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ソニー「α7R V」はどのようなカメラとなるのか?

Sony Alpha RumorsがDPReviewのフォーラムに投稿されたソニー「α7R IV」に関するウィッシュリストのようなものをピックアップしています。そういえば更新サイクルから、Rシリーズが登場するなら2021年でしたね。

α7R Vウィッシュリスト

Sony Alpha Rumors:A7RV ? safe predictions by Semorg

DPReviewフォーラムのsemorgが正しい推測と思われるα7R Vに関するリストを作成した。

  • α7R Vがキヤノンにとどめを刺す
    ・EOS R5と違いオーバーヒートしない
  • 6100万画素CMOSセンサー
    ・ソニーはセンサーとプロセッサーの更新を交互に実施している。
    ・R IVではセンサーが更新されたので、Vは据え置きだ。
  • BIONZ XRプロセッサ
    ・更新サイクルからすると、プロセッサを更新するはずだ。
    ・このプロセッサにより大量のデータ処理が可能となる。
  • 8K 30p(1.1?1.3クロップ)
    ・新プロセッサで4K 120pが処理できるなら8K 30pに対応できるという考えは間違っていないはずだ。
    ・ビットレートは高くなるがCFexpress Aならば対処できる。
  • 4K 30-60pのHQモード
    ・8Kからダウンサイズした4Kになる。
    ・4K 30pは恐らく可能であり、4K 60pもおそらく可能だろう。
  • 4K 120fps
    ・α7R IVと同じように120fpsの機能があり、新プロセッサ導入により優れた120fps動画を利用できるはずだ。
  • 5.5?6.0段のボディ内手ぶれ補正
    ・キヤノンに匹敵する強力なボディ内手ぶれ補正を実現するため、クロップ機能が必要かもしれない。
  • デュアルCFexpress TypeAなど
    ・CFexpress A
    ・S IIIと同じファインダー、モニター、メニュー、カラーサイエンス
  • フルサイズHDMI
    ・S IIIと同じフルサイズHDMIとなるかは不明だ。
    ・キヤノンにとどめを刺したいのであればフルサイズだろう。
  • 16Bit リニアRAW
    ・外部出力による16BitリニアRAWを開発中である可能性がある。
  • α7 IVについて
    ・10月/11月?
    ・BIONZ XR搭載に違いない。
    ・2021年のフルサイズ市場を席捲するモデルとなる可能性が高い。
    ・S1Hほどの機能性は無いが、6K RAWの優れた画質とAFのカメラとなるかもしれない。

とのこと。
噂情報ではなく、あくまでもSony Alpha Rumorsが共感したウィッシュリストである点に注意。とは言え、悪くない推測のように見えます。

8Kのオーバーヒートを防ぐことができるのか気になるところですが、新型プロセッサ搭載による処理能力向上の可能性は高そうですね。プロセッサとCFexpress Aの導入により「8K」「4K 120p」「RAW動画」「連写速度・バッファの改善」「メニューシステムの更新」は期待したいところ。

手ぶれ補正はソニーαシリーズが見劣りするポイント。現状、競合他社と比べて効き目が少し悪く感じるので、そろそろ改善してほしいですねえ。センサーをクロップすることで、可動範囲を内側へ広めるのは面白い発想と言えるかもしれません。(物理的に可能なのか、電子補正となるのか不明ですが)

登場時期はどうなるか?歴代Rシリーズの発売時期は以下の通り。

  • α7R:2013-10-16
  • α7R II:2015-6-25
  • α7R III:2017-10-25
  • α7R IV:2019-7-17

2年後ごとに更新されているので、2021年の夏・秋に「α7R V」が登場する可能性は十分にあると思います。とは言え、コロナ禍・AKM火災などによる更新サイクルへの影響はあるかもしれません。

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