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富士フイルム XF200mmF2 R LM OIS WR 最新情報まとめ

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「XF200mmF2 R LM OIS WR」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2019-01-09:ePHOTOzineがレビューを掲載しています。
  • 2018-12-25:Dustin Abbottがレビューを掲載しています。
  • 2018-11-29:PhotographyBlogがレビューを掲載しています。
  • 2018-11-18:作例・参考サイトをいくつか追加しました。
  • 2018-09-28:予約販売が開始されました。約77万円程度で出品を確認。
  • 2018-09-09:PhotographyBlogがサンプルショットを公開しました。
  • 2018-09-07:ePHOTOzineがサンプルショットを公開しています。
  • 2018-08-02:海外のレビューや作例を数点追加しました。
  • 2018-07-20:正式発表されました。発売予定日は10月下旬、予約販売は9月27日開始と言うことで少し先のこととなるようです。

レンズデータ

レビュー・作例・参考サイト

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

型番 XF200mmF2 R LM OIS WR
レンズ構成 10群16枚
(EDレンズ:2枚、スーパーEDレンズ:1枚)
焦点距離 f=250mm(35mm判換算:198mm相当)
画角 12.5°
最大口径比(開放絞り) F4(*注:公式の誤表示かも?)
最小絞り F32
絞り形式
  • 9枚(円形絞り)
  • 1/3ステップ(全19段)
撮影距離範囲 1.4m?∞
最大撮影倍率 0.22倍
外形寸法:最大径×長さ(約)
※先端よりマウント基準面まで
ø108mm x 203.5mm
質量(約)
※三脚座込み(レンズキャップ、フード含まず)
2,265g
フィルターサイズ ø105mm
同梱品 レンズフロントキャップ FLCP-105
レンズリアキャップRLCP-001
レンズフード
ショルダーストラップ
レンズケース

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

海外の評価

Dustin Abbott

  • XF100-400mmの3倍近くするXFで最も高価なレンズだ。
  • 価格を正当化するのは難しが、ビルドクオリティがトップクラスの超望遠レンズの匹敵するのは疑う余地が無い。
  • X-T3に装着すると、カメラがまるで小人のようだ。
  • レンズサイズはフルサイズ用EF200mm F2L ISとほぼ同じ大きさだ。
  • 従来のXFレンズの仕上がりは黒色塗装だったが、このレンズでは魅力的で個性的なマットシルバーを採用している。
  • レンズフードはかなり大きいが比較的軽量だ。内側には反射防止用のフェルト生地が施されている。
  • レンズとしては珍しく定格温度が表示されている。
  • マグネシウム合金の鏡筒はカメラボディに使われている素材と同じでしっかりとしている。
  • 手振れ補正システムはとても静かで特筆に値する。それにも関わらず補正効果は良好でファインダー像は安定している。
  • 絞りリングは1/3段で正確に動作する。
  • フォーカスリングは他のXFレンズと同じくバイワイヤ式だ。正確で簡単なフォーカシング操作を可能としている。しかし、初期設定のフォーカス速度はとても遅く、リングを大きく回転させる必要がある。
  • マニュアルフォーカスは楽しめないが、X-T3との組み合わせでオートフォーカスを使えば十分だ。マニュアルフォーカスが必要な状況は×1.4のテレコンと組み合わせて接写するときくらいだろう。
  • 三脚プレートはアルカスイス互換でネジ穴は2カ所ある。
  • ×1.4テレコンは小さく軽量だが従来のテレコンと比べて遥かに優れている。
  • X-T3との組み合わせでオートフォーカスはとても洗練されている。瞳AFはうまく動作し、一貫して完璧な結果であった。野生動物やスポーツでも結果を出すことが出来るレンズだ。
  • 絞り開放から周辺減光は発生していない。
  • 歪曲は見当たらない。
  • 2600万画素のX-T3で信じられない程シャープな画質だ。F2.8へ絞っても僅かに改善する程度だ。
  • 高度に補正されたレンズであるため、EF200mm F2.8L ISのようなクリーミーで特別なボケ味では無い。切れ味抜群のレンズなので致し方ない。
  • レンズ構成枚数が多いので逆光時に絞るとゴーストが発生する。
  • ×1.4テレコンを装着しても非常にシャープだが、コントラストは僅かに低下する。

フジフイルムが優れた望遠レンズを作ることができるのは明らかだ。これが最後にならないことを願っている。

長所:優れたビルドクオリティ・とても見事なレンズデザイン・優れた機能と操作性・高速、正確、静かなオートフォーカス・X-T3との組み合わせで強力な追従性能・F2から完璧に補正されたパフォーマンス・周辺減光なし・色収差なし・優れた手振れ補正

