Admiringlightが富士フイルム「XF56mmF1.2 R」のレビューを掲載しています。
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- 単焦点レンズの中では大きく、23mm F1.4と直径は同じだが全長がやや長い。見た目ほど重くは無く、X-E2と組み合わせてもバランスは良好だ。
- フォーカスリングは良好に減衰され滑らかだ。
- 絞りリングは期待していたよりも少し緩いが14mm F2.8ほどでは無い。
- レンズフードはプラスチック製で逆さ付け可能である。
- オートフォーカスは高速だが、コントラストAFを使用するとそれほど速くはない。
- 大口径レンズとしては訴求力のあるシャープネスだ。F1.2からフレーム全域で驚くほど鮮明な画質で、接写の絞り開放でさえとてもシャープだ。四隅は像面湾曲の影響かある程度ソフトだが、絞るとフレーム全域でシャープとなる。F4まで絞ると四隅まで絶対的にとてもシャープな画質だ。
- ボケはパーフェクトといかないものの、大好きな描写だ。ほとんどの状況で滑らかな描写となり、玉ボケの縁取りは僅かだ。
- 色はナチュラルかつニュートラルだ。小絞りでは発色が強くなる。
- コントラストは比較的穏やかだが、F2を超えて絞るとコントラストは急激に高くなりパンチの効いた描写となる。
- 倍率色収差は最小限だ。
- 歪曲は実質的にゼロだ。
- 面白いことに大口径レンズながら周辺減光が小さい。F1.2でさえ減光は比較的少なく、F1.8まで絞れば無視できる程度だ。
- 逆光耐性はとても良好だ。
- 球面収差は絞り開放を使い暗い背景に白い被写体を撮影した時のみ気が付く程度だ。
長所:良好な造りの総金属鏡筒・よく減衰されたフォーカスリング・F1.2からフレーム全体でシャープ・少し絞ると四隅までシャープ・とても気持ちの良いボケ・絞り開放から優れた発色とコントラスト・逆光耐性・大口径ながら歪曲や周辺減光が小さい・オートフォーカス・価格
短所:絞りリングが期待したものより緩い・軸上色収差・F1.2における球面収差
このレンズは登場した時点でXFシリーズで最も高価なレンズだ。しかし、大口径と描写を考えると999ドルはお買い得とも言える価格設定だ。
鮮明な被写体分離、素敵なボケ、素晴らしいシャープネス、優れた発色とコントラストとゴージャスなレンズである。フジXシューターにとって、このレンズはカメラバッグに収めるべき珠玉のレンズに違いない。
とのこと。
ボケが綺麗で基本的な光学性能の評価も高いようです。作例を確認すると確かにボケが綺麗で魅力的な描写ですね。
ボケ質の評価はレビュワーによってやや温度差があるようです。ピント距離ごとに作例をチェックして自分の好みに合うかどうか確認するべきかもしれません。
他のレビューサイトでも指摘されているように絞りリングは少し緩い模様。
XF56mmF1.2 Rのレビュー作例を集めるページはコチラ
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