  • 軸上色収差の補正について問題は何も無い。ただし、このグループとしては一般的な傾向である。
  • 倍率色収差の補正はズーム中間域で最良となる。50mmで実質的にゼロ収差となり、30mmでも絞り値に関わらず低い数値を維持している。広角側で僅かに増加し、望遠端でも中程度だ。このカテゴリはライバルと比較して非常に肯定的な結果である。
  • 球面収差は完璧に補正していない。
  • 歪曲収差
    ・JPEG出力であれば歪曲に気が付くことは無い。
    ・ただし、光学的な歪曲収差(RAW)を調べると、16mmでは-6.39%と途方もない樽型歪曲が現れる。この収差はズームすることで急速に減少、23mmまでに0.85%の糸巻き型歪曲へと変化する。
    ・一般的に望遠側の歪曲収差は抑えられているものだが、このレンズは35mmで3.49%、50mmで3.66%、80mmで3.06%と大きな糸巻き型歪曲が発生している。
    ・歪曲収差を犠牲にしている分、他の光学収差をより良好に補正しているものだが、このレンズでそのような恩恵は無いように見える。
  • コマ収差の影響が僅かで他社の同クラスより優れているように見える。
  • 非点収差の平均値は8.6%と中程度の結果となるので心配する必要は無い。ただし、80mmにおける非点収差が17.7%と目立つ点には留意しておくべきだ。この焦点距離における画質悪化の原因である。
  • ボケはそれほど見事では無い。玉ボケには非球面レンズ4枚の影響と思われる同心円状の輪が確認できる。このカテゴリで評価するとしたら、1段絞れば解消する口径食くらいだろう。
  • 周辺減光は歪曲収差のデジタル補正と相まってJPEGでは全く見られない(四隅がトリミングされるため)。しかし、RAWではJpegより遥かに減光が目立つ結果となる。16mm F4で-1.83EVとかなり目立ち、さらに絞ってもあまり改善しない。30mm F4は-0.97EVとなり大きく改善し、50mm F4ではさらに良好となる。80mm F4では再び悪化し、F4で-1.24EVと目立つ。
  • 逆光時のゴースト発生は穏やかでコントラストの著しい低下は見られない。とは言え、ライバルと比べると逆光耐性は弱いように見える。(訳注:逆光耐性はミラーレス用レンズと一眼レフ用レンズで差が出やすいです)
  • X-T2との組み合わせでピント距離全域を0.3~0.4秒で移動する高速フォーカスだ。動作音は静かでノイズは聞こえない。低照度では1秒程度まで低下することがある。ピント精度に問題は無いが、低コントラストな被写体ではピントがズレることがある。

長所:頑丈な防塵防滴仕様・非常に良好な中央画質・16-50mmまでのフレーム隅における程よい画質・軸上色収差なし・ライバルより良好な倍率色収差補正・僅かなコマ収差・静かで高速正確なAF・非常に効果的な手ぶれ補正

短所:80mmのける四隅の画質・80mmにおける非点収差が目立つ・RAWで大きな歪曲収差・RAWで周辺減光が目立つ・逆光耐性はもっと良好だとよかった

汎用性の高いズームレンジを備え、高速で正確なオートフォーカス、非常に効果的な手ぶれ補正を併せ持つレンズだ。残念ながら800ドルの値札を考えると欠点が多い。少なくとも25%程度は値を下げないとおススメすることは出来ない。

Lenstip:Fujifilm Fujinon XF 16-80 mm f/4 R OIS WR

とのこと。

Lenstipが比較対象としているレンズは一眼レフ用が多く、テストしているカメラは1500万画素などX-T2より低画素である点は割り引いて参考にする必要があると思います。とは言え、2019年の10万円に近い最新レンズと考えると少し物足りないテスト結果と言えるかもしれません。特にコストパフォーマンスを重視するLenstipとしては評価を落とさざるを得なかったと思います。

小型軽量で開放F値固定、効果的な手ぶれ補正を搭載した標準ズームレンズに解像性能をどこまで求めるかによって評価が分かれそう。防塵防滴仕様となっているので、望遠端の四隅に目をつぶれば使い勝手の良いレンズとして活躍が期待できますね。

あくまでもImatestを使った近距離での解像テストなので無限遠での解像性能テストは別のレビューを参考にするのがおススメ。

玉ねぎボケについては国内のレビューでも指摘している方を散見します。既にFlickr Groupなどでユーザー投稿を確認できるので購入前に描写傾向は確認しておいたほうが良いかも。

XF16-80mm F4 R OIS WRの最新情報を集めているページはコチラ

XF16-80mm F4 R OIS WR
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