短所:大きく高価・マニュアルフォーカス・競合ほど滑らかでは無いボケ・やっぱり大きく高価

ePHOTOzine

  • 仕様書を見るとキャップ込みで2265gだが、我々が実際に計ると2240g、フード込みで2460gだ。
  • 大きなレンズだがバランスはよく、カメラとの組み合わせは良好だ。長時間は難しかもしれないが、それなりの時間の手持ち撮影を楽しむことが可能だ。
  • フォーカスリングはとても滑らかだ。
  • オートフォーカスは高速・静音・効果的だ。フォーカスリミッターは「5m?∞」「FULL」の2種類だ。
  • 絞りリングは1/3段で動作するクリックストップがある。
  • アルカスイス互換の三脚座はは取り除くことが出来ない。
  • 付属のテレコンバージョンレンズはマグネシウム合金製でハードな使用を想定したものだ。
  • マスターレンズの解像性能はフレーム全域で際立っている。F2-F4でoutstanding、F5.6-F8でexcellent、F11でvery good、F16-F22でfairだ。画質はフレーム全域で一貫している。
  • テレコン装着時は中央がF2.8-F8までexcellent、F11-F16でvery good、F22でfair、F32でsoftだ。隅はF2.8-F8までexcellent、F11でvery good、F16でgood、F22でfair、F32でsoftだ。とても信頼できる性能でテレコンを使用しても大幅に画質が低下することは無い。
  • 色収差はマスターレンズでもテレコン装着時でも中央から隅までとても良好に補正されている。
  • 歪曲収差はマスターレンズが0.14%の糸巻き型、テレコン装着でー0.05%の樽型と最小限だ。マクロレンズのように直線的である。
  • 高解像なレンズはボケが騒がしくなるものだが、このレンズはとても滑らかだ。
  • フレアは問題とならなかったが、逆光状態で撮影するとコントラストが低下する。ゴーストは確認できなかった。
  • 周辺減光はとても控えめだ。
  • 手振れ補正は5段分と言われているが、実際に試してみるとその通りだと感じた。
  • 全体的に素晴らしいパフォーマンスだ。

非常に高価なレンズだが、それでも強くおススメできるレンズである。

長所:F2・5段分の手振れ補正・高いビルドクオリティ・高解像・低色収差・テレコン付属・滑らかなボケ・高速で正確なAF・防塵防滴・歪曲無し

短所:サイズ・重量・価格

jonasraskphotography

  • このレンズはサイズ・レンズフード・ホワイトパールの塗装・フォーカススピード…全てが狂っている。そして画質も正気の沙汰ではない。
  • 画質は多くの点で「GF250mmF4 R LM OIS WR」よりも優れている。
  • レンズの塗装はキヤノンのような灰色ではなく、美しいパールホワイトだ。説明するのは難しいが実際に見てみると分るはずだ。白塗りの理由は熱の吸収を抑えるためだと推測している。
  • 金属鏡筒である。
  • フォーカスリングはとても滑らかでパーフェクトな減衰性である。絞りリングの低光量は適切だ。8-16mm F2.8と同じく驚くべきビルドクオリティだ。
  • とても大きなレンズだが、驚くほど軽量だ。鏡筒に軽量合金を使用しているためである。
  • GF250mmF4 R LM OIS WR」と同じように鏡筒最前部の4カ所にボタンが配置されている。フォーカスコントロールが可能で野生生物やステージ撮影での撮影にとても重要だ。
  • 5.0段分の手振れ補正は1/50秒で撮影しても全く問題無い補正効果である。
  • シャープネスだけでなく、周辺減光やボケが極上だ。ボケはゴージャスで滑らか、綺麗で完璧に近い。これまでのXFレンズと比べて最高のボケとなる。
  • シャープネスは10?15mの撮影距離で感銘を受けた。隅から隅までシャープである。
  • フィルターは105mmを使用する。ドロップインのリアフィルターがあると良かった。欠点はそれくらいで後は価格が高いことくらいだ。
  • 古いテレコンはF2.8より大口径には対応していないため新しいテレコンが用意されている。このテレコンと組み合わせることで画質低下がゼロに近い420mm(換算値)を得ることが可能だ。

PhotographyBlog

  • XF200mm F2 R LM OIS WRは巨大な望遠レンズだ。特に大きなレンズフードに、2,265gの重量、20cmの全長であり、X-T3が小さく見える。
  • XF史上で最大のレンズとなるが、キヤノンやニコンのフルサイズ一眼レフ用と比べると小型軽量だ。
  • 全体的にXFレンズの中で最高のビルドクオリティだ。真鍮製マウントにマグネシウム合金鏡筒、105mmの巨大なフィルター径を持つ。防塵防滴は17ポイントで密閉されている。
  • ゴム製のフォーカスリングは滑らかに動作する。
  • 従来からある絞りリングは1/3段で動作する。
  • 5段分とされる光学手振れ補正は実際にうまく機能する。
  • オートフォーカスはリニアモーター駆動でとても静かで高速だ。低照度環境でも多くの場合は高速で無音、そしてハンチングは無い。
  • 三脚環は取り外しが出来ない。
  • 周辺減光は僅かだ。
  • 歪曲はほとんど無い。
  • 色収差はテストショットでサンプルを提供できないほど良く補正されている。
  • ボケの評価には個人差があると思うが、我々の感想としてはとても良好だ。
  • シャープネス:F2から中央も四隅も顕著なシャープさだ。F28-F11でピークのパフォーマンスとなり、F16-F22で回折の影響を受ける。

画質・機能・ビルドクオリティ・価格、すべてにおいてプロフェッショナルな高級レンズだ。野生動物やスポーツなどの仕事で使うようなレンズだが、レンタルで体験してみる価値はある。×1.4テレコンは劣化が分からないほど良好なまま画角を280mmに変化させることが可能だ。

最も高価なXFレンズだが、野生動物やアクションのプロフェッショナルは価値を見出せるだろう。

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