Dustin Abbottがフジフイルムの交換レンズ「XF200mmF2 R LM OIS WR」のレビューを掲載しています。
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F2からシャープなレンズ
- XF100-400mmの3倍近くするXFで最も高価なレンズだ。
- 価格を正当化するのは難しが、ビルドクオリティがトップクラスの超望遠レンズの匹敵するのは疑う余地が無い。
- X-T3に装着すると、カメラがまるで小人のようだ。
- レンズサイズはフルサイズ用EF200mm F2L ISとほぼ同じ大きさだ。
- 従来のXFレンズの仕上がりは黒色塗装だったが、このレンズでは魅力的で個性的なマットシルバーを採用している。
- レンズフードはかなり大きいが比較的軽量だ。内側には反射防止用のフェルト生地が施されている。
- レンズとしては珍しく定格温度が表示されている。
- マグネシウム合金の鏡筒はカメラボディに使われている素材と同じでしっかりとしている。
- 手振れ補正システムはとても静かで特筆に値する。それにも関わらず補正効果は良好でファインダー像は安定している。
- 絞りリングは1/3段で正確に動作する。
- フォーカスリングは他のXFレンズと同じくバイワイヤ式だ。正確で簡単なフォーカシング操作を可能としている。しかし、初期設定のフォーカス速度はとても遅く、リングを大きく回転させる必要がある。
- マニュアルフォーカスは楽しめないが、X-T3との組み合わせでオートフォーカスを使えば十分だ。マニュアルフォーカスが必要な状況は×1.4のテレコンと組み合わせて接写するときくらいだろう。
- 三脚プレートはアルカスイス互換でネジ穴は2カ所ある。
- ×1.4テレコンは小さく軽量だが従来のテレコンと比べて遥かに優れている。
- X-T3との組み合わせでオートフォーカスはとても洗練されている。瞳AFはうまく動作し、一貫して完璧な結果であった。野生動物やスポーツでも結果を出すことが出来るレンズだ。
- 絞り開放から周辺減光は発生していない。
- 歪曲は見当たらない。
- 2600万画素のX-T3で信じられない程シャープな画質だ。F2.8へ絞っても僅かに改善する程度だ。
- 高度に補正されたレンズであるため、EF200mm F2.8L ISのようなクリーミーで特別なボケ味では無い。切れ味抜群のレンズなので致し方ない。
- レンズ構成枚数が多いので逆光時に絞るとゴーストが発生する。
- ×1.4テレコンを装着しても非常にシャープだが、コントラストは僅かに低下する。
フジフイルムが優れた望遠レンズを作ることができるのは明らかだ。これが最後にならないことを願っている。
長所:優れたビルドクオリティ・とても見事なレンズデザイン・優れた機能と操作性・高速、正確、静かなオートフォーカス・X-T3との組み合わせで強力な追従性能・F2から完璧に補正されたパフォーマンス・周辺減光なし・色収差なし・優れた手振れ補正
短所:大きく高価・マニュアルフォーカス・競合ほど滑らかでは無いボケ・やっぱり大きく高価
とのこと。
最新のカメラボディであるX-T3と組み合わせることで追従オートフォーカスもなかなか良好な模様。F2と明るく、開放から思う存分活用できるシャープな大口径望遠レンズに仕上がっているようです。
フルサイズ用200mm F2や300mm F2.8の実勢価格よりも高価なAPS-Cレンズというのが悩ましいところですねえ。
XF200mmF2 R LM OIS WRのレビュー・作例を集めるページはコチラ
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