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富士フイルムXC35mmF2は価格を考慮すると賞賛に値する中央解像

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Lenstipが富士フイルムのミラーレス用交換レンズ「XC35mmF2」のレビューを掲載しています。部分的にXF版より良好なところがある模様。ただし、歪曲収差はXF版より大きな樽型歪曲とのこと。

  • 2020年初め頃に発売した手頃な価格のXC単焦点レンズだ。
  • レンズマウントはプラスチック製だ。直径23mmの後玉は固定されている。
  • レンズ外装はプラスチック製だ。
  • 製造国はフィリピンである。
  • 幅23mmのフォーカスリングは電子制御式だ。ピント全域のストロークは約360度である。最初の180度は最短撮影距離から1mまで、それ以降で1mから無限遠をカバーしている。適切な抵抗量で滑らかに動作する。
  • 43mmフィルター径はXマウント用レンズとしては最も小さい。
  • 全体的にコスト抑えたプラスチック外装となっている。しかし、これと言った欠点は見当たらない。
  • レンズ構成を見る限りでは「XF35mmF2 R WR」とほぼ同じだ。同一を言い切ることは難しく、コーティング・鏡筒の素材・反射防止構造・機械的なケラレに差がある可能性は否めない。
  • 解像度
    ・X-T2のRAWファイルに基づき測定している。
    ・最高の単焦点レンズで80lpmmだ。
    ・良像の基準値は44~45lpmmとなる。
    ・レンズの価格を考慮すると中央解像は賞賛に値する。開放からすでに60lpmmを超える非常に優れた画質だ。絞るとさらに改善し、F4-5.6でピークの75-76lpmmに達する。
    ・フレーム端はF2からF8までほぼ同じ数値(60lpmm前後)を維持している。
    ・全体的に見て、XF版よりも優れているようだ。
  • 軸上色収差は発生しているものの、大きな問題ではない。XF版と比べると優れているように見える。
  • 倍率色収差の性能はXF版と似ている。最大で0.07%と常に低い数位に抑えられている。
  • 僅かに球面収差の影響が残っているものの、心配する必要のない程度だ。
  • 歪曲収差はレンズでの補正を完全に諦めている。この画角で歪曲収差を補正するのはそれほど難しくないことを考えると痛いポイントだ。-4.29%と非常に大きく、面白いことにXF版のー3.49%よりも顕著である。
  • コマ収差は絞り開放でハッキリと見える。F2.8まで絞っても改善しない。ここでの傾向はXF版とよく似ている。
  • 非点収差の平均値は3.6%と非常に低い数値に抑えている。とても肯定的に評価できる。
  • 非球面レンズの影響は見られるものの、とても素晴らしいボケ描写だ。ただし、四隅における口径食の影響が強く、F4まで絞っても目に見える影響が残る。
  • 周辺減光はJPEGで撮影する限り、ほとんど心配する必要は無い。ただしRAWではF2で-1.75EVの大きな減光となる。とは言え、小型サイズのF2レンズであることを考えると驚くべきことではない。
  • 逆光耐性はとても良好だ。絞り開放付近で太陽がフレーム内にあると緑がかったフレアが発生するものの、絞るかフレームをずらすと解消する。
  • オートフォーカスはノイズレスでフォーカス速度に問題は無い。ピント距離全域を0.4~0.5秒で移動する、とても良好な結果だ。フォーカス精度に大きな不満はない。パフォーマンスは完璧と言えないが、ミスショットは4%以下である。

長所:手のひらサイズ・優れた中央画質・実用的な端の画質・穏やかな倍率色収差・球面収差の問題なし・無視できる非点収差・優れた逆光耐性・静かで高速かつ正確なAF・コストパフォーマンス

短所:プラスチック鏡筒・軸上色収差が目立つ。コマ収差・目立つ周辺減光・RAWで大きな歪曲収差

既存のXレンズラインアップをとても賢く補完するレンズだ。高価なXFレンズと同じような性能だが、ほぼ半値だ。もちろんプラスチック外装のビルドクオリティは注意する必要がある。それでも使って楽しいレンズだ。

Lenstip:Fujifilm Fujinon XC 35 mm f/2

とのこと。
同じようなレンズ構成で描写に差があるのは気になる所ですね。個体差の可能性もありますが、歪曲収差の違いが大きいのは不思議ですねえ。(テストしているボディや時期がこのとなるので環境の変化である可能性も捨てきれませんが…)
細かい部分はさて置き、価格設定を考えるとコストパフォーマンスの高い描写性能に仕上がっている模様。私はX-Pro3やX-T30と組み合わせてXF版を使ったことがあり、確かに良いレンズだと感じました。「XF35mmF1.4 R」のような柔らかい描写ではありませんが、接近時の後ボケはF2シリーズの中で比較的綺麗な描写に見えます。

プラスチック外装・プラスチックマウントの耐久年数が気になるものの、絞りリングや防塵防滴仕様が必要無ければ面白い選択肢となりそうです。今後似たようなコンセプトのXC F2レンズ群に期待したいですねえ。

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