Venus Opticsから新しいマイクロフォーサーズ用レンズが登場すると噂になっています。今度は「10mm F2」と明るい広角単のようですね。非常にコンパクトで、さらに電子接点搭載モデルとなっている模様。
LAOWA 10mm F2.0 C&D-Dreamer MFT
ポイント
- マイクロフォーサーズ対応
- 焦点距離:10mm
- 絞り:F2.0-22
- レンズ構成:7群11枚
- 絞り羽根:5枚
- 最短撮影距離:12cm
- 最大撮影倍率:0.15倍
- フィルター:46mm
- サイズ:φ53mm×41mm
- 重量:125g
マイクロフォーサーズらしいコンパクトな広角単焦点に仕上がっているみたいですね。「Laowa 7.5mm f/2 MFT C-Dreamer」や「Laowa 9mm F2.8 Zero-D」と比べると画角が狭いものの、使いやすい、程よい画角の広さと言えるでしょう。
マイクロフォーサーズ賛同企業の中で10mm単をリリースしているのはコシナくらいなので、面白い選択肢と言えそうです。
特筆すべきは絞りリングが無いことでしょうか。「LAOWA 50mm F2.8 2X ULTRAMACRO APO」と同じく電子接点を搭載してボディ側の制御に対応しているものと思われます。マニュアル操作はピントのみ、そして自動アシストが機能するので、従来のLAOWAレンズよりも遥かに使いやすいと感じるはず。
問題は互換性。私はLAOWA 50mm F2.8を購入して使用してみたところ、距離エンコーダー非対応らしく、手ぶれ補正が利かなかったり、ライブビューがフリーズするなどの動作不良が見られました。(初期不良を疑ってみたものの、交換品でも同じ現象)
古いボディでは問題無く動作するものの、機種によっては動作がイマイチとなるのが実に惜しい。10mm F2.0ではこのあたりが解消されていると良いのですが…。
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