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サムヤン AF 35-150mm F2-2.8 はしっかりとした光学性能で無視できないコスパ

Digital Camera Worldが「AF 35-150mm F2-2.8」のレビューを公開。良好なレンズの作りと光学性能、機能性を高く評価。大きく重いレンズではあるものの、無視できないコストパフォーマンスと言及。

Digital Camera World:Samyang AF 35-150mm f/2-2.8 review

  • 外観:大口径らしく82mm径フィルターに対応。カスタマイズに対応するLens Stationを利用可能。
  • 構造:外装は金属製。防塵防滴。
  • 携帯性:1.23㎏とかなり重い。三脚座に対応していると良かった。手持ち撮影も可能だが、長時間の撮影は難しい。ズーム操作で内筒が伸びる。
  • 操作性:幅広いズームリングはしっかりと握ることが出来る。自重落下を抑える十分な抵抗がある。AF/MFスイッチや複数のFnボタンを搭載。カスタムスイッチでリングやボタンの機能変更が可能。
  • AF:応答性が良く、高速動作。とても静か。ズーム時にピント位置が変化しない(ピントを自動的に調整する)。
  • MF:フォーカスリングは適度なサイズと抵抗。フォーカスブリージングは目立たない。
  • 手ぶれ補正:非搭載。
  • 解像性能:中央はズーム全域で抜群の性能。F4まで絞ると隅との均質性が向上する。6100万画素にも耐えうる光学性能。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:記載なし。
  • 軸上色収差:絞り開放で極わずか。
  • 倍率色収差:目立たない。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:良好な補正状態。広角側でわずかな樽型、50mm以降で糸巻き型。
  • 周辺減光:35mm F2で過度ではない周辺減光。レンズ補正は十分ではない。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:太陽がフレーム内にあるとフレアを避けられない。
  • 光条:絞ると綺麗な光条。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:大きく重いレンズだが、見返りは十分にある。しっかりとした光学性能で手ごろな価格。コストパフォーマンスは無視できない。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考

とのこと。
タムロン「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」と同じく、非常に珍しい「35-150mm F2-2.8」の大口径ズームレンズですね。サムヤンAFシリーズの中では高価な選択肢で、日本国内での流通価格はタムロンとほとんど差がありません。AF性能やケーブル経由のカスタマイズに対応しているタムロンのほうが使い勝手が良いと思いますが、フォーカスブリージングやパーフォーカルを重視するならサムヤンを選ぶのもアリと感じるかもしれません。

Digital Camera Worldのレビューでは全体的に良好な性能を発揮しているようです。隅の解像性能はF4まで絞ると均質性が向上する模様。このあたりはSony Alpha Blogと似たような見解ですが、SABはさらにF5.6まで絞った時がピークと言及しています。

サムヤン AF 35-150mm F2-2.8 FE 最新情報まとめ

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年4月6日 初値 164,700円
マウント E 最短撮影距離 0.33m
フォーマット フルサイズ 最大撮影倍率 0.175-0.18倍
焦点距離 35-150mm フィルター径 82mm
レンズ構成 18群21枚 手ぶれ補正 -
開放絞り F2-2.8 テレコン -
最小絞り F16-F22 コーティング UMC
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ×157mm 防塵防滴 対応
重量 1224g AF STM
その他
付属品
レンズフード・ポーチ

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